ウミガメと一緒に泳ぎたい!沖縄の体験ダイビング 2019.07.29 スキューバダイビング 沖縄県
まるで空を飛んでるかのように、青く広い海を優雅に泳ぐウミガメの姿…。あぁ、一緒に泳いでみたい…。
「でも泳ぎはあまり得意じゃないし、そもそも野生のウミガメに逢えるチャンス自体、なかなかないでしょ?」と半ば諦めている人も多いでしょう。
沖縄なら、思った以上にウミガメに遭遇できるチャンスがあるんです!こちらでは、愛らしい彼らに会える“ダイビングツアー”をご紹介。さぁ!かわいいウミガメに会いに行きましょう。
【目次】
■まずはウミガメについて知ろう
- 愛らしい草食性の「アオウミガメ」
- 遭遇率低めの「アカウミガメ」
- 美しい甲羅を持つ「タイマイ」
■どこに行けばウミガメに会えるの?
■ウミガメを見たい人必見!慶良間のダイビングツアー
- 1日ケラマブルーを堪能できる充実の内容
- ウミガメだけじゃない!ツアーならではの魅力
<<沖縄で体験できるダイビング・スキューバダイビング体験ツアーの一覧はこちら>>
まずはウミガメについて知ろう
ウミガメってどんな生き物?どんな種類があるの?
世界には8種類ほどのウミガメが生息するといわれています。そのうち沖縄で出会えるのは、絶滅危惧種に認定されているアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種類。どれも浅瀬に生えている“藻”が大好物。その藻を食べに浅瀬にやってくる時が、出会えるチャンスです。
優しい顔が愛らしい草食性の「アオウミガメ」
まずは“アオウミガメ”と呼ばれる、草食性のウミガメです。
「アオ…」と付く名前の由来は、体脂肪の色が青緑色がかっていることからきているそうで、見た目は決して青くありません。背甲は青みを帯びた黒褐色、おなか側は淡黄色になっています。
体重は最高で320kgにもなり、ウミガメでは最大種の1つ。頭は比較的小さめで、甲羅は楕円形をしています。優しい顔をしていながら、大きな足ヒレで力強く優雅に泳ぎます。
会えたらラッキー!遭遇率低めの「アカウミガメ」
“アカウミガメ”はその名の通り、甲羅が赤褐色または褐色をしており、エビなどの甲殻類や貝類を好む肉食系。大きさはアオウミガメより一回り小さいぐらいで、硬いものを中心に食べるので頭が大きく丈夫なのが特徴です。
アオウミガメやタイマイに比べ、遭遇率は低いといわれており、出会えたらとてもラッキーですね。
美しい甲羅を持つ「タイマイ」は今や貴重な存在
海綿動物を主食としている“タイマイ”は、珊瑚礁のある浅めの海に生息しています。
頭部が細長く、口先が尖り、甲羅が黄色と黒褐色の美しいモザイク模様になっています。そのことから、日本では鼈甲(べっこう)細工の原料として珍重されてきました。
この甲羅が乱獲されたことにより、今では絶滅危惧種という希少な存在になってしまっています。
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どこに行けばウミガメに会えるの?
沖縄の海はウミガメが多く生息していますが、慶良間(けらま)諸島のビーチは藻が生えるえさ場や産卵場が多く、ウミガメ(とくにアオウミガメ)との遭遇率がもっとも高いといわれています。
通称「ケラマブルー」と親しまれている美しい海が魅力で、多くのダイバーが訪れる人気のダイビングスポットでもあります。
日帰りで行けるアクセスの良さも人気のポイント!那覇空港から島への船が出ている泊港まで車で15分、泊港から各島々へは、高速船で35~50分、フェリーで70~120分で到着します。
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ウミガメを見たい人必見!慶良間のダイビングツアー
ここまで読んでみて、「慶良間でウミガメに会ってみたい!」と思った人も少なくないのでは?
そこでおすすめしたいのが、那覇市にショップを構える「マリーンプロダクト」の“1日ダイビング&シュノーケリングツアー”。ダイビング経験のない人でも、憧れのウミガメと一緒に泳ぐという夢が叶うかもしれません!
ダイビングに必要な器材はすべて用意してもらえるので、特別な準備は不要。器材の使い方はもちろん、呼吸法や耳抜きの仕方など、必要なことはしっかりと説明してくれるので、はじめてのダイビングでも安心して臨むことができます。
1日たっぷりと“ケラマブルー”を堪能できる充実の内容
ツアーの舞台となるのは、人気のダイビングエリア・慶良間諸島。那覇市内の港から大型クルーザーに乗って一気に移動します。ポイントに着いたらすぐに海の中へエントリー!
ロープをつたってゆっくりと海底まで沈んだら、いよいよ海中散策がスタート。参加者2人にガイドが1人付く充実のサポート体制で、慌てずゆっくり自分のペースで進めます。目の前に広がるのは、国立公園に指定された、豊かな生態系が残る海の楽園。透明度抜群の海中を南国の魚たちと戯れるように泳ぎましょう。
ウミガメだけでなく、カラフルな熱帯魚やかわいらしい生き物など、海の中には驚きと発見がいっぱい!ツアー中に借りられる水中カメラを手に、すてきなシーンをたくさん撮影しましょう。
温かい沖縄そばと炊き込みご飯でおなかを満たしたら、午後はシュノーケリングに出発!慶良間の海をよく知るガイドが最適なポイントを案内してくれるので、ダイビングに負けず劣らず素晴らしい景色を堪能できます。帰りは港までのクルージングを楽しみながら、のんびりと帰路へ。沖縄の海を1日たっぷり楽しめる、おすすめのダイビングツアーです。
ウミガメに会えるだけじゃない!ツアーならではの魅力
好物である藻や海綿動物などが多い、水深の浅い岩場エリアに出現することが多い“ウミガメ”。とはいえ、ダイビング経験が少ない人にとっては、簡単に出会える生き物ではないことは確かです。
でもツアーなら、そんな心配は無用!穴場や産卵のシーズンに多く出現する場所など、ガイドだけが知っている貴重なスポットに連れていってもらえます。
さらに、オプションで2ダイブ目を追加すれば、視野が広がり、海の世界をより堪能!遭遇率もぐんと上がり、よりたくさんのウミガメに出会えるかもしれません。
ウミガメを見つけたら、水中カメラ(無料貸し出し)で記念撮影。忘れられない思い出をたくさん記録に残せます。
- 沖縄県那覇市西3-20 三重城港・待合所
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ウミガメのいる沖縄の海へダイビングに出かけよう!
いかがですか?「ダイビングは難しそう…」と敬遠していた人も、身近に感じられたでしょうか?
沖縄の海は、言葉で言い表せないほどの美しい自然や生態系であふれています。ダイビングを楽しめるのも、この海があってこそ。絶滅の危機に面しているウミガメを守るためにも、私たちができることを今一度、考えてみるきっかけになるといいですね。
アウトドアレジャー予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ほかにも沖縄のアクティビティをご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
(編集部注*2016年1月22日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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