3月の宮古島の魅力は?気候や服装、おすすめの観光&体験を紹介 2024.02.23 宮古島
春の訪れが早い沖縄諸島は3月ともなれば気温が20℃を超える日もあり、宮古島ではひと足早く海開きが行われます。
長時間海に入るには少し寒いけれど、ゴールデンウィークや夏休みといったハイシーズンと比べると人が少ない春はマリンスポーツに最適な季節かもしれません。
旅行費用も抑えられ、ゆったりのんびりと過ごせる3月の宮古島にぜひ足を運んでみては?
【目次】
■3月の宮古島の魅力と注意点
■3月の宮古島の気候と適した服装
■宮古島の海開きは?
■3月の宮古島でおすすめの観光スポット
- 宮古島市熱帯植物園
- 宮古島市体験工芸村
- まいぱり宮古島熱帯果樹園
- イムギャーマリンガーデン
■3月の宮古島でおすすめのアウトドアアクティビティ
- ゆったりとSUP&シュノーケリング体験
- 聖域でもある「パンプキン鍾乳洞」を探検!
- カヤックでロマンティックにサンセットを眺めよう
- パラグライダーで上空から海を堪能
<<宮古島で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
3月の宮古島の魅力と注意点
3月の宮古島の魅力は、ハイシーズンに比べて飛行機代や宿泊料などの旅行費用がリーズナブルなこと。夏本番ほどではありませんが、ひと通りのマリンスポーツはできるので、アクティブに過ごしたい人も十分に満足できます。
特に3月前半は費用面でお得なだけではなく人も少ないので、飲食店や観光施設なども比較的予約が取りやすいです。
ただし、3月後半になると学校の春休みが始まる点を留意しておきましょう。春休みに入ると旅行費用がアップするだけではなく旅行者も多くなってくるので、タクシーやレンタカーの手配が難しくなってきます。宮古島から橋でつながる伊良部島や来間島などの離島めぐりを考えている人は、レンタカーがあると便利なので早めに手配するとよいでしょう。
とはいえ、ゴールデンウィークや夏休みと比べるとまだ混雑は少ないので、狙い目であることは確かですよ。
■関連記事
宮古島を満喫できるおすすめ体験・観光スポット48選!絶景、グルメ、アクティビティ…
3月の宮古島の気候と適した服装
3月の宮古島の平均最高気温は22.8℃、平均最低気温は17.9℃。本州と比べると約5℃高く季節を先取りした服装が適していますが、朝晩の寒暖差や天候による変化も想定して長袖も数枚持っていくことをおすすめします。
降水量は2月に次いで少なく、雨の心配はほとんどないですが、その分紫外線対策は必要です。アクティビティをする際には日焼け止めやサングラス、ラッシュガードなどで十分に対策しましょう。
水温は23℃前後と年間としてはまだ低いシーズンなので、長時間マリンスポーツをする場合はウェットスーツが必要です。海から上がった際に羽織るパーカーやウインドブレーカーなどがあると安心でしょう。
宮古島の海開きは?
宮古島には個性豊かなビーチがいくつもあり、3月下旬から4月の上旬にかけてそれぞれ海開きとなります。
東洋一の美しさといわれる宮古島を代表する「与那覇前浜ビーチ」の海開きは、毎年4月の第1日曜日。この日に合わせて、地元の人だけでなく観光客も参加するイベントが開催されるのでビーチはにぎやかになります。
ほかに、マリンアクティビティができることで有名な「シギラビーチ」は、例年3月中旬からビーチハウスがオープンします。3月でも気温が高い日であれば、十分に泳ぐこともできますよ!
■関連記事
宮古島の海を堪能!おすすめのアクティビティ8選
3月の宮古島でおすすめの観光スポット
いつ行っても楽しい宮古島ですが、3月に訪れたい観光スポットをピックアップ。季節の花やフルーツを堪能しに出かけませんか。春でも気軽に海と親しめるスポットもありますよ!
