【目次】
■九州の桜名所
- 1.市房ダム湖の桜|熊本県
- 2.一心行の大桜|熊本県
【column】2歳からOK!阿蘇の春をカヌーで楽しもう
- 3.四浦半島の桜|大分県
■中国・四国の桜の名所
- 4.宮島(厳島)|広島県
- 5.紫雲出山|香川県
- 6.八百萬神之御殿|徳島県
■関西の桜の名所
- 7.姫路城|兵庫県
- 8.造幣局本局・桜の通り抜け|大阪府
- 9.円山公園|京都府
- 10.吉野山|奈良県
■東海の桜の名所
- 11.三多気の桜|三重県
【column】全身で自然を感じられるシーカヤック
- 12.根尾谷淡墨ザクラ(淡墨公園)|岐阜県
- 13.駿府城公園|静岡県
■北陸・甲信越の桜の名所
- 14.兼六園|石川県
- 15.新倉山浅間公園|山梨県
- 16.身延山久遠寺|山梨県
- 17.臥龍公園|長野県
- 18.高田城址公園|新潟県
■関東の桜の名所
- 19.三ツ池公園|神奈川県
【column】お花見が楽しめるSUPツアー
- 20.六義園|東京都
- 21.上野恩賜公園|東京都
- 22.幸手権現堂桜堤|埼玉県
- 23.赤城南面千本桜|群馬県
- 24.鬼怒川温泉護国神社|栃木県
■東北・北海道の桜の名所
- 25.三春滝桜|福島県
- 26.松が岬公園・上杉神社|山形県
- 27.弘前公園|青森県
- 28.五稜郭公園|北海道
関西の桜の名所
歴史ある名所・史跡で桜を堪能できる関西地方。観光を兼ねて訪れたい場所ばかりです。多くの見頃は3月下旬から。ソメイヨシノよりも開花が1〜2週間遅い八重桜が多く植えられた大阪の造幣局は、4月に入ってからが見頃となります。
7.白く輝く天守閣に桜が映える「姫路城」|兵庫県
築城400年の歴史があり、国宝かつ世界遺産にも登録されている「姫路城」。春になると約1,000本の桜が城内に彩りを添えます。例年3月下旬から開花し、見頃を迎えるのは4月上旬です。
優美な姿から“白鷺城”という愛称でも親しまれるお城の白く輝く天守閣と、桜が織りなす光景はまるで芸術作品!「日本さくらの名所100選」の1つに数えられるほどの美しさです。
「三の丸広場」の桜並木や高台の桜林、千姫ゆかりの「西の丸庭園」にあるシダレザクラなど、桜の見どころが盛りだくさん。桜を愛でながら、1時間ほどかけて内堀沿いをぐるりと散策するのもおすすめです。水面に映る桜も雅やかですよ。
また、JR「姫路」駅発着の姫路城ループバスに乗れば、お城の周囲を巡りながら車窓からお花見を楽しむことが可能。あいにくの雨の日や、人混みを避けてゆったりと桜を眺めたい人にぴったりです。
- 兵庫県姫路市本町68
- 079-285-1146(姫路城管理事務所)
8.1週間だけの限定!“桜の通り抜け”が開催される「造幣局本局」|大阪府
明治時代から毎年4月上旬〜中旬の1週間限定で、大阪府にある「造幣局本局」で行われているお花見のイベントが「桜の通り抜け」です。旧淀川沿いの全長約560mの通路に130種類以上、約350本もの桜が咲き誇ります。
メインは八重桜ですが、ベニテマリやオオテマリ、コテマリ、ヨウロウザクラといった珍しい品種を観賞できるのも魅力の1つ。約130種から毎年選ばれる“今年の花”も必見!夜になるとぼんぼりが灯り、情緒あふれる景色を楽しめますよ。
2024年は開催期間が決定した時点(3月中旬見込み)から、インターネットで申し込みを開始。先着順となるため、希望する人は公式ホームページをチェックしておきましょう。
ちなみに桜の通り抜けは、「天満橋」側の造幣局南門から「桜宮橋」側の北門への一方通行なので、入口を間違えないよう注意を。また周辺に駐車場はないので、公共交通機関を利用してアクセスしましょう。
- 大阪府大阪市北区天満1-1-79
- 050-5548-8686(造幣局広報室)
9.“祇園の夜桜”と称されるシダレザクラは圧巻!「円山公園」|京都府
京都市内でお花見をするなら、外せないのが「円山公園」。もともとはお寺の境内の一部で、廃藩置県によって政府が没収した土地につくられた、京都市最古の公園といわれています。大正時代には池泉回遊式の日本庭園が設けられ、日本の名勝にも指定されているスポットです。
「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」という珍しい品種のシダレザクラは、“祇園の夜桜”として有名で長寿の品種といわれています。初代のシダレザクラは樹齢202年で枯死し、現在の2代目ももうすぐ樹齢90年を迎えるそう。美しくライトアップされたさまは格別な艶やかさがあります。
歌人の与謝野晶子も愛したという桜、1度見ておいて損はないはず!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 京都府京都市東山区円山町
- 075-561-1350(京都市都市緑化協会)
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10.世界遺産「吉野山」の“一目千本”桜を眺めよう|奈良県
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる「吉野山」。奈良県のほぼ中央に位置し、南北約6kmにわたって桜を楽しめる名所です。
吉野山の桜はシロヤマザクラが多く、別名ヤマザクラとも呼ばれます。日本の桜の中でもっとも代表的な品種で、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきました。
