
流氷に監獄に海鮮!網走で観光するなら絶対に行くべきスポット20選 2019.02.20 知床・網走・北見
北海道エリアの中でも、独自の文化と歴史を辿ってきた網走(あばしり)市。最果ての地と恐れられながらも、オホーツクの海と共存して栄えてきた網走には、実際に行かなければ味わえない魅力がたくさんあります。
今回はそんな網走エリアの文化、歴史を学べるスポットや、雄大なオホーツクの自然を満喫できるスポット、SNSで話題の絶景スポットやおすすめグルメなどをご紹介します。
この記事を読んで、ぜひ網走の魅力に触れてみてくださいね。
【目次】
■網走の文化・歴史を学ぶ
- 1.博物館 網走監獄
- 2.網走駅
- 3.網走市立郷土博物館
- 4.モヨロ貝塚館
- 5.北方民族博物館
■網走の雄大な自然にふれに行く
- 6.流氷観光砕氷船おーろら
- 7.オホーツク流氷博物館
- 8.網走湖
【column】網走湖でワカサギ釣りを満喫しよう
- 9.能取岬(のとろみさき)
【column】流氷以外の見どころも満載!能取岬スノーシュー
■網走の絶景といえばここ!
- 10.能取湖
- 11.メルヘンの丘
- 12.朝日ヶ丘公園
【column】フォトスポットめじろ押しの知床岬スノーシュー
■網走をファミリーで楽しむなら?
- 13.オホーツクシマリス公園
- 14.てんとらんど
- 15.相生鉄道公園
■網走グルメを食べるならここ!
- 16.オホーツク産直市場かにや
- 17.道の駅 流氷街道網走
- 18.道の駅 あいおい
- 19.ラーメンだるまや 網走店
- 20.網走ビール館
<<網走周辺で体験できるツアーの一覧はこちら>>
網走の文化・歴史を学ぶ
オホーツク海に面した網走の歴史は、北の大陸からやってきた人々が住み始めたことから始まり、現代に至るまでさまざまなドラマがありました。
その歴史と文化をひも解く観光地が、網走市内には数多くあります。歴史や伝統を知ることで、旅行がさらに楽しめること間違いなし!
1.北海道開拓の歴史はここから始まった…!「博物館 網走監獄」
正門前ではラベンダーが花を咲かせ見頃を迎えています。#博物館網走監獄#ラベンダー pic.twitter.com/0c1dpsgYhL
— 博物館 網走監獄【公式】 (@kangoku_prison) July 19, 2022
昭和40年代にヒットした映画『網走番外地』シリーズの影響で、極悪人の収監地というイメージの強い「網走刑務所」。
幕末から明治に移行する時代の狭間で、政治犯として処された人々が刑に服すと同時に北海道開拓を進める拠点となった場所であり、北海道開拓の原点ともいえるのです。
そんな北海道の歴史が垣間見れる「博物館 網走監獄」。今では楽しく歴史を学べる場所でもあり、子供からシニア世代にまで人気の観光スポットです。
特に人気なのは監獄食体験。現在の網走刑務所の昼食として出された食事メニューを再現したものですが、北海道産のサンマやホッケが食べられるなど、「意外においしい!」と評判です。ぜひ、一度味わってみてください。
- 北海道網走市字呼人1-1
- 0152-45-2411
・営業時間:【5~9月】8:30~18:00【10~4月】9:00~17:00 ※入館は、閉館時間1時間前まで
・料金:大人1,080円、大学・高校生750円、小・中学生540円
2.縦書きに書かれた看板の意味は?駅弁も見逃せない!「網走駅」
PIXTA
『網走番外地』のロケ地の1つにもなっているJR石北本線「網走」駅。武骨な木の看板に力強く書かれた網走の文字が印象的ですが、なぜ縦書きなのかわかりますか?実は、これには網走刑務所と深い関係があります。
これまで多くの受刑者を収容してきた網走刑務所。そこから出所した受刑者たちは網走駅を利用する際、必ずこの看板を目にすることになります。「受刑者たちが二度と横道へ逸れないように」という願いを込めて、横ではなく縦で書かれであるのだそう。
看板以外にも、カニやイクラがふんだんに盛り付けられた豪華な駅弁も魅力的!網走へ来たからには、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
- 北海道網走市新町2丁目2番12号
- 0152-43-2362
3.網走を代表する美しい建築物!「網走市立郷土博物館」
PIXTA
網走を代表する建築家、田上義也氏によって建てられた「網走市立郷土博物館」。インパクトのある豪奢な外装は、建築物愛好家の間でも人気が高いのだそう。
外装もさることながら、八芒星の形をしたステンドグラスの窓など、随所に西洋建築を感じさせる内装も魅力的。戦前に建てられたとは思えないほど、モダンでおしゃれな造りをしているんです。
館内には網走の自然や文化、歴史にまつわる展示が常設されており、企画展などが行われていることも。ドライブの休憩に立ち寄ってみては?
