【必読】シュノーケリングの事故原因を知って、安全なツアーに参加しよう！ 2019.11.28 シュノーケリング

子供からシニアまで気軽に楽しめるマリンスポーツ「シュノーケリング」。しかし、見落とされがちな危険も潜んでいます。今回はシュノーケリングを安全に楽しむための注意点を解説。事故を未然に防いで、未知の海の世界を堪能しよう！

シュノーケリングは軽装備でライセンスも必要なく、年齢問わず、誰でも気軽に楽しめるマリンスポーツです。

でも、手軽だからといって、安全対策を怠ってはいけません！シュノーケリングの事故が近年、増加しているのも事実です。

今回はシュノーケリングをより安全に楽しむために知っておくべき“シュノーケリングの３大事故原因”と、事故を防ぐための“注意点”を解説します。

【目次】

■シュノーケリングの３大事故原因
　 - 1.体調不良や不慣れな機材を使うことによるパニック
　 - 2.海の流れに要注意！離岸流により沖に流される
　 - 3.毒性の強いかわいくてきれいな生物
 ■シュノーケリングの事故を防ぐための注意点
 ■安全に楽しむなら、断然ツアーがおすすめ！

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シュノーケリングの３大事故原因

シュノーケリングを存分に楽しむためには、起こりうる事故を把握し、対処法を心得ておくことが大切です。

まずは特に注意しておくべき、3大事故原因を解説します。

1.体調不良や不慣れな機材を使うことによるパニック

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ちょっとしたことが原因でパニック症状となり、事故に繋がる場合があります。その原因は「足が痙攣した」「海水を誤飲した」「機材に不備があった」などさまざまで、誰でもパニックに陥る可能性はあります。

具体的なケースをいくつか挙げると、

・シュノーケルクリアに失敗、または不完全であったために、シュノーケル内に残った海水を誤飲してしまった
・マスクに海水が入って、驚いて海水を飲んでしまった
・フィンを使用時に、自分の身長よりも深い水深で立ち泳ぎができず、溺れてしまった

上記のケースは、いずれも不慣れな機材の使い方が原因。機材の正しい使い方を知り、実践できるように練習しておくことが大切です。

2.海の流れに要注意！離岸流により沖に流される

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“離岸流”とはその名の通り、岸から離れていく潮の流れのこと。つまり、幅10m前後で起こる、局所的に強い引き潮です。離岸流はどこの海岸でも起こる可能性がありますが、特にサンゴ礁海域では、”リーフカレント”と呼ばれる離岸流が発生しやすいのです。

日本のサンゴ礁海域は、陸地と、それを環状に囲むサンゴ礁（外礁）、陸地と外礁の間にある海域（礁池）から成っています。その外礁の切れ目に、リーフカレントが発生することがあるのです。

礁池にはサンゴ礁や熱帯魚が数多く生息しているので、シュノーケリングに夢中になっている間にリーフカレントに巻き込まれ、沖に流されるという事故も…。そんな時は決して流れに逆らわず、海岸線と平行に泳いで離岸流から脱出しましょう。

3.毒性の強いかわいくてきれいな生物

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日本近海でも危険生物はたくさんいますが、むやみにさわったり近づかない限り、問題はありません。しかし、かわいい生物やきれいな生物が猛毒を持っている場合もあります。

例えば、「オニヒトデ」は全身が有毒のトゲで覆われています。優雅に泳ぐ「ハブクラゲ」は、日本近海に生息するクラゲの中でも特に毒性の強い種類！そのほか、青い斑紋が美しい「ヒョウモンダコ」や「ウミヘビ」は、強い神経毒を持つものが多く、うっかりさわらないように気を付けましょう。

シュノーケリングの事故を防ぐための注意点

事故を防ぐために一番大切なことは、参加者の心構えです。

下記にあげる注意点をいま一度、心に留めて、思いっきり美しい海の世界を堪能しましょう！

【注意点】
・体調が優れない時や睡眠不足の時は、シュノーケリングも控えましょう。
・シュノーケリングの機材の正しい使い方を学び、基本を習得しておきましょう。
・ライフジャケットを着用しましょう。
・気象の変化に注意しましょう。
・潮の流れの方向や強弱、水深などを確認しておきましょう。その土地に詳しい人から情報を得ることも大切です。
・海の生物と接する際は、むやみにさわったり追いかけてはいけません。
・ウェットスーツを着て肌の露出を避け、危険生物との接触や岩場での事故を防ぎましょう。

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