宮古島に生息する海の危険生物15選!子連れシュノーケリングの前に知っておきたい! 2021.11.07 シュノーケリング 宮古島
【目次】
■宮古島の海に生息する危険生物15種
- 1.ハブクラゲ
- 2.ゴマモンガラ
- 3.ムラサメモンガラ
- 4.アンボイナガイ
- 5.エラブウミヘビ
- 6.カツオノエボシ
- 7.ヒョウモンダコ
- 8.オニヒトデ
- 9.ミノカサゴ
- 10.ウツボ
- 11.シロガヤ
- 12.フトガヤ
- 13.ゴンズイ
- 14.オニダルマオコゼ
- 15.カツオノカンムリ
■ガイド付きで安心!おすすめのシュノーケリングツアー
- 宮古島LOVEな“ひでちゃん”とウミガメに会いに行こう!
- 3歳からOK!光り輝く下地島の海を遊び尽くそう
- 枝サンゴと熱帯魚があふれる明るい海を堪能!
7.フグと同じ毒を持つ「ヒョウモンダコ」
ヒョウモンダコは体長10cm程度の小さなタコですが、唾液にフグと同じ猛毒「テトロドトキシン」が含まれており、咬まれると吐き気を催したり、呼吸困難に陥ったりする恐れがあります。
普段はおとなしく自分から攻撃してくることはありませんが、刺激を受けると青い輪や線の斑点模様のある明るい黄色に変化します。この状態のヒョウモンダコは攻撃的になり大変危険なので、絶対に近づかないでください。
普段は褐色で目立たないのと、泳ぎが不得意でたいていは海底をゆっくり這っているため、磯遊びや海水浴などで捕まえやすいのも特徴です。小さなタコを発見した場合は特に注意が必要です。
8.サンゴの天敵!棘に強い毒を持つ「オニヒトデ」
「オニヒトデ」は、全身が棘に覆われた、体長40cmを超える大型のヒトデ。大量発生することがあり、見かける可能性が高い生物です。サンゴを食べることでも知られています。
棘には強い毒があり、刺されると激しい痛みを感じるそう。棘は非常に鋭く脆いため、折れて皮膚の中に残ることがあり注意が必要です。オニヒトデから刺してくることはないので、不用意に手を出さないようにしてください。
もし刺されてしまったら、傷口から慎重にトゲを取り除き、毒素を絞り出してから真水で洗い流しましょう。その後消毒用アルコールで消毒し、刺された部分を60分ほどお湯につけて毒素を中和しますが、素人には難しい作業ですので、早急に医療機関で医師の診察を受けることをおすすめします。
9.華やかな姿に騙されないで!「ミノカサゴ」
「ミノカサゴ」は体長25~30cm程で、華やかな背ビレが特徴の魚です。ヒレを中心に毒を持っていますので、見た目に騙されないようにしましょう。
また、刺された際の痛みの強さからさまざまな地方名を持ち、広島県では「痛みに耐えかねて7日間走り回る」ことから「ナヌカバシリ(七日走り)」、三重県では「うっかり触らないようにしばらく待て」ということから「マテシバシ」、山口県では「平清盛のように、派手な衣装の下に武器(毒)を隠している」ことから「キヨモリ」などと呼ばれています。
ミノカサゴの方から攻撃してくることはないので、脅かさないように観察すれば心配はありません。岩の陰や裏側に隠れてることもあるので、手をどこかにつける時は必ず確認しましょう。
10.強烈な力で咬みつくため注意!「ウツボ」
「ウツボ」は1mを超える体長にまで成長する、細長い生き物。毒はありませんが、暴れ出すと手がつけられないため危険です。
自分より大きな敵が近づいた時は大きな口を開けて威嚇し、それでも敵が去らない場合は咬みつきます。歯が鋭く顎の力も強いので、咬みつかれると深手を負う可能性が。指に咬みつかれると最悪の場合引きちぎられることがあります。シュノーケリングのほかに釣りでも注意が必要です。
意外と臆病なところもあり、こちらから無用な攻撃や接近をしない限り積極的に咬みついてくることはありません。シュノーケリング中ににウツボと遭遇した際にはゆっくりと離れていけば攻撃を受けることは少ないでしょう。
11.藻のように見える「シロガヤ」にご用心
「シロガヤ」は美しく繊細な藻のような形をしていますが、クラゲやイソギンチャクの仲間です。毒がやや強く、刺されると炎症を起こす場合があるで、素手で触らないよう注意しましょう。
岩場から伸びた茶色く細い幹に白い鳥の羽状の枝が付いているような形で、高さは10cm程度になります。羽の部分に皮膚がふれると、かぶれたように腫れてひどい痒みを引き起こします。ひどいときは患部と周辺が大きく腫れることも。痛みは長く続きませんが、しばらく痒みが残るのが特徴です。
刺された時は、45℃以上のお湯に傷を浸すことで毒を不活性化させると痛みが弱くなり、早く回復します。
12.見た目は地味だけど危険な「フトガヤ」
クラゲに刺されてしまった!と思ってもクラゲが見当たらないときに考えられるのが、「フトガヤ」です。クラゲの仲間には、一見クラゲに見えない種もいます。岩場をよく見てみましょう。鳥の羽根のようなものが生えていないでしょうか?「羽根のようなそれ」は、おそらくクラゲの仲間「フトガヤ」です。
藻のように見え、外見が地味なので、気づかずに油断して刺されていまうことがありますが、強い毒を持っているので要注意です。刺された瞬間痛みを感じ、場合によっては1週間ほど痒みが残るケースも。
発熱やおう吐、腹痛が起こることもありますので、症状がひどいときには必ず病院に行ってくださいね。岩場に生息することが多いので、特に注意してください!
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事