飛騨高山の観光スポット27選!古い町並みや自然を満喫する旅を 2023.09.17 高山・飛騨
【目次】
■飛騨高山の文化や情緒を楽しむ
- 1.古い町並み・さんまち通り
- 2.宮川朝市
- 3.高山陣屋・陣屋前朝市
- 4.飛騨国分寺
- 5.日枝神社
- 6.櫻山八幡宮・高山祭屋台会館
- 7.飛騨高山レトロミュージアム
- 8.飛騨民俗村・飛騨の里
- 9.飛騨物産館
【column】飛騨の定番土産「さるぼぼ」ってなに?
- 10.高山まちなか屋台村 でこなる横丁
- 11.光ミュージアム
■飛騨高山の大自然を満喫
- 12.宇津江四十八滝
- 13.飛騨大鍾乳洞
- 14.乗鞍スカイライン
- 15.平湯大滝
- 16.新穂高ロープウェイ
- 17.奥飛騨クマ牧場
■飛騨高山の温泉に癒やされる
- 20.高山グリーンホテル
- 21.ホテルアソシア高山リゾート
- 22.臥龍の郷
- 23.ひらゆの森
■飛騨高山周辺で注目の観光スポット・体験
- 24.白壁土蔵街と瀬戸川|飛騨市
- 25.白川郷|白川村
- 26.レールマウンテンバイク ガッタンゴー|飛騨市
- 27.長良川ラフティング|郡上市
飛騨高山の大自然を満喫
標高3,000m級の山々が連なる北アルプスが東に控える飛騨高山。登山やハイキング、ウインタースポーツを楽しむ観光客も多く、飛騨高山を訪れるならぜひその自然にも注目してみましょう。
12.滝巡りでリフレッシュ!秘境感漂う「宇津江四十八滝」
飛騨高山で滝巡りをしながらハイキングできるのが、県立自然公園である「宇津江四十八滝」。標高1,200mを流れる滝上川を源とする四十八滝川が、急峻な谷あいを縫うように流れることで大小無数の滝を作り出しています。
出発地点からすぐの「魚返滝(うおがえりたき)」から、もっとも高い地点にある「上平滝」まで、計13の滝を巡れるようになっており、途中には北アルプスの大パノラマを一望できる展望台もあります。
木々がうっそうと茂る秘境の滝群を眺めていると、四十八滝にいくつもの伝説が残るのもうなずけるはず。滝から滝へは急な勾配や足場が悪い場所もあるので、ハイキングの前に体をほぐし、無理のないペースで進みましょう。
園内にあるレストハウスには無料の杖も置いてあるので、心配な人は借りていくのがおすすめ。滝を巡って降りてくるまでは約1時間。ほどよい運動になって、リフレッシュできること間違いなしです。
園内には日帰り温泉施設「宇津江四十八滝しぶきの湯 遊湯館」や水遊びができる広場、山野草の群生を見られる花の森などもあり、滝巡り後もゆっくり遊んでいきたいところ。7〜9月にはキャンプもできますよ。
- 岐阜県高山市国府町宇津江3235-86
- 0577-72-3948
・営業時間:10:00〜21:30(11〜3月は21:00まで)
・定休日:木曜
・清掃協力金:大人200円、小学生100円
13.自然の神秘とアートにふれられる「飛騨大鍾乳洞」
高山市街から乗鞍・平湯方面へ行く途中にある「飛騨大鍾乳洞」は、全長800mの観光鍾乳洞です。
日本に約80ヶ所ある観光鍾乳洞の中で日本一の標高、900mの場所にあります。洞内は真夏でも平均気温12℃!夏には涼を感じられるスポットとしてもおすすめです。
鍾乳管と呼ばれるつららのような鍾乳石を多く見られるのが特徴で、ねじれて垂れ下がる珍しい鍾乳石・ヘリクタイトや、洞内を流れる滝など、見どころが豊富!ライトアップされた区間もあり、見学者を飽きさせません。
鍾乳洞の発見者である故・大橋外吉氏が、世界中から収集した美術品・装飾品など約1,000点を展示した「大橋コレクション館」も併設。洞内環境を利用した「洞窟低温貯蔵酒造」もあり、低温で長期貯蔵された日本酒や焼酎、ワインを購入できます。
2022年には、かつてこの地に実在したといわれる豪族「両面宿儺(すくな)」に関する展示を見られる「両面宿儺パネル展示館」もオープン!漫画・テレビアニメで人気の『呪術廻戦』に同名のキャラクターが登場したことでも話題になった両面宿儺。飛騨においてどんな存在だったのか、ぜひこの機会に知ってみてはいかが。冬は施設の外に造られる「氷の渓谷」も人気です。
- 岐阜県高山市丹生川町日面1147
- 0577-79-2211
・開館時間:8:00〜17:00(11〜3月は9:00〜16:00)
・休館日:なし
・入館料:大人1,100円、小・中学生550円
14.3,000m級の山々へ気軽にアクセス!日本一の高度を走る「乗鞍スカイライン」
