アクティビティの楽しみが倍増!絶対会うべきガイド①屋久島ガイドツアー・ジェニーさん 2020.05.19 トレッキング 屋久島
全国各地のアウトドアレジャーを紹介する「SOTOASOBI(そとあそび)」。アウトドア経験が豊富なナビゲーターが現地へ足を運び、実際に体験取材をしたツアーを掲載しているのが特徴です。
年間何十社も取材をする中で、ナビゲーターの心をいつまでもつかんで離さないガイドがいます。そんな素晴らしいガイドをたくさんの人に知ってほしい!
そこで、ナビゲーターが本気で惚れた魅力的なガイドを紹介する企画をスタート。初回は「屋久島ガイドツアー」のジェニーさんを染谷遥が紹介します。屋久島の自然の魅力を何倍にもして見せてくれる、頼もしいガイドです。
【目次】
- 屋久島愛あふれるガイディング!フロリダ出身のジェニーさん
- 「屋久島ガイドツアー」が開催する宮之浦岳トレッキングツアー
屋久島愛あふれるガイディングが魅力!フロリダ出身のジェニーさん
屋久島の固有種であり、島内に30,000頭あまり生息するヤクシカ。
母鹿が道を渡った後すぐに私たちが足を踏み入れたため、渡るタイミングを見失ってしまった子鹿を見て、「お母さんのとこ行く?」とささやいたのが今回紹介するジェニファー・ルーさん。“ジェニー”の愛称を持つ「屋久島ガイドツアー」のガイドです。
彼女は、アメリカ・フロリダ州からやってきた筋金入りの屋久島好き。
ジェニーさんとトレッキングをして改めて実感したことは、山や自然への熱量が自分よりも圧倒的に高い人と一緒に体験すると、こうも楽しいのか!ということ。
好きなものを目の前にしたとき、自分だけが興奮しちゃって「もしかしたら、周りは楽しくないんじゃないか…申し訳ないな」という気持ちが先行して、好きという感情をセーブすることが私にはよくあるんです。でもジェニーさんに遠慮は無用!
屋久杉や高山植物のこと、世界的に見ても唯一無二な生態系が育まれていること、ツアー中には屋久島のことをたくさん話してくれました。正直、内容すべては覚えていません。でも、ジェニーさんの熱量だけは覚えてる!
屋久島の山が好きすぎて、私たちが12時間かけて登った宮之浦岳を、1日で2往復することもあるとか。どういうこと?(笑)
そういえば親子のヤクシカに会ったときも、1番楽しそうだったのはジェニーさんでした。
あれから8ヶ月、細かいツアー内容は思い出せなくても、楽しかった思いを残してくれる。そんなガイドです。
SOTOASOBIナビゲーター・染谷遥
中学生のころからスキューバダイビングをはじめ、レクリエーショナルレベルで最高ランクとなる「マスター・スクーバ・ダイバー」のライセンスを持つ。乗馬やヨット、トレッキングなどにも精通し、プライベートでは狩猟免許を持つハンターでもある。
現在までに全国130社以上のアウトドア事業者を取材。モットーは「取材時の興奮が冷めやらぬうちにメモを残し、熱い思いをしっかりインプットする」。
染谷遥が独断と偏見で魅力的なガイドを紹介するInstagramアカウントはこちら>>guide_haru5000
「屋久島ガイドツアー」が開催する宮之浦岳トレッキングツアー
百名山に名を連ね、屋久島ばかりでなく九州でも最高峰となる宮之浦岳。染谷がジェニーさんと出会ったのは、約14時間かけて標高1,936mの山頂を目指す“宮之浦岳登山ツアー”。
樹齢1,000年を超える「淀川大杉」、標高約1,640mにある湿原「花之江河(はなのえごう)」を過ぎ、高山植物を楽しみながら森林限界を突破!山頂では遮るものがない、360度の大パノラマが待っています。
「屋久島ガイドツアー」のツアーは完全貸切制な上に、ガイド1名に対して参加者は6名までの少人数制。ガイドの目が行き届く中、自分たちのペースで無理なく進めるから九州最高峰へも安心して挑戦できます。
ジェニーさんはじめ、屋久島の自然を愛するガイドたちとのおしゃべりもツアーの魅力の1つ。屋久島の素晴らしさを、いろんな視点から熱く語ってくれますよ。
良いガイドはツアーを何倍も面白くする!
ツアーを選ぶとき、その内容や舞台となる自然にばかり注目しがちですが、良いツアーには良いガイドが不可欠です。ツアーに参加したら、ぜひガイドが果たす役割にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI」では、全国のツアーを多数紹介しています。あなたも参加して、お気に入りのガイドを見つけてみませんか?
(取材:染谷遥 文:松尾ちはる)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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