真っ赤なデイゴの並木道は壮観! 「宮古島市熱帯植物園」
宮古空港から車で10分のところにある「宮古島市熱帯植物園」は、12万平方メートルの広大な敷地に、約1,600種以上の植物を見られる県内最大の人工熱帯植物園です。
園内にはデイゴ、ガジュマル、トックリキワタ、ハイビスカス、ブーゲンビレアなど亜熱帯地域ならではの珍しい植物が生育しており、南国らしい鮮やかな色や形状のバリエーションに驚かされます。
3〜4月には沖縄の県花である赤い花・デイゴが満開になり、高さ10m以上にもなる並木道は壮観ですよ!入園無料なので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166-286
- 0980-72-9784(宮古島市みどり推進課)
・開園時間:10:00〜18:00
・休園日:なし
・入園料:無料
8つの工房で、お好きな制作体験を!「宮古島市体験工芸村」
宮古島市熱帯植物園内にある「宮古島市体験工芸村」は、宮古島の自然や文化・歴史にふれながらクラフト体験ができる施設です。
体験工房は伝統的な宮古織りと藍染ができる「織物&染物工房」、宮古島自生の茅(チガヤ)を使った民具を作る「チガヤ工房」、宮古島の土でシーサーや器などを作れる「陶芸工房」、沖縄伝統衣装を着て植物園を散策できる「琉装・万華鏡工房」など全部で8つあり、子供から大人まで夢中になって楽しむことができます。
肉巻きおにぎりやサーターアンダギー作りができる「ボタニカルキッチン〜レッドドラゴン〜」は、おなかも満たせておすすめ!マリンアクティビティもいいですが、制作体験を通じて宮古島の文化にふれてみるのもいいですね。
- 沖縄県宮古島市平良東仲宗根添1166-286
- 0980-73-4111
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:なし
・入場料:無料
■関連記事
宮古島で何食べよう?厳選グルメスポット18選
収穫体験だけでなく乗馬体験も!?「まいぱり宮古島熱帯果樹園」
「まいぱり宮古島熱帯果樹園」は、フルーツの収穫体験だけではなく沖縄県の天然記念物「宮古馬」の乗馬体験ができるユニークな観光農園です。
フルーツ収穫体験としては、3月はスターフルーツやアテモヤ狩りができますが、広い園内には収穫体験ができる南国のフルーツエリア以外に、広大なパイナップル畑やアレカヤシの群生林、ハイビスカスの散歩道などもあり、散策するだけでも楽しい空間となっています。
カートに乗って園内を回るツアーもありますが、まずは興味の赴くままにぷらぷらと歩いてみませんか?喉が渇いたら、新鮮なトロピカルフルーツやハーブを使ったアイスやジュースを販売するカフェに立ち寄りましょう!
- 沖縄県宮古島市下地与那覇1210
- 0980-74-7830
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:水曜(4〜9月は無休)
・入園料:大人700円、小学生350円
海なのかプールなのか!?天然の入り江で遊べる「イムギャーマリンガーデン」
海?プール?それとも公園??宮古島の南部にある「イムギャーマリンガーデン」は、天然の地形を活かした水遊びもできる海浜公園です。
入り江の中にあるため波が穏やかで、小さな子供でも安心して泳ぐことができます。「浅くて安全だけど、大人には物足りないのでは?」と思うかもしれませんが、深いところでは水深15mあるので本格的なシュノーケリングもできるなど、遊びの幅が広いのも魅力。
散歩がてら訪れて、気が向いたら海に入るという気軽さで訪れてみましょう。
- 沖縄県宮古島市城辺友利605-2
- 0980-76-6840(宮古島市農林水産部農政課)
・開園時間:常時
・入園料:無料
3月の宮古島でおすすめのアウトドアアクティビティ
川がないことで土砂などが海に流れ込むことがなく、ビーチからすぐでも美しい海が広がる宮古島。3月でもぜひ海で遊びたいですよね!全身海に入るシュノーケリング以外にも、さまざまなアクティビティで海に親しめますよ。
エントリー方法を選べる!オンシーズン前の海でゆったりとSUP&シュノーケリング体験を!
