
パラグライダーのライセンスが取りたい!取得期間や費用ってどうなの? 2016.06.21 パラグライダー
誰もが一度は夢見る「空を飛ぶ」こと。それを実現できるのがパラグライダーです。空から見る景色は日常とはまるで別世界!初めて鳥になったような気分を味わう感動や新しい発見が待っています。
ではパラグライダーを操縦できるようになるには、どのような手順でライセンスを取得すればいいのでしょうか?今回は気になる費用や取得までの期間などをご紹介します。
【目次】
■パラグライダーのライセンスは誰でも取得できるの?
- パラグライダーのライセンスは6段階
- 1人で自由に飛ぶためのライセンスは?
- ライセンス取得までの期間は?
- ライセンスはどこで取得できるの?
- ライセンスの取得費用は?
■ライセンス取得前にまずはパラグライダー体験!
- 自力で飛ぶ浮遊体験コース|長野県
- すぐに大空を飛べるタンデムフライトコース|静岡県
<<全国で体験できるパラグライダーツアーの一覧はこちら>>
パラグライダーライセンスは誰でも取得できるの?
パラグライダーは基本的に年齢・性別を問わず、誰でも楽しめます。最近では女性フライヤーも増えてきている人気のスカイスポーツです。
小・中学年から80歳くらいまで、幅広い年齢の人がチャレンジできます。体力面では、運搬用のザックに入れたパラグライダー装備一式が20kg程度の重さなので、最低でもそれを担げるくらいの体力が必要です。
体重制限は厳密ではありませんが、おおよそ30kg~80kgの範囲であれば問題ありません。
パラグライダーのライセンスは6段階
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日本パラグライダー協会(JPA)の発行するライセンスは以下のような6段階があり、そのライセンスによってフライトできるエリアや内容が違います。
1.パラメイト証
ゲレンデでパラグライダーの基礎を習得し、インストラクターの指示で高高度からの単独フライトができる
2.ベーシック証
旋回操作や、指示通りの着陸などの技術をマスターする
3.プライマリーパイロット証
ホームエリアを自由にフライトする技術をマスターする
4.パイロット証
ホーム以外のエリアや海外でのフライトが可能になる
5.エキスパートパイロット証
公式の競技会出場でも通用する技術を磨く
6.タンデムライセンス
2人乗りでのフライトができる
基礎練習が中心の「パラメイト証」コースを受講した後、次の段階へと順番にステップアップして受講します。「パイロット証」を取得すれば一人前、日本国内の様々なパラグライダーエリアや海外でもフライトができるようになります。
スクールによってコースの名称が違うので、コース内で取得できるライセンスが不明な場合は事前に問い合わせてみましょう。
1人で自由に飛ぶためのライセンスは?
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第1段階の「パラメイト証」を取得するまでに、コース内で1人でのフライトができるようになります。
具体的には早い人で5日、遅い人で10日ほどの練習をすれば一人で山頂から飛ぶことができます。練習は連続でなくてもOKで、週に1日など個人のペースで受講ができます(スクールごとにコースの受講期間が決まっていて、その期間内であればいつでも受講ができます)。
何度も練習を繰り返したい人でも、追加料金はなく練習回数無制限のスクールが多いので安心です。納得できるまで思い切り練習しましょう!
ライセンス取得までの期間は?
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「パラメイト証」は目安として5~10日の練習で取得できます。一人前とされる「パイロット証」を取得できるまでは、一日も休むことなくスクールに通えれば2~3ケ月での取得が可能です。
しかし普通は週末を利用して、月に2~3回程度のペースになると思います。その場合は早い人で1年ちょっとかかる計算になります。
パラグライダーのライセンスはどこで取得できるの?
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全国のパラグライダースクールでライセンス取得コースが開催されています。スクールによって各コースの名称や費用などは異なりますが、JPAの「パラメイト証」や「パイロット証」を取得するためのコースが用意されています。
またスクールによって機材レンタル込みの料金や、受講期間が長く設定されているなどの特徴があるので、自分にあったスクールをじっくり探してから通いましょう!
アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、全国のパラグライダースクールの体験コースを紹介しています。
ライセンスの取得費用は?
