ダイビング・スキューバダイビングでの呼吸ってどうなっているの?水中で息をする不思議な感覚をご紹介! 2015.08.31 スキューバダイビング
人間が息継ぎなしで水中に居続けられるなんて「呼吸はどうしているんだろう?」と不思議に思いませんか?そこで今日は、水中で息をするという不思議な感覚、スキューバダイビングでの呼吸についてご紹介します!
スキューバダイビングでの呼吸源
スキューバダイビングでは、空気を詰めたタンクを背負って水に潜ります。そのタンクから空気を送ってくれるのが「レギュレーター」という器材です。
4本のホースが出ている部分をタンクに接続し、4本中2本のホースの逆側、黒と黄色の丸い部分にマウスピースが付いていて、口にくわえられる呼吸源となっています。黒い方がメインで使う方、黄色い方は予備の呼吸源です。
スキューバダイビングでは口呼吸
「口にくわえる」と言った通り、スキューバダイビング中は口呼吸です。鼻はマスクの中に閉じ込められているので、風邪をひいて鼻が詰まってしまった時のような感じ。
慣れるとどうってことないのですが、最初は「呼吸を意識してする」という不思議な感覚を味わえます!
レギュレーターをくわえたままで何でもできる
レギュレーターからは常に空気が流れているのではなく、息を吸った時だけ空気が送られてきます。
また、口にくわえたままでも息を吐くことはもちろん、あくび、くしゃみ、咳、唾を吐くことなど何でもできるんです!感動した時に歓声を上げることもできますよ!
水中=水圧下での呼吸
普段の生活では全く起こらないことを体感させてくれるのがスキューバダイビングでの呼吸。
水とは非常に重たい物で、深く行くとその水圧を体で感じることができます。体に十分な酸素を回すためには、その体にかかる水圧に対抗して息を吸う必要があります。「締め付けられる」とまではいきませんが、最初は息を吸う時に若干の圧迫感を覚えることがあるかもしれません。
スキューバダイビング中は呼吸でコントロール
スキューバダイビングでの呼吸は、陸では味わえない面白い経験もさせてくれます。
ここでちょっと想像してみてください。空気で膨らませた風船を水に沈めようとしたらどうなるでしょう?風船の大きさにもよりますが、沈めるのが難しく水面に浮いたままになるか、沈められてもすぐ水面に浮き上がってくるはずです。
人間の肺は息を吸うと風船のように膨らみます。そのため水中で息を吸うと体が浮き上がり始め、息を吐くと逆に沈み始めます。
この原理を使い、スキューバダイビング中は「中層」と呼ばれる水面と海底の間を漂い続けます。呼吸は酸素供給のためだけでなく、水中での体勢コントロールにも必要なことなんです。
呼吸で自分の体が上がったり下がったりする感覚は、スキューバダイビングならではの経験!是非この機会にスキューバダイビングを始めてみてください!
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