石垣島で観光するならディープな魅力のあるこの13選! 2023.06.12 石垣島
沖縄の人気離島である石垣島。東京や大阪、愛知、福岡の空港から直行便があり、アクセスも良好!八重山諸島の中心に位置し、竹富島や黒島、小浜島、西表島など周辺離島へのアクセス拠点でもあります。
川平湾(かびらわん)や米原ビーチなど美しい海が織りなす絶景や、のんびりとした空気に癒やされる魅力的な島です。
この記事では、そんな石垣島の魅力をググッと掘り下げて、まだまだ知られざる石垣島の魅力をお伝えしていきます。初めて行く人はもちろん、リピーターの人もぜひ石垣島旅行の参考にしてくださいね。
【目次】
1.石垣やいま村
2.ユーグレナモール
3.野菜カフェ リハロウビーチ
4.具志堅用高記念館
5.知念商会
6.石垣島鍾乳洞
7.一休食堂
8.高嶺酒造所
9.ガーデンパナ
10.米子焼工房・シーサー農園
11.米原のヤエヤマヤシ群落
12.のばれ岬観光農園
13.平久保崎灯台
■石垣島の自然をディープに堪能するアクティビティ
- 川平湾を楽しむシーカヤック&シュノーケル体験
- 幻の島やウミガメも!体験ダイビングで石垣の海を満喫
- モーターパラグライダーで空からの石垣島観光
- 初心者OKのカヤックフィッシングツアー
<<石垣島で体験できるアクティビティツアーの一覧を見る>>
1.石垣島の文化を丸ごと体感するならここ!「石垣やいま村」
古き良き八重山の風景が広がるのが、島の西部にある「石垣やいま村」です。
赤い瓦屋根の古民家がいくつもあり、琉球衣装を着たり、シーサーに彩色したり、沖縄の伝統的な弦楽器・三線(さんしん)の音色を聞いたり、石垣島の文化をまるっと楽しめます。
昔ながらの八重山の家遊びを体験できるのが「家あしび(やーあしび)」。三線の生演奏や歌、踊りなどを1日3回開催しています。見学は無料!ぜひ、島のおばあの家に遊びに行く感覚を味わってみてくださいね。
村内には、ボリビアリスザルが自然に近い形で飼育されている「リスザルの森」もあり、子供が喜ぶこと間違いなし!とても人懐っこく、肩に乗ったり、専用の餌を手から直接食べたりします。注意事項を守って、楽しくリスザルとふれあいましょう。
石垣やいま村は、日本最南端のラムサール条約に登録された湿地「名蔵アンパル」に面しており、「名蔵ドライブイン」も併設。あんぱる食堂で食事や休憩をしたり、お土産を買ったりもできるスポットです。帰りにはマングローブが群生する名蔵アンパルの風景を眺めていきましょう。
- 沖縄県石垣市名蔵967-1
- 0980-82-8798
・営業時間:9:00~17:30
・定休日:無休
・入村料:大人1,000円、3歳〜小学生500円
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2.ローカルの暮らしを知るなら島一番の商店街へ!「ユーグレナモール」
石垣港離島ターミナルから徒歩約7分、石垣島一番の繁華街にある商店街「ユーグレナモール」。地元住民の衣食住を支える島の中心地で、日本最南端のアーケード商店街でもあります。
今では観光客向けの土産物店やおしゃれなセレクトショップも増えていますが、昔ながらの飲食店などもあって島の暮らしを垣間見ることができます。
商店街の中心にある「石垣市公設市場」には、石垣島産の果物や野菜、調味料などが並びます。島ラッキョウや島トウガラシのほか、八重山そばには欠かせない、地元の人たちご用達のヒバーチ(島コショウ)も購入できますよ。
半地下には石垣牛卸の専門店もあり、なんと3階の「いちば食堂」へ持ち込み可能。買ったお肉を、すぐに食べられるなんて、市場ならではの楽しみ方ですよね!2階には特産品や三線などを販売するお店もあるので、市場ならではのディープなお土産が見つかりますよ。
宮古島発の人気ハンバーガー店「DOUG'S BURGER(ダグズ・バーガー)石垣島店」もあり、ボリューム満点のハンバーガーを石垣島でも味わうことができます。
- 沖縄県石垣市大川
3.島野菜でリフレッシュ!海が目の前の「島野菜カフェ リハロウビーチ」
石垣島でぜひ行っておきたいカフェといえば「島野菜カフェ リハロウビーチ」。石垣港離島ターミナルから海沿いを走る国道390号沿いを東へ車で約6分のところにあり、新石垣空港からは車で約25分と、石垣島に着いたその足で行くこともできます。
お店はビーチに面しているので、1階も2階もオーシャンビュー!でも、やっぱり晴れた日に座りたいのはデッキ席です。あっという間に日常から、リゾートへと導いてくれますよ。
ロケーションも素晴らしいリハロウビーチですが、店名に島野菜カフェと冠するだけあって、野菜の味には並々ならぬこだわりがあります。石垣島の太陽をたくさん浴びて育った野菜は、ビタミン・ミネラルがたっぷり!
