ファミリー向けクーラーボックスの選び方とおすすめ5選!使い勝手と保冷力が決め手 2021.09.12 news
食材の鮮度を保ち、飲み物を冷やしてくれるクーラーボックスは、アウトドアレジャーに欠かすことのできないアイテム。大きさは大小さまざまで、素材やデザイン、カラーも多彩です。今回はファミリーで使いやすいサイズのおすすめモデルを5つご紹介します。
【目次】
■クーラーボックス選び方のコツ
■注目のクーラーボックス5選
-1.コールマン「スチールベルトクーラー 54QT」
-2.イグルー「ディープドロー 60 ローラー」
-3.DOD「ソフトくらぞう(46)」
-4.FIELDOOR「ノーザンクーラーボックス」
-5.ダイワ「プロバイザートランクHD II TSS 3500」
■クーラーボックスを上手に使うコツ
クーラーボックス選び方のコツ
クーラーボックスはバリエーションもサイズも豊富。今回はファミリーで使う際に活躍する、大容量ハードクーラーの選び方のコツをご紹介します。
ファミリー向けオススメサイズは35L以上
クーラーボックス選びで悩ましいのがサイズ。小さいと充分な食料が入らないし、大きすぎては隙間から冷気が逃げてしまいます。4人家族の場合、一般的に30L(リットル)以上が使いやすいといわれていますが、今回はより余裕のある35L以上のモデルからピックアップしました。大きくなればなるほど中身を入れた時に重くなり、運搬が大変になるのでキャスター付きもおすすめです。
2台持ちもオススメ
車のトランクにスムーズに入るか?無理なく安全に運べるか?など、必ずしも“大は小を兼ねない”ことにご注意。遊びのスタイルによっては、サイズを変えた2台持ちが便利な場合もあります。まずは家族に必要な食材や飲料の量を、しっかり把握することが大切です。
保冷時間は参考程度に
保冷力はおおむね、本体の厚みに比例します。つまり、保冷力の高いものは大きさの割に容量が少ないということ。保冷時間を公表しているブランドもありますが、実際の保冷力は外気や置く場所の条件、入れる中身などで変化します。あくまで参考程度にしておきましょう。
デザインもかなり大切です
大きくて存在感のあるクーラーボックスは、フィールドの雰囲気を大きく左右するもの。使い勝手はもちろん重要ですが、もしも迷ったら自分の好みの色や形で決めれば、よりアウトドアレジャーが楽しくなるはずです。
ファミリー向けクーラーボックス5選
キャンプをはじめ、レジャーには欠かせないクーラーボックスですが、ファミリー向けとなるとドリンク以外に家族分の食材も入れられる大容量のハードクーラーボックスがメイン。今回は、さまざまなバリエーションの使いやすい注目のクーラーボックスを5つ紹介します。
1.ハードクーラーの代名詞的存在
コールマン(Coleman)
「スチールベルトクーラー 54QT」
“スチベル”という愛称で知られる、ハードクーラーの定番・コールマン「スチールベルトクーラー」。1954年の誕生以来、世界中のアウトドアフィールドで愛され続けているハードクーラーの代名詞ともいえる存在です。その名の通り、ボディにスチール(鉄)を採用した、オーセンティックなルックスが特徴的。ボディとフタに厚さ3cmの発泡ウレタンを入れているため保冷力は充分です。
見た目にも所有欲をそそる!
