今年の冬は沖縄でサーフィンしない?ひと味違った楽しみが待っている! 2023.01.16 サーフィン 恩納村
沖縄は年間を通して暖かく、南の楽園といわれるリゾート。1年中サーフィンをする海好きにとって環境が良く、サーフトリップ(サーフィンをするために国内外を飛び回ること)で多くのサーファーが訪れます。
今回は、あまり知られていない「冬の沖縄の海」の魅力に迫ります!沖縄で冬サーフィンを楽しむために知っておきたい情報と、初心者におすすめのサーフィン体験ツアーをご紹介します。
【目次】
■沖縄の冬の気温・水温
■沖縄の冬サーフィンが魅力的な理由
■沖縄の冬におすすめのサーフポイント
- 砂辺(宮城海岸)|北谷町
- 真栄田岬|恩納村
- スーサイド(米須海岸)|糸満市
■初心者にぴったり!沖縄のサーフィン体験ツアー
- 3歳からOK!人気の砂辺でサーフィンデビュー
- ボードの上に立ちたい人におすすめ!
- ローカル気分でサーフィンを満喫できる!
<<沖縄県で体験できるサーフィン体験の一覧を見る>>
沖縄の冬の気温・水温
1〜2月の沖縄(那覇市)の平均最高気温は20℃、平均最低気温は15℃。日中は最高気温が25℃を上回る日も!水温(海水温)は21℃前後と、日によっては気温よりも高いくらいです。
そのため、冬の沖縄でサーフィンをする際の服装は、ドライスーツではなくウェットスーツが主流。ロングスリーブスプリング(トップは長袖・足は膝までカバー)、シーガル(トップは半袖・足は足首までカバー)、フルスーツ(手首~足首まで体全体をカバー)のいずれかを着用するのがほとんどです。
本州の秋サーフィンの装備をイメージしておくとスムーズですよ。
沖縄の冬サーフィンが魅力的な理由
沖縄の冬サーフィンが魅力的な理由は「良いうねりの波を楽しめること」と「人が少ないこと」です。
冬の沖縄は西高東低の気圧配置になり、東側に低気圧が停滞します。この低気圧が大きく発達することによって、西海岸側で上質の波が発生するのが特徴です。
そして、これは沖縄に限りませんが、冬の海でサーフィンをする人は夏に比べて圧倒的に少ないもの。人気ポイントでも自分のペースでサーフィンを楽しめます。ほかの人にぶつかってしまう恐れも少ないため、初心者がサーフィンを始めるにもぴったりです。
また、年末年始を避ければ、夏よりも低価格でホテルや航空券を手配できるのもうれしいポイント。コストフォーマンスばっちりの旅でスキルを磨いて夏に備えましょう!
沖縄の冬におすすめのサーフポイント
沖縄に数あるサーフポイントの中から、冬におすすめのポイントをご紹介!サーフィンが目的で沖縄旅行をするなら、ポイントに合わせて宿泊施設を決めるのもいいですね。
初心者から上級者まで満足できる人気のサーフポイント「砂辺(宮城海岸)」
沖縄本島で最も有名なサーフポイントである「砂辺」。
北谷町(ちゃたんちょう)の西海岸に位置する宮城海岸沿いには、「ボウル」「ハワイアン」「カリフォルニア」などの愛称で呼ばれるいくつかのピーク(波が崩れる1番高いところ)ポイントがあり、それぞれのレベルに合わせて楽しめます。
基本的には北風が強く吹く12~3月までの“北うねり”を楽しむのが一般的で、初心者~上級者まで幅広いレベルのサーファーが集まります。
周囲にはおしゃれなレストランやカフェなどが多く、サーフィン帰りもたっぷり楽しめます。那覇市街地からは車で約45分と、沖縄旅行の拠点にするにも便利な場所です。
- 沖縄県中頭郡北谷町宮城
- 098-936-1234(北谷町役場)
パワフルな波を楽しめる「真栄田岬」
スキューバダイビングやシュノーケリングができる場所としても有名な「真栄田岬(まえだみさき)」は、サーフィンでも人気のポイントです。
ベストシーズンは10~4月で、中級者~上級者向けのパワフルな波を楽しめます。波が穏やかだと思っていても、急に強い波が来る場合があるので、初心者がチャレンジする場合は十分注意しましょう。
水深が浅いため干潮時には事故を起こさないよう配慮が必要ですが、コンディションが良い日にはきれいな波を堪能できるおすすめポイントです!