大勢の人が訪れる前の3月の沖縄で、ゆったりとSUP(サップ)やシュノーケリングはいかがでしょう?
ご紹介する“ボートエントリー・SUP&シュノーケル半日コース”と“ビーチエントリー・SUP&シュノーケル半日コース”は、人気急上昇中のSUPとシュノーケルの両方を楽しめるお得なツアーです。
ボートエントリーでは世界屈指の透明度を誇る海と、島のダイナミックな地形美が織りなす絶景を味わいながらポイントまでボートで移動し、思う存分シュノーケリングを楽しんだあとにSUPで付近を周遊します。
一方、ビーチエントリーでは岸から自らの操作によってSUPで沖に向かうので、ポイントに到着した時にはちょっとした達成感を味わうことができます。カラフルな魚にサンゴ、そしてどこまでもクリアなブルーの海…ひと足早く夏の良いとこ取りをしてみては?
- 沖縄県宮古島市伊良部字国仲103 ボニート店舗
■関連記事
宮古島でSUPを満喫!おすすめツアーをタイプ別に紹介
まるで巨大カボチャ!聖域でもある通称「パンプキン鍾乳洞」を探検!
気分はまるで探検家!シーカヤックに乗って宮古島屈指のパワースポット、パンプキン鍾乳洞を目指すツアーをご紹介します。
“カヤックで行く!!鍾乳洞探検隊ツアー”は、安定感のあるシットオンカヤックに乗って浅瀬の海を進みながら、まるでカボチャのような大きな鍾乳石のある通称「パンプキン鍾乳洞」を散策します。
この鍾乳洞は「竜宮」と呼ばれる聖域でもあり、主催会社のアイランドワークスでは鍾乳洞を守るユタに許可を得て見学しています。パワースポットでエネルギーチャージをすれば、帰りは行きよりもスイスイと漕げるかも!?
- 沖縄県宮古島市城辺字保良1139-1 保良泉ビーチ・パーク
カヤックに乗って、とびきりロマンティックにサンセットを眺めよう
ツアーの最初から最後まで“おもてなし感”がすごい!
「green(グリーン)」が開催する“シーカヤックサンセットツアー”は、チェックイン時のウェルカムドリンクとフルーツのサービスから始まり、シーカヤックに乗って海へ繰り出し、とびきりロマンティックにサンセットを楽しむツアーです。
ツアーから帰ったら心地良い風が吹き抜けるテラス風のスパでリラックスし、最後には特製ディナーとスイーツまで振る舞われるなど、至れり尽くせりとはまさにこのこと。日頃の疲れを吹き飛ばすような、幻想的な世界を体験してみませんか。
- 沖縄県宮古島市伊良部長浜1640-34
海は入るだけじゃない!パラグライダーで上空から眺めるという楽しみ方もある!
プロペラ付きのエンジンを背負い、平地から離陸して空の旅を楽しめるアウトドアレジャー、モーターパラグライダー。
“ゆうらんフライト通常コース”は、モーターパラグライダーで浜辺からふわりとテイクオフし、宮古ブルーの海を上空から優雅に眺めるというどこまでも気持ちの良いツアーです。
せっかくだから長く空の旅を楽しみたい人には、フライト時間が通常コースよりも5分長い“ゆうらんフライトロングコース”がおすすめです。
海といえばマリンスポーツと思っているあなた!海に入らずとも上から眺めるという楽しみ方もありますよ!
- 沖縄県宮古島市平良字久貝5500-11 ブルーオーシャンクラブ
宮古島は3月も楽しみがいっぱい!
海開きが行われる春の宮古島では、3月でもマリンスポーツをしっかりと楽しめるのが魅力。ハイシーズンよりも旅行費用が安く、ゆったりと過ごせるのでおすすめですよ!
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、ひと足早く初夏を体験できる宮古島のアクティビティをたくさん紹介しています。春休みの旅行プランにぜひ取り入れてくださいね!
(文:津田知枝)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事