2.大型キャスターで移動も楽々
igloo(イグルー)
「ディープドロー 60 ローラー」
容量が大きいだけに、重くなりがちなファミリー向けクーラーですが、キャリーハンドルとローラー付きのモデルなら移動も楽々です。アメリカ屈指のクーラーボックスブランドのイグルーの「ディープドロー 60 ローラー」は、350ml缶が93本収納可能の大容量タイプですが、キャリーケースのように伸ばしたハンドルを引っ張って移動できます。
高密度のウレタンフォーム“ウルトラサーモ”の採用で、長時間の保冷力を確保しています。また、上ブタには缶を置くスペースも設けられているので、テーブルとしても使うことができます。
350ml缶93本収納可能の大容量タイプ
3.ありそうでなかった!?ファミリーサイズのソフトクーラー
DOD
「ソフトくらぞう(46)」
46Lとファミリーでも使える大型タイプのソフトクーラー。2Lのペットボトルを縦置きでき、中身を仕切れるパーテーション板が2枚付属するので、大容量でも中身がごちゃつくことなく整理整頓して使うことができます。
ソフトクーラーとはいえ、最大積載重量が20kgとしっかりとした造り。機密性高い止水ファスナーを採用しているのもポイントで、メーカーによると保冷性の試験の結果、氷が溶け切るまで最長で56時間も保ったとのこと。
大型タイプの46Lソフトクーラー
4.トレンドを押さえた注目モデル
FIELDOOR(フィールドア)
「ノーザンクーラーボックス」
クーラーボックスの最新デザイントレンドである、ハードなデザインとT型ハンドルを取り入れたモデル。フタとボディのそれぞれを、激流下りのカヤックにも使われるロトモールド工法で製造。継ぎ目のない一体構造で、耐衝撃性と保冷力が高められています。
ボディの厚みは最大で50mmもあり、メーカーのテストでは、7日間経過しても氷が溶けきらない状態を確認できたそうです。350ml缶が56本入る写真の42.5Lタイプのほか、さらに大型の66.2L(幅約80cm)タイプも用意。しっかりとした基本性能だけでなく、フィールドで映える男前なデザインも魅力です。
継ぎ目のない一体構造が特徴!
5.最高の保冷力を持つ真空パネルを採用
ダイワ
「プロバイザートランクHD II TSS 3500」
釣った魚を新鮮なまま持ち帰る、釣り人が認める高性能なクーラー。発泡スチロールの約10倍の断熱性を持つ真空パネルを、底と全面、背面の3ヶ所に配置しています。使い勝手も考え抜かれ、フタは両側どちらからも開閉でき、取り外して丸洗いも可能です。
サイドハンドルで移動できる音の静かなキャスターを採用し、本体内部に消臭剤を配合しているのもフィッシングブランドらしさを感じさせます。6面すべてに真空パネルを採用したハイエンドモデルから、ウレタンや発泡を使用したエントリーモデルも用意されているので、使用スタイルや予算に応じて選ぶことができます。
釣り人が認める高性能クーラー
クーラーボックスを上手に使うコツ
お気に入りのクーラーボックスを見つけたら、上手な使い方もマスターしたいもの。いくつかのコツを覚えておけば、より快適なアウトドアレジャーを楽しめますよ。
冷気を上手にコントロールする
冷たい空気は上から下へ流れるので、保冷剤は中身を入れてから上に載せると全体が冷えるようになります。中に入れるものは常温ではなく、あらかじめ冷やすか冷凍しておくと保冷剤が長持ちします。100円ショップの断熱剤をクーラーの大きさに切って内蓋にするのも効果的です。
置き場所も大切
直射日光が当たると庫内の温度が上がってしまいます。木陰やタープの下などに置くか、レジャーシートを1枚かけるだけでも保冷効果が長持ちします。直射日光で熱せられた地面の暑さが伝わらないよう、スタンドなどに乗せておくのも効果的です。
使用中に注意すること
フタを開けるたびに冷気と熱気が入れ替わってしまうので、開ける回数を極力減らし、取るものを決めてから短時間の開け閉めを心がけましょう。複数クーラーボックスがある場合は、すぐに使うものと次の日に使うもので分けておくと便利です。
クーラーボックスを利用してアウトドアレジャーに行こう!
海はもちろん、川や山など、あらゆるアウトドアレジャーに欠かせないクーラーボックス。凍らせたタオルや冷たいドリンク、キャンプで家族全員分の食料…いっぱい詰めて持ち出せば、アウトドアレジャーが快適になりますよ。
(文/杉山元洋)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事