真栄田岬は、北谷町より北に位置する恩納村にあります。東シナ海に面する海岸沿いにはリゾートホテルが立ち並び、宿泊先には困りません。
- 沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
- 098-982-5339(真栄田岬管理事務所)
■関連記事
一度は訪れたい沖縄の名所15選!本島・離島に分けてご紹介
1年中サーフィンを楽しめるのが魅力の「スーサイド(米須海岸)」
那覇空港から車で約30分、本島最南端の糸満市にある通称「スーサイド」は、通年でサーフィンを楽しめる人気のポイントです。
正式名称は米須海岸といい、東西に長く延びた海岸線には波の割れるポイントが数ヶ所あるため、初心者から上級者までのサーファーがレベルに合わせて波を満喫できます。
幅広いうねりを伴った波がコンスタントに訪れるのが特徴ですが、水深が浅いため注意しましょう。大潮の満潮前後のタイミングに訪れるのがおすすめです。
- 沖縄県糸満市米須
- 098-840-3100(糸満市観光協会)
初心者にぴったり!沖縄のサーフィン体験ツアー
サーフィンにチャレンジしてみたいけど、周りに教えてくれる上級者がいない…という人はぜひ体験ツアーに参加してみませんか?丁寧な指導を受けられるから、安心してサーフィンデビューを飾れること間違いなし!道具や装備のレンタルもできる人気ツアーをご紹介します。
人気の砂辺で開催!3歳から参加OKで家族でサーフィンデビューも◎
「サーフサイドサービス ハイサイ」が“体験サーフィンツアー”を開催するのは、先にも紹介した北谷町の砂辺エリア!ローカルサーファーにも愛される人気のサーフポイントです。
持ち物は水着とタオルだけでOK!サーフボードやウェットスーツ、リーフブーツなど必要な道具はすべてレンタル可能で、費用はツアー料金に含まれています。
ビーチで安全説明とレッスンを受けたあと、いよいよ海に入ってサーフィン開始!まずはボードに腹ばいになってパドリングしながら、波に乗る感覚を覚えます。次に中腰の状態で波に乗る練習をしたら、手を離してテイクオフ(波に乗って立ち上がること)にチャレンジ!波に乗れるようになると、どんどんサーフィンの楽しさにハマっていきますよ。
国際サーフィン連盟(ISA)の資格を持つインストラクターが丁寧にレッスンしてくれるので、なんと3歳から65歳までが参加可能!小学校低学年以下には子供用のヘルメットも無料で貸し出してくれるので、家族でサーフィンデビューをするのも夢ではありません。
北谷町の各宿泊施設から無料送迎サービスも利用できます。ツアー時間は約2時間半。観光と組み合わせて体験することもできますね。まったくの初心者はもちろん、基礎から学びたいという経験者にもおすすめです。
- 沖縄県中頭郡北谷町浜川176-S288
とにかくボードの上に立ちたい人におすすめ!
参加者の約9割がその日のうちにボートに立てるようになるという「シーナサーフ」の“体験ロングボードサーフィンコース”。
海に入る前に陸上でしっかり基本動作の練習をするので、本番の動きをイメージしやすくなります。また、海に入ってからはインストラクターが乗りやすい波を選びボードを押し出してくれるため、最初は「立つ」動作に集中できるのもポイント!
パドリングからテイクオフ、そして波をキャッチと、立つだけでなくサーフィンの一連の基本を学びたい人におすすめなのが、“サーフィンスクール「ザ・入門」コース”です。
こちらのコースも基本動作はもちろん、波の選び方もしっかり教えてもらえます。慣れてきたら自分で波を選んでチャレンジしてみましょう。
開催エリアは、本島の中でも屈指のリゾートとして人気の恩納村。持ち物は、水着とタオル、ビーチサンダルだけでOKなので、旅先でも気軽にチャレンジできますよ。
- 沖縄県恩納村字前兼久167 1F
ローカル気分でサーフィンを満喫できる!
ローカル気分でサーフィンを楽しみたい人におすすめなのが「PADOPADO OKINAWA (パドパドオキナワ)」の“体験サーフィンツアー”。
インストラクターが、複数ある中から当日の天候に合わせてベストなポイントを選択します。どのポイントも地元のサーファーに愛されるマル秘ポイントで、運が良ければウミガメに遭遇できることもあるのだとか。
体験ツアーは、ガイド1名につき参加者3名の少人数制で行われます。陸上で基本動作の練習をしたら、いよいよ海へ!波に乗る感覚を覚えていきましょう。体の使い方をしっかりアドバイスしてもらえるので、集中して練習するのにぴったりです。
また、サーフィン暦15年以上かつ、経験豊富な地元沖縄出身の代表ガイドが必ずレッスンを担当します。地元の海を知り尽くしたガイドのサポートで、安心してツアーに参加できますね。
持ち物は、水着とタオル、飲み物があれば大丈夫。集合場所は那覇空港から車で約25分と、便利な立地です。
- 沖縄県糸満市潮崎町3-15-6 1-B
冬だからこそ!沖縄でサーフィンを楽しもう
沖縄にはたくさんのサーフポイントがあり、冬には冬向きのポイントで十分サーフィンを楽しむことができます。
しかし、「リーフブレイク」という海底が岩場になっているポイントでは、潮位が下がるとけがの危険性があります。サーフィンができるのは、満潮前後の3時間ほどと限られるのでご注意ください。
冬の沖縄では、サーフィン以外にもダイビングやホエールウォッチングなど楽しみがいっぱい!アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、さまざまな沖縄のアクティビティをご紹介しています。沖縄旅行の際はぜひ参考にしてくださいね!
(編集部注*2020年1月26日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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