
アウトドアの聖地!水上(みなかみ)で楽しめるアクティビティ14選 2022.07.17 水上(みなかみ)
アウトドア愛好家から関東でもっとも熱い注目を集めている場所といえば…、群馬県の最北端にある利根郡みなかみ町!
利根川の最上流に位置し、日本百名山の1つである谷川岳の登山口もあるみなかみ町。水と緑に恵まれた豊かな自然を活かし、町全体でアウトドアに力を入れています。都心から車で2約時間半、東京駅から新幹線で約1時間半で行けてしまうアウトドアの聖地!遊ばない手はありません。
まだ“みなかみ”を知らない、体験していない方のために、一年を通してみなかみでどんなアウトドアアクティビティを楽しめるのか、おすすめツアーとともにご紹介します。
【目次】
■スリルと爽快感抜群の川遊び
- 1.ラフティング
- 2.パックラフト
- 3.クラーケン
- 4.キャニオニング
- 5.ハイドロスピード(リバーブギボード)
■ゆったり癒やされる湖遊び
- 6.カヌー・カヤック
- 7.レイクSUP
■緑豊かな野山で遊ぶ!
- 8.マウンテンバイク
- 9.ツリーイング(ツリークライミング)
- 10.ATV四輪バギー
■冬は雪山で遊ぼう!
- 11.スノーシュー
- 12.エアボード
- 13.歩くスキー(ネイチャースキー)
- 14.バックカントリースキー
みなかみで体験できるアウトドアレジャーツア一の一覧を見る
スリルと爽快感抜群の川遊び
日本三大河川、さらに日本三大暴れ川にも数えられる利根川の原流域に位置するみなかみ。利根川やその支流での川遊びは、みなかみを訪れるならぜひ体験したいもの!特にラフティングは、2001年にラフティング世界大会のアジア・オセアニア予選も行われた場所。そんなワールドクラスの激流を、ぜひ体感してみませんか。
1.チームワークが重要!ボートに乗って激流を下る「ラフティング」
「ラフティング」とは、ラフトと呼ばれるゴムボートに複数人(8人乗りが多い)が乗り込んで川を下るアクティビティ。ガイドの号令に従い、参加者みんなが力を合わせてパドルを漕ぎ、ボートをコントロールしながら下っていきます。
ライフジャケットとヘルメットを装着するので、泳げない人でも安心!みなかみでは春から晩秋にわたって楽しめますが、雪解け水で川が増水する4月から6月はスリリングなラフティングを楽しめるとあって特に人気です。
みなかみでさまざまなアクティビティツアーを開催する「マックス」の“ラフティングツアー”は、多彩なコースが特徴。1番人気は、3時間弱でコンパクトにラフティングの醍醐味を味わえるコースです。陸上でしっかり安全講習を受けたあと、いざ川へ!激流ポイントを越えながら、川遊びも楽しめますよ。
そのほか、レベルの異なるキャニオニングとセットになったコースもあるので、好みに合わせて選んでみてください。持ち物は、水着とタオル、スポーツサンダルがあればOK!JR上越線「水上」駅までの無料送迎サービスも利用できます。
- 群馬県利根郡みなかみ町大穴54-2 大穴ベース(コースによって異なる)
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2.自分のパドルさばきひとつで川を下る「パックラフト」
「パックラフト」とは、空気を入れて膨らませる1~2人乗りのゴムボートのことで、使用しないときは折りたたんで収納することができます。まさに“パッキングできるラフト(ゴムボート)”なのです。
ラフティングとの大きな違いは、ガイドが同乗しないこと。自分のパドルさばきひとつで川を下るのがパックラフトの醍醐味です。
小型で軽量なパックラフトは、パドルに少し力を入れるだけで右へ左へと方向転換できます。操作性を増すために、パドルはダブルブレードを使用。複雑な川の流れを読んで、的確にボートをコントロールできるようになるころには、きっとパックラフトに夢中になっていますよ。
「冒険小屋」が開催する“パックラフトツアー”は、16歳から参加可能。川岸でパックラフトを膨らませるところからスタートです!トロ場(流れが穏やかな場所)で練習して慣れてきたら、急流ポイントに挑戦しましょう。
体験場所となるのは、荒々しい断崖や豊かな木々が迫る水上峡。パックラフトに乗りながら、そんな渓谷美も楽しんでくださいね。JR上越線「水上」駅までの無料送迎サービスを利用する場合は、事前に予約しておきましょう。
- 群馬県利根郡みなかみ町綱子57
3.SUPとラフティングを融合した乗りもの「クラーケン」
まだ国内でも、ツアーとして体験できる場所は少ないといわれる「クラーケン」。SUPボードの上にゴムチューブが取り付けられた乗りもので、大きさはラフトボートとパックラフトの間くらいです。
SUPの操作性はそのままに、安定感を増したクラーケンなら、激流もなんのその。SUPと同じように立った状態でダウンリバーを楽しみます。不安定に思ったり、疲れたりしたら座ればOK。
「R-LABO(アールラボ)」が開催する“クラーケン1日ツアー”は、ベースでのランチタイムをはさんで1日たっぷり挑戦する内容。
午前中は立った状態でクラーケンに乗ることを練習し、午後からはいよいよ川を下っていきます。みんなで力を合わせ、迫りくる瀬(流れの急なところ)を乗り越えたときの爽快感は格別!