標高の低いところから順に「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と名付けられており、例年4月初旬に下千本エリアから咲き始め、徐々に上へ上へと桜の花が山肌を埋め尽くしていきます。ひと目に千本見えるほどの豪華さから“一目千本”といわれ、200種類3万本もの桜が次々と咲いていくさまは圧巻のひと言!見頃が長く続くことも特徴です。
桜の開花期間には夜間にライトアップも行われ、日中とは趣が異なる艶美な光景を堪能できます。奈良県は「金峯山寺」をはじめ、神社仏閣も見どころがいっぱい。ぜひ桜と併せて見学してみてくださいね。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山
- 0746-39-9237(吉野町観光案内所)
東海の桜の名所
のどかな風景の中で桜を満喫できる東海地方のお花見スポット。伊豆半島の河津桜は早咲きで知られていますが、山間の桜は4月に入ってから見頃を迎えます。3月からでもベストなお花見スポットが見つかりますよ。
11.古木の桜並木が続く日本の原風景に感動!「三多気の桜」|三重県
日本の原風景に溶け込む素朴な桜も趣深いものです。奈良県との県境に位置する三重県美杉町の「三多気(みたけ)の桜」は、伊勢本街道から「真福院」の山門へと続く1.5kmほどの参道に、500本余りのヤマザクラが植えられています。
地元の人たちによって大切に受け継がれてきた歴史あるこの桜並木は、国指定の名勝であり、「日本さくら名所100選」の1つにも選ばれるほどの美しさ。満開時にできる桜のトンネルに感動するのはもちろん、水を張った棚田の水面が淡いピンク色に染まる里山の風景は、どこか懐かしさを覚えるとともに、じんわりと心温まること間違いナシです。
見頃は4月中旬~下旬とソメイヨシノより遅く、長期間にわたってお花見を楽しめるのが特徴。ピーク時の車の混雑を避けたい場合は、JR名松線「伊勢奥津」駅からハイキングやレンタサイクルを利用してみては?里山ののどかな雰囲気をより身近に感じられるはずですよ。
- 三重県津市美杉町三多気204
- 059-272-8085 (津市美杉総合支所地域振興課)
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全身で自然を感じられるシーカヤック
水上を散歩するかのように楽しめるシーカヤック。「サニーコーストカヤックス」が主催する“五ヶ所湾 カヤック半日ツアー”なら、爽やかな海風を全身に浴びながら楽しめます。
ツアーが行われる「五ケ所湾」は、外洋からの風やうねりが入らないのが特徴です。波の影響を受けにくいので、1年を通して安心してカヤックを操作できます。それに加えて、使用するカヤックはレクリエーションカヤックもしくは、シット・オン・トップ・カヤックという安定感があるタイプ。回転・操作性に優れており、初心者でも操作しやすいといわれています。
五ヶ所湾には灯台や無人島、真珠養殖のいかだなどがあり見どころがたくさん!浜に上陸しての休憩時間もあるので、無理せずのんびりとシーカヤックを楽しめるツアーです。
- 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦1007-17 サニーコーストカヤックス
12.樹齢1,500年!日本三大巨桜の1つ「根尾谷淡墨ザクラ(淡墨公園)」|岐阜県
岐阜県本巣市の「淡墨(うすずみ)公園」で見られるのが、日本三大巨桜の1つであり、国の天然記念物にも指定されている「根尾谷淡墨ザクラ」。毎年多くの人が、この桜を目にするのを楽しみに訪れます。
根尾谷淡墨ザクラはエドヒガンザクラの古木で、樹齢はなんと推定1,500年あまり!古事記や日本書紀にも登場する、継体天皇が植えたともいわれる伝説的な桜の木です。
これまで何度も枯れる危機に瀕しながらも、樹木医や地元の人の手厚い看護のおかげで、今でも毎年美しい花を咲かせています。
散り際には白い花びらに墨を引いたような淡いグレーが付くことが、淡墨ザクラといわれる所以。ちなみにつぼみの時期はピンク、満開時には白と、色の移ろいも楽しめます。
- 岐阜県本巣市根尾板所字上段995
- 0581-34-3988(本巣市観光協会)
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13.歴史に思いを馳せながら趣ある桜を観賞「駿府城公園」|静岡県
「駿府城公園」は、徳川家康が天正13(1585)年に築城し、大御所として晩年を過ごした駿府城の跡地を整備した公園です。現在は東御門・巽櫓、坤櫓が復元されており、もともと人気が高い観光スポットでしたが、2023年に大河ドラマ「どうする家康」が放送されたことで注目度がアップ。休日には多くの観光客でにぎわっています。
園内には約500本のソメイヨシノが植えられており、例年3月下旬~4月上旬が見頃。満開時には堀の水面に桜がはっきりと映り、趣深い景色が楽しめます。
2024年4月5日~7日には、江戸時代絵巻のイベント「静岡まつり」を開催。徳川家康公が家臣を連れて花見をしたという故事にならい、駿府城の大御所様が御台所や大名達総勢400名引き連れて駿府城下を練り歩く「大御所花見行列」も行われます。江戸時代にタイムスリップしたかのような非日常的なお花見を楽しみたい人は、この期間に訪れてはいかがでしょう。
- 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
- 054-221-1107
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