
吉野川でラフティング!小学生もOKな家族で楽しめる6つのツアー 2018.08.09 ラフティング 大歩危・小歩危・剣山
高知県と徳島県を流れる吉野川は、利根川や筑後川と並んで「日本三大暴れ川」の1つに数えられています。吉野川の中でも屈指の激流が集中する「大歩危(おおぼけ)」「小歩危(こぼけ)」という渓谷の近辺は、専用のゴムボートで下るラフティングツアーで人気のスポット。
激流でのラフティングなんて子供は参加できないんじゃないの…と思われるかもしれませんが、小学生から参加OKのツアーもたくさんあるんです!今回はバリエーションに富んだ6ツアーを厳選して紹介。家族みんなでラフティングを楽しみましょう!
【目次】
■世界大会も行われる吉野川ラフティングとは?
■ラフティングは小学生でも体験できる?
■ラフティングに必要な持ち物はなに?
■小学生OKの吉野川ラフティングツアー6選
- 1.流れが穏やかな区間を下る初心者コース
- 2.大きな瀬を体験できる中級コース
- 3.カヌー・SUP・ダッキーも楽しむならこれ!
- 4.水遊びもたっぷり楽しむショートコース
- 5.10歳からOK!激流の小歩危に挑む!
- 6.GW・夏休み限定!上流でのんびりラフティング
吉野川では世界大会も開催!最高のラフティングコースを堪能しよう
PIXTA
吉野川はラフティングコースの中でも、世界基準でグレード4という評価の激流コースです(グレードは1から6までの段階があり、6が最高レベル)。
2017年には吉野川でラフティングの世界大会が行われました。吉野川の流れや周囲の自然環境、実際のラフティング大会運営の様子などを視察した結果、世界大会の会場として決定されたのです!
そんな話題の吉野川は、日本中のラフティングファンが1度は行ってみたい憧れの激流スポットなんです。
<<吉野川で体験できるラフティングツアーの一覧はこちら>>
日本屈指の激流ラフティングは小学生でも体験できる?
日本屈指の激流スポットということもあり、吉野川のツアーはおおむね中学生から参加可能となっていますが、家族向けのツアーや、身長が条件をクリアしていれば年齢不問というツアーもあるので小学生でも体験することができます。
もちろん安全面も考慮されており、中級レベルの急流ポイントや川遊びを多く取り入れた特別なコースでベテランガイドと一緒に自然の中で楽しく遊べますよ!もちろん大人が参加しても楽しい内容ですので、家族みんなで盛り上がりましょう。
子供が川遊びをする場所となると、お父さんやお母さんは水質や環境も気になるのではないでしょうか?
天然の鮎が泳ぐほど水がきれいな吉野川は、遠くから眺めても川底が見えるほどの透明度です。こんな澄み切った大自然の川で遊んだらとっても気持ちいいでしょうね!
ラフティングに必要な持ち物はなに?
ツアーに参加する際に必要な持ち物は、水着もしくは濡れてもいい服、濡れてもいい靴(スポーツサンダルやリバーシューズがベスト。レンタルできる場合もあり)と、ツアー後に体を拭くタオルぐらいです。眼鏡をかけている人は眼鏡バンド、コンタクトの方はゴーグルを用意しましょう。また、夏場は日焼け止めも持参しておくといいですよ。
基本装備のレンタルは参加料金に含まれていることがほとんどです。荷物が多くなるのを避けたい人にはうれしいですよね。
■小学生OKの吉野川ラフティングツアー6選
それでは小学生から楽しめる、おすすめの吉野川ラフティングツアーを6つ紹介します!春から秋まで開催されているツアーが多いので、連休や夏休みを利用して、家族でラフティングに挑戦してみませんか?
1.身長120cm以上なら参加OK!流れが穏やかで川幅も広いコース
「リバーランプラス」の“初級ファミリーツアー”は、身長120cm以上であれば参加OK!小学校低学年程度の子供から60歳以上のシニア世代まで、家族で楽しめツアーです。
激流で名高い吉野川ですが、このツアーでは流れが緩やかで川幅も広い穴内川(あなないがわ)との合流地点から、JR土讃線「豊永」駅周辺の約6kmの区間を、所要時間約3時間でゆっくり川下りします。
瀬(流れが急なところ)は少ないものの、波はしっかりとあるので、家族みんなで力を合わせて乗り越えましょう!
天然の鮎が泳ぐ清流、吉野川でライフジャケットの浮力でプカプカと浮かんだり、きれいな水を掛け合ったり。ご希望の方には岩やボートからの飛び込み、ボートの上でシーソーのようにして遊ぶバランスゲームといったスリリングな川遊びも楽しめます。
ラフティングの途中途中で、支流や岸辺も探索しますが、日常では味わえないような牧歌的な田園風景に身も心も癒やされることでしょう。
- 高知県長岡郡大豊町西土居1番地-1 豊永ポエムベース
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2.大きな瀬が集まる大歩危コースは身長140cmからOK!