- 北海道網走市桂町1丁目1番
- 0152-43-3090
・営業時間:9:00~17:00 ※冬期間(11月~4月)は16:00まで
・料金:大人120円、小中学生60円
4.当時の暮らしがよくわかる実物展示が魅力の「モヨロ貝塚館」
PIXTA
網走郷土博物館の分館として、本館から車で8分ほどの距離に建てられたのが「モヨロ貝塚館」。
古代遺跡や竪穴式住居跡地などが展示され、北の大地からやってきた人々がどのように網走で生活していったかを学ぶことができます。
オホーツク海に生息するネズミザメやゴマフアザラシのはく製は必見!水族館とは違った角度から、オホーツクの海や自然の魅力を知ることができますよ。
- 北海道網走市北1条東2丁目
- 0152-43-2608
・営業時間:9:00~17:00 ※冬期間(11~4月)は16:00まで
・料金:大人300円、大学生200円、高校生200円、小中学生100円
5.北海道のルーツを学べる「北方民族博物館」
PIXTA
北方民族の生活やルーツなどが展示される「北方民族博物館」。中へ入ると待ち構えているのはマンモスの複製!間近に見ると迫力満点です。
郷土博物館やモヨロ貝塚館との違いは、世界の北方民族に焦点を当てていること。北海道や網走のみならず、アイスランドや北欧、アラスカなどの北方民族のルーツを学ぶことができます。
特に世界の北方民族の衣装が立ち並ぶ展示は見どころ満点。その幾何学的なデザインは、今のファッションにも影響を与えていることが分かります。
- 北海道網走市字潮見309-1
- 0152-45-3888
・営業時間:【7〜9月】9:00〜17:00 【10~6月】9:30~16:30
・料金:一般550円、高校生・大学生200円 ※小中学生および65歳以上は無料
網走の雄大な自然にふれに行く
オホーツク海に面し、東には知床連山など雄大な自然に囲まれている網走には、自然の魅力が感じられるスポットがたくさんあります。
極寒の土地だからこそ起こる自然現象もあり、ほかの土地では見られない光景に出会えるはず。ぜひ体感してみてください。
6.流氷を砕く迫力の光景を見られる!「流氷観光砕氷船 おーろら」
PIXTA
冬の網走旅行におすすめしたいのは、流氷観光砕氷船 「おーろら号」。1/20〜3/31までの期間は、毎日4~5便が運航しています。
海へ出ると、流氷の広がる圧巻の光景を見ることができます。船底に流氷が当たり、轟音とともに船が振動するのはスリル満点です。運が良ければ、流氷の上でお昼寝をするアザラシのキュートな姿が見られるかも!
