沖縄でダイビング・スキューバダイビングを楽しむための、事故を防ぐほんの少しのコツ 2020.02.03 スキューバダイビング 沖縄県
沖縄といえば、なんといっても美しく輝く海!そんな中でダイビングを楽しめたら、きっと素敵な思い出になりますよね。でも、期待とは裏腹に海での事故も心配…。
でも、少しの知識と簡単な対処方法を身に付ければ問題なし!ここでは、沖縄で事故のない安全なダイビングを楽しむための安全対策について解説します。
【目次】
■事故を防ぐには、まず体調を整えよう!
■陸と水中の圧力の差による2つの注意点
- 1.急な上昇に注意!「減圧症」の対処法
- 2.意外な盲点!ダイビングの後は飛行機に乗ってはいけない!?
■事故のないダイビングは、信頼できるパートナーと
■沖縄のダイビングツアーに見る安全対策
- 1.マンツーマンからガイドが引率!青の洞窟体験ツアー
- 2.徹底した講習で安心!美しい熱帯魚&サンゴ礁に出会う
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事故を防ぐには、まず体調を整えよう!
一番肝心なのは、体調管理です。沖縄旅行の興奮で寝不足気味かもしれませんが、そのままダイビングにトライするのはかなり危険です。
自然の中で楽しむアクティビティでは、何が起こるかわかりません。特にダイビングは、急な体調変化が起きても、いつものように言葉で相手に伝えることができません。そのため、事前に睡眠や休憩を十分に取り、潜る前にしっかりと体調を整えておくことが重要です。
「せっかくのツアーだから、少しの体調不良くらい我慢しよう……」と自己判断せず、少しでも違和感を感じたら、潜る前にパートナーやインストラクターに伝える勇気を持つことも、事故防止策の1つです。
陸と水中の圧力の差による2つの注意点
ダイビングに挑戦する前、ふと脳裏をよぎるのが、「陸と水中の圧力の差って、どう対処したらいいの?」「そもそも圧力が変わると何が起こるの?」という疑問。ここで気をつけなくてはならないのが「減圧症」と「帰りの飛行機」です。
海中では、普段生活している陸の圧力よりも高い圧力がかかります。この「圧力」が引き起こす目に見えない体の変化が、事故を引き起こす原因にもなります。
ここでは、その2つの注意点を見ていきましょう。
1.急な上昇に注意!「減圧症」の対処法
「減圧症」とは、どんな状態のことをいうのでしょうか?
水中に深く潜っていくと、水圧により小さな粒となった窒素が血中や組織の中に漂います。しかし、その状態のまま急浮上すると、減圧によって窒素の粒が血中で急激に膨らみ、血管が詰まってしまう状態に陥ってしまうのです。
しかし、対処方法は至って簡単。深く潜った場所から、ゆっくりと浮上するだけ!圧力の変化にゆっくりと体を馴らせば、血管が詰まってしまうことはありません。
陸に上がるまでは気を抜かず、落ち着いてダイビングを楽しみましょう。
意外な盲点!ダイビングの後は飛行機に乗ってはいけない!?
水陸の圧力の差で次に注意しなくてはいけないのが"飛行機の搭乗"です。
海の中とは逆に、空中では「圧力が小さくなる」のがポイント。陸に上がってきた体内には、普段よりも過剰に窒素が含まれています。この窒素、圧力の小さい高高度に飛行機で急上昇すると大きく膨らみ、ダイビング中と同じように「減圧症」を引き起こしてしまう原因となるのです。
では、体内の窒素が通常の状態に戻るにはどれくらい時間がかかるのでしょうか。潜った深度やダイビング方法にもよりますが、概ね18時間〜24時間はかかるといわれています。
一見、ダイビングとは無縁の事故に見えますが、これにも注意が必要。旅行全体のスケジュールをしっかり管理し、事故防止に努めましょう。
事故のないダイビングは、信頼できるパートナーと
「機材が壊れてしまったらどうするの?」「海ではぐれてしまったら、どうしたら良いの?」「水中で予期せぬことが起きたらどうしよう!」
そんな不安を解消してくれるのが、ツアーインストラクターの存在です。
ダイビングツアーに参加すれば、現地のスタッフとより安全にダイビングを楽しむことができます。初心者でも気軽に楽しめる“体験ダイビング”では、インストラクターとマンツーマンに近い形でダイビングを体験可能!現地のプロと一緒に潜れば、安心ですね。
信頼できるパートナーを慎重に選んで、未然に事故を防ぎましょう!
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沖縄のダイビングツアーに見る安全対策
それではここで、沖縄の体験ツアーを紹介しながら、その安全対策について探ってみましょう。
マンツーマンからガイドが引率!青の洞窟体験ツアー
沖縄の絶景ダイビングスポットの1つに、"青の洞窟”があります。「アンダゴ」が主催する“一番やさしい青の洞窟体験ダイビングツアー”では、恩納村真栄田岬にある“青の洞窟”を巡ります。
こちらでは1人でも1グループでも、完全貸切でツアーを開催!はじめに真栄田岬の浅瀬でしっかりと練習してからツアーに進むので、いきなり深いところへ潜る不安もありません。
青の洞窟までは、ガイドがしっかりと引率します。状況に合わせて、水深もコントロールしてくれるので初心者でも安心ですね。青く光る幻想的な光景は、息をのむ美しさ!安全な環境の下、思い出に残る素敵なシーンを心おきなく楽しみましょう。
- 沖縄県国頭郡恩納村山田 357 真栄田岬 ダイバーズハウス・シーウィーズ
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徹底した講習で安心!少人数制ツアーで美しい熱帯魚&サンゴ礁に出会う
沖縄本島からボートで約15分ほどのところにある“水納島”や“瀬底島”は、色とりどりの熱帯魚と珊瑚礁が楽しめるダイバーに人気のエリア。この地で開催されているツアーが、「アビシーブルー」の“体験ダイビング・2ダイブ”。少人数制のツアーで2人に1人のガイドが付き、潜るポイントを変えて2ダイブ楽しめます。
コースはその日の状況に合わせて、最も安全で快適なダイビングができるポイントで開催します。ダイビングポイントまではボードで移動。潜る前に徹底した講習・安全説明があるので、ここでしっかりレクチャーを受けてから、安心してツアーに挑みましょう。
美しい珊瑚とかわいい生き物たちに囲まれる、感動の体験が待っています。
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地791 渡久地港(ボート発着場所)
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ダイビングにおける安全対策、いかがでしたでしょうか?簡単な注意点ばかりですが、その些細なポイントにこそ、事故のきっかけが隠れています。注意して、安全で楽しいツアーに参加しましょう。
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(編集部注*2015年11月12日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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