同じく「リバーランスプラス」が開催している“中級半日ツアー”は、身長140cm以上なら参加できるツアーです。
大きな瀬が集まる大歩危がツアーの舞台で、JR「豊永」駅から「土佐岩原」駅あたりまでの約4km中の区間を下ります。このコースには「豊永の瀬」や「三段の瀬」、「岩原の瀬」といった激流ポイントが大きく3つあり、吉野川らしい迫力のあるラフティングが楽しめます。
激しい瀬の後には必ず流れの緩い瀞場(とろば)があり、小学生や初心者の方でも気軽に川遊びを満喫することができますよ。
- 高知県長岡郡大豊町西土居1番地-1 豊永ポエムベース
3.身長140cmからOK!カヌー・SUP・ダッキーも体験できる1日コース
こちらも「リバーランプラス」が開催するコースで、参加条件も先ほど紹介したコースと同じ身長140cmからとなる“1日ツアー”。
ツアー参加日まで詳しいコースが明かされないドキドキわくわくの内容ですが、基本的には大歩危を含む穴内川との合流地点からJR「土佐岩原」駅の約10kmを下るというツアーです。
ランチはお弁当を中心に日替わりで用意してくれます。季節や時間によっては、ランチタイムにカヌーやSUP、ダッキーなども体験できるので、体力に余裕のある方はチャレンジしてみては?ほかのツアーと同様、ラフティングに川遊び、吉野川の大自然の景色も堪能できる盛りだくさんの内容です。
- 高知県長岡郡大豊町西土居1番地-1 豊永ポエムベース
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4.激流ポイントを除く大歩危コースで水遊びいっぱいのラフティング!
小学1年生から参加できる「サファリ」の“半日ファミリーツアー”では、大歩危コースの激流ポイントを除いた区間でラフティングと川遊びをたっぷり楽しめます。
いくつかの急流のほかは適度な流れが続くので、子供や初心者の方に最適!増水時は中流のロングコースで川下りを堪能できます。
ツアーの途中では、ボートから下りて吉野川の流れに身を任せるボディラフティングやラフトボートでのスライダー、ウォーターガンでの水合戦、岩からの飛び込みといった水遊びにも挑戦してみましょう!
- 徳島県三好市池田町イタノ3306-6 サファリ(旧 一の瀬荘)
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5.参加は10歳から!激流ポイントが多い小歩危コースに挑む!
10歳から参加できるのが「タオアドベンチャー/ループライン」が開催する“小歩危半日ツアー”です。
吉野川の中で最も激流ポイントの多い小歩危を下るツアーで、「森囲いの瀬」や「2段の瀬」、「ゴルジュ瀬」といった吉野川の難所を越えることで家族の絆が試されるかも!?激流だけでなく、流れが穏やかな場所では川遊びも満喫できます。
激流で有名な吉野川でのラフティング、しかも小歩危を下るとなると、小学生や初心者の方は抵抗を感じるかもしれませんが、ボートに同乗するのは6年以上の経験を積んだ頼もしいリバーガイド。陸上からもサポートスタッフが並走するので、安心してチャレンジしましょう!
- 徳島県三好市山城町柴川1101 タオ小歩危ベース
6.GW・夏休みの限定開催!上流の緩やかなエリアでのんびりラフティング
GWと夏休み期間となる7月下旬から8月下旬まで開催されているのが、「フォレスト&ウォーター四国」の“ファミリーラフティング”です。こちらも小学1年生から参加OKで、大歩危・小歩危より上流の穏やかなエリアでのんびりとラフティングや川遊びができるツアー。
水しぶきを浴びながら瀬に立ち向かうラフティングは、小学生にとってスリルと興奮に満ちた大冒険!お父さんお母さんにとっても、普段見られない子供の一面を垣間見たり、ツアーを通して成長する姿にふれられる機会になるかもしれませんね。
吉野川の雄大な自然の中で行うラフティングは、家族にとって忘れられない思い出になること間違いなしです。
- 高知県長岡郡大豊町大砂子20-3 フォレスト&ウォーター四国
吉野川でラフティングと合わせて観光も楽しもう!
大歩危・小歩危には観光スポットもたくさんあり、ラフティングと合わせて楽しむことができます。
例えば、2012年に「世界の徒歩吊り橋10選」に選出された「かずら橋」は、美しい秘境の渓谷に架かる吊り橋です。人ひとりが歩くだけでもゆらゆらと揺れ、足元の隙間からは川面が見えるというスリル満点のレジャースポット!
ほかにも窓のないトロッコ列車から渓谷の景色を楽しんだり、日本一危険な場所に立っていると思われる小便小僧や、秘境のカフェ「森のくまさん」で天然の蜂蜜を使ったドリンクをいただいたりと、旅の途中で寄り道を楽しんでくださいね!
アウトドアレジャー予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、吉野川以外にも全国のラフティングツアーをはじめ、さまざまなツアーを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
(編集部注*2016年3月28日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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