2月から3月にかけては、サンセットクルーズも運航します。流氷が夕日の色に染まるさまはなんとも神秘的。ロマンチックなひと時をぜひ体験してみてください。
- 北海道網走市南3条東4丁目5-1 道の駅 流氷街道内 みなと観光交流センター
- 0152-43-6000 (道東観光開発株式会社)
・運航期間:1月20日~4月3日
・料金:大人3,300円、小学生1,650円
7.いつでも極寒体験ができる「オホーツク流氷博物館」
今日は網走の流氷博物館でマイナス15℃の世界の体験をしてきた。
濡らしたタオルを振り回したら凍る的な感じです。 pic.twitter.com/kDXUEU9ZWI— ロジャー新田美優P (@STAN_THE_MAN2) 2016年8月20日
冬季以外の時期にも流氷の季節を体感できる施設「オホーツク流氷博物館」。オホーツクの海に住むクリオネやフウセンウオの飼育展示や、5面シアターによるプロジェクションマッピングで見られる「流氷幻想シアター」で流氷の世界を見ることができます。
中でも人気なのが、冬のオホーツクの寒さを体験できる「流氷体感テラス」。マイナス15℃の室内で本物の流氷に触れることができ、濡れたタオルを凍らせる「しばれ実験」が体験できます。
暑い季節でも一気に涼しくなること間違いなし。夏の網走旅行にはもってこいのスポットです。
- 北海道網走市天都山245番地1
- 0152-43-5951
・営業時間:【5~10月】8:30~18:00 【11~4月】9:00~16:30
・料金:大人750円、大学・高校生640円、小・中学生540円
8.穏やかで美しい湖面と、四季折々の風景が魅力的!「網走湖」
PIXTA
湖面が美しい「網走湖」。網走国定公園の中にあり、春はミズバショウの群生観賞、冬はワカサギ釣りで有名な場所でもあります。
大きな湖なので網走エリアのさまざまな展望台から見ることができますが、近づいてみるとその美しさをより一層堪能することができます。
おすすめの時間帯は日の沈む夕暮れ時。湖畔にはホテルやキャンプ場もあるので、網走湖を眺めながら夜を迎えては?
- 北海道網走市呼人網走湖
- 0152-44-5849(網走市観光協会)
・料金:無料
網走湖のワカサギ釣りツアーで釣り人気分を満喫しよう
冬に網走湖を訪れるなら、ワカサギ釣りを体験するのがおすすめ!
「オホーツク自然堂」で開催している“網走湖ワカサギ釣り体験”は、釣り道具一式はもちろん、氷に穴をあけるアイスドリルや冷たい風をしのげるテントまですべて用意してもらえるので、手ぶらで参加できます。
ガイドの工夫が凝らされた特別な釣り餌の効果は抜群!大きくて立派なワカサギが釣れると、思わずテンションも上がります。釣れたワカサギは、すぐに天ぷらにしてもらえる嬉しいサービス付き。
ワカサギ釣りを手軽に楽しめるだけでなく、ほかほかの天ぷらでお腹もいっぱい。冬の網走湖の魅力を味わい尽くせるアクティビティツアーです。
- 北海道網走市内 ※特定の集合場所はありません。網走市内のホテル、道の駅流氷街道、JR網走駅などへの送迎を行っています
<<網走周辺で体験できる釣りツアーの一覧はこちら>>
9.ドライブコースにおすすめ!のどかな自然が広がる「能取岬(のとろみさき)」
PIXTA
オホーツク海と知床連山を一望できる「能取岬(のとろみさき)」。緑が広がる牧草地と灯台のほかにはなにもなく、「日本の果て」を感じられる趣ある場所です。
さまざまな映画のロケ地であり、冬は流氷の観測スポットでもあることから1年を通して観光客が多く訪れます。岬はもちろん、そこに向かうまでの道もまた絶景!ドライブのコースにもおすすめです。
- 北海道網走市能取岬
- 0152-44-6111(内線243/303)網走市観光課
・料金:無料
流氷以外の見どころも満載!能取岬をスノーシューで散策しよう
雪深く寂しいイメージのある冬の能取岬ですが、流氷や野生動物など、実は見どころ満載なんです。
網走でさまざまなアウトドア体験サービスを提供している「mokki(モッキ)」では、能登岬を舞台にした“スノーシュートレッキングツアー”を開催しています。
スノーシューとは、西洋版のかんじきのこと。雪に足を取られることなく、初心者でも雪の上をサクサクと歩けるようになりますよ。
雪の中を探索していると、絶滅の危機に瀕しているオジロワシやオオワシの貴重な姿や、かわいらしいキタキツネを見つけられることも!高さ30mにもなる「3段の滝」の氷瀑を見たり、流氷の上に乗ってみることもできますよ。
完全貸切・少人数制のツアーになっているのもうれしいポイント。4歳から参加OKなので、小さな子供のいる家族にもおすすめです!
- 北海道網走市南3条東4丁目 道の駅 流氷街道網走
<<網走周辺で体験できるスノーシューツアーの一覧はこちら>>
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事