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基本受講料
スクールにより多少の違いはありますが、それぞれのライセンス取得コースで4~8万円くらいの費用がかかります。
基本受講料としては、スクール入会費やコース料金ですが、コース料金は月謝制や一定期間制などスクールによって違います。
短期集中で取得を目指すのであれば月謝制がお得かもしれませんし、月に1~2回通ってゆっくりと取得したい人は受講有効期間の長いスクールを選ぶとお得ですね!
機材レンタル費用や保険料などの諸経費
基本受講料の他には機材レンタル料・エリア使用料・障害保険料などが別途かかります。機材レンタルやエリア使用料はスクールによって異なり、コース料金に含まれていることもあります。
またライセンス取得の際には検定料もかかります。検定料は1回につき1,000~3,000円ほどです。
「パイロット証」取得まで検討している人は機材費用も含めて考えておきましょう!パラグライダーの機材購入の費用は様々ですが、平均して一式60万円前後です。最近では中古機材での購入も増えてきています。
ライセンス取得前にまずはパラグライダー体験!
日本のほとんどのパラグライダースクールは、体験コースとライセンス取得コースのどちらとも開催しています。ライセンス取得を目指す人も、まずは体験コースへの参加を求められることが多いです。
パラグライダー体験には自力でゲレンデを低空飛行する浮遊体験コースと、初めての人でもすぐに空中散歩を楽しめるタンデムフライト(2人乗りパラグライダー)コースがあります。
パラグライダーの魅力やスクールの雰囲気を知るためにも、積極的にいろいろなスクールの体験コースに参加してみましょう!
自力で飛ぶ浮遊体験コース|長野県
自力での低空飛行を体験するコースでは、パラグライダー専用ゲレンデなどを利用し、緩やかな斜面で助走をつけ、自分で空を飛ぶ感覚を楽しむことができます。
インストラクターが手を貸してくれたり、アドバイスをしながらうまく飛ぶ方法をレクチャーしてくれるので安心です。
「富士見パノラマパラグライダースクール」が開催する“半日体験コース”では、最後にはインストラクターの補助なしで自力フライトを目指します。目の前に広がる八ヶ岳の大パノラマを眺めながら、浮遊体験を堪能してください!
「最高のロケーション」
秋晴れの空の下、初冠雪の八ヶ岳を眺めながら気分爽快な体験が出来ました♪飛べた瞬間のあの感動はクセになりそう! インストラクターさん楽しいひとときを本当にありがとうございました!また遊びに行きたいです。(40代・女性)
引用 - SOTOASOBI(そとあそび)
- 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
すぐに大空を飛べるタンデムフライトコース|静岡県
「すぐに空を飛んでみたい!」という人は、“タンデムフライトツアー”で空中散歩を楽しみましょう!タンデムフライトは2人乗りのパラグライダーを用い、インストラクターが難しい操作をすべてしてくれるので、初心者でも子供でもすぐに空を飛ぶことができます。
「スカイ朝霧」では富士山を眺めながら、約10分のフライトを楽しめます。機材を身に着け、いざ助走に入ると緊張しますが、飛び立ってしまえばきっと大空の虜になること間違いなし!
鳥になったような気分で地上を眺めたり、風を感じたり…。非日常的な体験が待っていますよ!
「最高の非日常です!」
当日はやや曇りがちの天候でしたが、とっても楽しかめました。晴れたら富士山がよく見えると伺いましたが、最初ということもあって景色を楽しめるほどの余裕はなかったです。インストラクターの方も優しく丁寧、かつとってもフレンドリーであっという間に時間が経ちました。実はワタクシ高所恐怖症で参加をためらっていましたが、怖いを越える楽しさがありました。もし同様のことでお悩みの方がいたら、是非参加されることをオススメします!(40代・男性)
引用 - SOTOASOBI
- 静岡県富士宮市麓499
まとめ
鳥のように大空を飛ぶ夢をかなえるパラグライダー。ライセンス取得を目指す人も、一度体験してみたい人も、まずは体験ツアーで空を飛ぶ感動を味わってみてくださいね!
アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、全国のパラグライダースクールが開催する浮遊体験ツアーやタンデムフライトツアーを紹介しています。こちらもスクール探しの参考にぜひご覧ください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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