北アルプスの南端に位置し、特別保護地域に指定されている「乗鞍岳(のりくらだけ)」。主峰である標高3,026mの剣ヶ峰(けんがみね)を中心に23の峰と7つの湖、8つの平原がある山です。特別天然記念物のライチョウが住み、貴重な自然にふれられます。
「乗鞍スカイライン」は乗鞍岳へアクセスする山岳道路で、標高2,702mにある畳平(たたみだいら)まで麓からバスで一気に到達が可能!そのため、初心者や子供でも3,000m級の登山に挑戦しやすく、気軽に大自然を目の当たりにできます。
畳平バスターミナル周辺には花畑や鶴ヶ池があり、散策路も整備されています。貴重な自然環境保護のため、遊歩道以外へは足を踏み入れないよう注意して散策を楽しみましょう。
畳平行きのバスは、奥飛騨・平湯温泉「平湯バスターミナル」、丹生川町「ほおのき平バスターミナル」から乗車できます。
- 岐阜県高山市・長野県松本市
- 0577-78-2345(飛騨乗鞍観光協会)
※大雨による道路崩落で2023年の開通はなし。通常は5月中旬〜10月まで開通
15.落差64m!大迫力の名瀑を観賞しよう「平湯大滝」
高山市街から向かい、安房峠道路「平湯」ICの手前を右折した先にある「平湯大滝」。落差64m、幅6mからなる滝は水量も豊富で大迫力!飛騨三大名瀑や日本の滝100選にも数えられます。
滝の目の前にある滝見展望広場まで車の乗り入れができるため、アクセスも楽々。轟音を上げて豪快に流れ落ちるさまを近くから観賞しましょう。
この平湯大滝、真冬には凍って氷柱になることでも有名です。毎年2月には「平湯大滝氷結まつり」が開催され、巨大な氷結が幻想的にライトアップされます。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
- 0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
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16.北アルプスの絶景を満喫!「新穂高ロープウェイ」
「新穂高ロープウェイ」は日本で唯一の2階建てゴンドラを使用したロープウェイ。
標高2,156mの山頂展望台から眺める北アルプスの山々は絶景!「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得した大パノラマを堪能できます。春や夏のまぶしい緑もいいですが、秋には紅葉、冬には白銀の世界といった四季折々の風景を楽しめるのも魅力です。
山頂展望台のある「西穂高口」駅から西穂高岳へ登ることも可能で、登山目的で乗車する人も多くいます。
第一ロープウェイと第二ロープウェイの中継点には露天風呂「神宝乃湯」があり、温泉も楽しめますよ。ロープウェイの各駅には足湯やレストラン、売店などの施設も充実しているので、名物の飛騨牛まんじゅうや高山ラーメンを食べながら美しい景色を眺めてみてはいかが。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
- 0578-89-2252
・営業時間:8:30〜16:45(時期により異なる)
・料金(往復):大人3,300円、小学生1,650円
17.かわいい子グマを抱っこして撮影!「奥飛騨クマ牧場」
新穂高ロープウェイまで来たら、帰りに立ち寄りたいのが「奥飛騨クマ牧場」!ツキノワグマは動物園でも見ることができますが、こちらは餌をあげたり、子グマと記念撮影したりもできるクマのテーマパークです。
飼育されているツキノワグマは、子グマも含めて100頭ほど!これだけ多くのクマに、一度に会える場所はなかなかありません。クマそれぞれが思い思いに過ごす姿を楽しみましょう。
「こぐまロッジ」では、4月下旬〜10月末まで子グマとの撮影会を開催(有料)!その年に生まれたばかりの子グマを抱いて写真を撮れますよ。子グマと成長したクマの大きさの違いなどを実感してみてください。
施設内にある「森の物産館」には、牧場特製の「熊力ドリンク」や「熊の油」など、珍しい商品も!お土産を買いにのぞいてみてはいかが。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2535
- 0578-89-2761
・開園時間:8:00〜17:00(冬季は16:30まで)
・休園日:無休
・入園料:大人1,100円、3歳〜小学生600円
※子グマ撮影会は火・木曜は休み
飛騨高山の温泉に癒やされる
温泉も楽しめる飛騨高山。特に奥飛騨温泉は遠方から湯治客が訪れるほど人気!ここでは日帰り入浴もできる施設をご紹介します。ぜひ温泉で癒やされてから帰りましょう。