ラフトボートよりも小型なので、小さな瀬や波でも、体感的には大きなものとして感じられるのもクラーケンのポイントです。春に比べ水量が落ち着く夏でも、エキサイティングな川下りを楽しめますよ。
- 群馬県利根郡みなかみ町上牧2331
4.爽快さはピカイチ!渓谷を下りながら遊ぶ「キャニオニング」
「キャニオニング」とは、体ひとつで渓谷を下るアクティビティ。滝を滑り降りる体験は、まさに天然のウォータースライダー!滝つぼにダイブしたり、泳いだりと遊びのバリエーションがたくさんあります。
キャニオニングとは逆に、下流から上流に向けて水しぶきを浴びながら登って行くのが「シャワークライミング」です。どちらもヘルメットやウェットスーツ、ライフジャケットを着用するので、泳げなくても、初めてでも挑戦できますよ。
「フィールドアース」では、10歳から参加できる“みなかみキャニオニングツアー”を開催。序盤に高さ約20mのフォックスの滝を滑り降りたらもうアクセルは全開!曲がりくねったツイスターの滝、豊富な水量が流れるアビスの滝など、数々の滝でスライダーを体験します。流れが穏やかなポイントでは、周囲の風景を堪能しましょう。
フィールドアースは、広々とした座敷を待合室として利用可能。持ち物は水着とタオルだけでOKなので、特別な装備を用意する必要はありません。暑い季節は、爽快なキャニオニングで涼を感じましょう!
- 群馬県利根郡みなかみ町湯原748 フィールドアースみなかみBASE
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5.フランス発祥のスリリングなリバースポーツ「ハイドロスピード(リバーブギボード)」
フランス生まれのリバースポーツ「ハイドロスピード(リバーブギボード)」は、川専用のボディボードにうつ伏せに乗り、フィン(足ひれ)を装着して川を下るアクティビティ。
視線がほぼ水面と同じになり、自らボードをコントロールして川を下って行くのでスリル満点!みなかみは国内では数少ない、ハイドロスピードを楽しめるスポットの1つです。
日本で初めてハイドロスピードのツアーを企画したのが、みなかみにベースを構える「カッパCLUB」。“ハイドロスピード半日コース”では、まずボードの乗り方を練習したあと、川を下っていきます。川の流れを全身で感じられるのがハイドロスピードの醍醐味!回数を重ねるごとに川の流れをよめるようになり、テクニックも上達していきますよ。
ボードと自分の体だけで川を下っていくので、体験できるのは中学生から。とことん川で遊びたい人には、ラフティングやキャニオニングとのセットコースもおすすめです。
- 群馬県利根郡みなかみ町寺間18
ゆったり癒やされる湖遊び
みなかみは関東の水源地にあたり、町内にはいくつものダムが点在。ダムによってできた藤原湖、ならまた湖、奥利根湖、洞元湖、赤谷湖などではアクティビティを楽しめます。同じ水上のアクティビティでも、川と湖では違った魅力があります。ゆったり遊びたい方、小さな子供と体験したい方は、湖がおすすめですよ。
6.のんびりと湖を散策できる「カヌー・カヤック」
腰を下ろした状態で、パドルを漕いで進むカヌー・カヤックなら、のんびりと自然散策を楽しめます。
「ネイチャーガイド ファンテイル」が開催する“洞元湖カヌーツアー”は、風や波の影響を受けにくい洞元湖が舞台のため、4歳から体験可能!気温が高い日には、カヌーから降りて沢遊びをする時間も。箱メガネを使って川の中をのぞいてみると、ヤマメや小さな魚が泳いでいますよ。
風が吹かないことが多い早朝にカヌーができるコースもあります。風がなければ湖面はまるで鏡のよう!朝霧が立ち込める中、カヤックで霧を切るようにして進むのも幻想的です。
ワンちゃんが参加できるコースも人気。いつもと違った思い出作りに最適。どのコースも湖上でのティータイムが用意されています。非日常の風景の中、ガイドが用意したおやつでほっとひと息つきましょう。
- 群馬県利根郡みなかみ町藤原4995-23
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7.湖面が穏やかな湖で自由自在に楽しむ「レイクSUP」
「SUP(サップ)」とは「Stand Up Paddleboard(スタンド・アップ・パドルボード)」の略称で、サーフボードよりも大きなボードの上に立って水上散歩を楽しむアクティビティ。パドルをひとひとかきするだけでスイスイ進めるので、力に自信がない人でも大丈夫!カヌーとは異なる、立った状態の高い視点から風景を堪能できるのもSUPの魅力です。
ただし、ボードの上に立った状態では風の影響を受けやすいため、思うように進まなかったり、バランスを崩したりする場合もあるので注意が必要です。
その点「IRIE ON(アイリーオン)」が開催する“洞元湖SUPツアー”は、ブナ林に囲まれ、風や波の影響を受けにくい洞元湖で行われるので、SUPをするにはうってつけ。
静かな湖畔で、野鳥の声やパドルから滴る水音に耳を傾けたり、目をつむって木々の香りを楽しんだりと、のんびりとした時間を過ごせます。SUPデビューの方には特におすすめですよ!
- 群馬県利根郡みなかみ町藤原4995-23 ファンテイル駐車場
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