20.駅から徒歩圏内!庭園露天風呂が魅力の「高山グリーンンホテル」
高山駅から徒歩8分と観光の拠点として便利な「高山グリーンホテル」。庭を望める内湯と露天風呂を備えた「本陣大浴殿」と、落ち着いた風合いの「天領の湯〜風雅〜」で、日帰り入浴も楽しめます。
弱アルカリ性の天然温泉は"美人の湯"と呼ばれ、肌がつるつるになると評判!女風呂には洗顔料や化粧水、乳液、男風呂にはフェイスケアミルクなども用意されているので、荷物少なく利用できるのもうれしいですね。
こちらは温泉以外にも日帰り利用がしやすく、和洋中それぞれのレストランでランチをいただけるほか、日本庭園を望むラウンジで季節のスイーツを味わうのも至福のひととき。
先に紹介した、豊富な名産品をそろえる「飛騨物産館」も併設されているので、ぜひ時間を取って訪れてみてください。
- 岐阜県高山市西之一色町2-180
- 0577-33-5500
[日帰り入浴]
・利用時間:11:00~14:00、15:00~22:00 ※繁忙期は昼のみ
・入浴料:大人:1,500円、小学生:750円、3〜5歳300円
21.露天風呂からの眺望にうっとり…「ホテルアソシア高山リゾート」
市街地から少し離れた小高い丘の上に建つ「ホテルアソシア高山リゾート」。高山駅から運行されている無料のシャトルバスでもアクセスできます。
なんといっても眺望の良い展望風呂が魅力で、弱アルカリ性単純泉のお湯に入りながら、天気の良い日には北アルプスを一望できるぜいたくなひとときを過ごせます。
露天風呂は10種類、内湯は2種類とお風呂の種類が豊富。日帰りでの利用も可能で、家族やカップルで気兼ねなく入浴できる貸切風呂もあります。
温泉を堪能したあとは、窓の外に滝が流れる優雅なラウンジでティータイムを過ごすのがおすすめ。ラグジュアリーな気分に浸りたいときは、ぜひ訪れてみましょう。
- 岐阜県高山市越後町1134
- 0577-36-0001
[日帰り入浴]
・利用時間:7:00〜11:00、13:00~21:00
・入浴料:大人1,500円、小学生600円、3歳~未就学児400円(レンタルタオル代を含む)
22.リーズナブルに良質な温泉を堪能できる「臥龍の郷」
高山市街から下呂方面へ向かう国道41号の途中にある「臥龍の郷(がりゅうのさと)」。宿泊も日帰り利用もできる温泉施設です。
自慢の露天風呂はアルカリ性単純硫黄温泉のかけ流しで、風に吹かれながら柔らかい湯ざわりを堪能できます。内湯はミネラルたっぷりの地下水。どちらも体の芯から温めてくれますよ。
内湯の壁を彩るのは、臥龍の郷と同じ一之宮町にある樹齢1,100年の臥龍桜を、同町の日本画家・山腰曠(やまこしひろし)氏が描いたもの。お風呂に浸かりながら、悠久のときを経た圧巻の枝ぶりを眺めてみてはいかが。
営業時間が長く、料金がリーズナブルな点も魅力です。
- 岐阜県高山市一之宮町5525
- 0577-53-3933
[日帰り入浴]
・利用時間:6:00〜23:00
・入浴料:大人800円、小学生400円
23.バレルサウナも誕生!北アルプスの麓で露天風呂を堪能「ひらゆの森」
5つの温泉を擁する奥飛騨温泉郷の中で、もっとも歴史が古い平湯温泉。長野県から安房トンネルを経由して岐阜県へアクセスした際、まず最初に迎えてくれる温泉地です。
その平湯温泉の中でも、日帰りで利用しやすくおすすめなのが「ひらゆの森」。安房峠道路「平湯」ICから温泉街へ向かう途中にあります。
お風呂はすべて源泉かけ流し!なんといっても、男湯7つ、女湯9つもの露天風呂がある広々とした外湯が魅力で、北アルプスに抱かれた豊かな自然の中、ゆっくりと温泉を満喫できます。内湯は大きな梁が印象的な吹き抜けとなっており、古の湯治場を思わせる風情ある空間です。
敷地内には新たに樽型のバレルサウナが誕生し、貸し切りで利用できるようになりました。温泉、サウナ、水風呂のフルコースを満喫してはいかが。
乗鞍スカイラインや上高地への路線バスが発着する平湯バスターミナルからは徒歩数分。トレッキングのあとで温泉に入るスケジュールを立てておけば、疲れもばっちり癒やせますよ。
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
- 0578-89-3338
[日帰り入浴]
・利用時間:10:00〜21:00
・入浴料:大人700円、3歳〜小学生500円
※バレルサウナは予約制・2時間10,000円(温泉入浴料を含む)
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