タコライスやカレー、ロコモコなど、カフェごはんらしいメニューが味わえるほか、ディナータイムには島野菜を使ったバーニャカウダが950円で食べ放題!しかも、島独特のスクガラスという塩辛で作られたソースでいただくと、さらに天国に舞い上がるようなお味なんです。
石垣島の海と野菜からパワーをいただいて、心身をリフレッシュしましょう。
- 沖縄県石垣市真栄里192-2
- 0980-87-0865
・営業時間:10:00~21:00
・定休日:不定休
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4.石垣島が生んだスターの軌跡をたどる「具志堅用高記念館」
石垣島が生んだスターといえば、プロボクシング元世界王者の具志堅用高(ぐしけんようこう)さん。石垣市初めての名誉市民でもあります。ユニークなキャラクターで、現在はタレントとしても人気ですが、WBA世界ジュニアフライ級チャンピオン13回連続防衛という前人未踏の日本記録保持者なのです。
そんな彼の輝かしい軌跡にふれられるのが、石垣港離島ターミナルから車で10分ほどの場所にある「具志堅用高記念館」。現役時代についた異名にちなんで、大きな“カンムリワシ”のシンボルが玄関上部の壁面で出迎えてくれます。
館内には、功績を物語るチャンピオンベルトやトロフィー、グローブをはじめ、たくさんの写真やポスター、著名人との交流をうかがえる品々などが展示され、具志堅ワールド全開!モニターには、防衛戦の映像が常時上映され、ボクシングファンのみならず誰もが楽しめます。
1階には、記念撮影用の顔出しパネルやオリジナルグッズを販売。アフロヘアとひげがトレードマークの具志堅さんが描かれたTシャツや手ぬぐいなど、レアなお土産をぜひチェックしてみて!
- 沖縄県石垣市新川2376
- 0980-82-8069
・開館時間:9:00~18:00
・休館日:なし
・入館料:大人400円、子供200円
5.石垣島B級グルメの代表格・オニササで有名な「知念商会」
島の暮らしをのぞいてみたいなら、具志堅用高記念館から車で約7分、青い屋根が目印の「知念商会」へ。地元の人たちご用達のローカルスーパーで、こぢんまりとした店内ながらも食料品をはじめ、ドリンクや酒類、雑貨などの生活必需品がずらりと並んでいます。
この商店の目玉は、テレビで紹介されて一躍脚光を浴びたご当地B級グルメの「オニササ」!知念商会が商標登録しているオニササとは、惣菜コーナーにあるおにぎりとささみフライをビニール袋に入れ、調味・成形をしてドッキングさせたもの。すべてセルフスタイルで、自分好みに完成できるところに面白さがあります。
もともとは地元の高校生がはじめた食べ方ですが、30年以上の時を経て、今や地元の人たちに愛されるファストフードに!夕方には売り切れることもよくあるそうです。学生たちのように、店先に並ぶイスに腰かけてオニササを頬張れば、ローカル気分を味わえますよ。
- 沖縄県石垣市登野城1249-18
- 0980-82-9664
・営業時間:7:00~21:00
・定休日:不定休
6.雨の日の観光にも!不思議な鍾乳石が人気の「石垣島鍾乳洞」
石垣島に日本最南端の鍾乳洞があるのをご存じでしょうか?
市街地からバンナ公園に向かう途中にある「石垣島鍾乳洞」は、雨でも観光できることもあり、年間を通して観光客が訪れる人気スポット。
通常20〜30年で1mmといわれる鍾乳石の成長スピードですが、石垣島の鍾乳石は3年で1mmと驚異的なスピードで成長しています。そのせいか、石垣島鍾乳洞には不思議な形の鍾乳石があるんです。
「落ちてたまるか石」は、落ちそうで落ちないギリギリのバランスで踏みとどまっているかのように見える鍾乳石。別名「受験石」ともいわれ、合格祈願に訪れる人もいるのだそう。
また、映画『となりのトトロ』に登場するトトロにそっくりな「トトロ鍾乳石」は、なんだか石とは思えないほっこり感があります。ぜひ本物を観に行ってみてくださいね。
鍾乳洞の入り口には、巨大ヤシガニや日本最大級のチョウ・オオゴマダラが生息し、熱帯果樹が生い茂る空間になっています。物産館や食堂もあり、散策しがいのあるスポットですよ。
- 沖縄県石垣市石垣1666
- 0980-83-1550
・営業時間:9:00~18:30
・入場料:大人1,200円、子供600円
7.郷土料理に舌鼓!ヤギそば・牛そばが絶品の「一休食堂」
石垣島鍾乳洞の近くにある島料理の店「一休食堂」。沖縄料理にヤギ汁というものがありますが、ヤギは沖縄では古くからごちそうでした。
石垣島でヤギ肉を出してくれるお店は数店ありますが、中でもこちらのヤギそばは初心者でも食べやすいと評判!
食べ慣れないと独特の匂いとクセが気になるのですが、一休食堂のヤギ肉は嫌な臭みがなくおいしいのです。きっと丁寧に下処理をされているのでしょう。
そして、ヤギだけではなく牛そばも絶品!大盛りならボリュームも満点です。鍾乳洞の帰りに、ドライブがてらに、いやいや、最初からここを目指してもいいかもしれません。未知なる島グルメをぜひご堪能あれ。
- 沖縄県石垣市石垣716-1
- 0980-82-1803
・営業時間:11:00〜20:00
・定休日:月曜
8.工場見学や試飲OK!泡盛の香りに誘われる「高嶺酒造所」
石垣島北部、人気景勝地・川平湾を訪れたなら立ち寄りたいのが、川平公園展望台から歩いてすぐの場所にある「高嶺酒造所」。1949年創業の老舗蔵元で、工場からは泡盛の香りが漂ってきます。
高嶺酒造所の代表銘柄「於茂登(おもと)」や川平湾をイメージしたマイルドな飲み口の「かびら」は、県内最高峰・於茂登連山の天然水を使用。蒸した米に種麹を手で混ぜ込む米麹づくりや直火式地釜蒸留など、昔ながらの手づくり製法を一貫して守り続けています。
そんなこだわりの製造工程をガラス越しに見学可能!近々の作業予定をSNSでこまめにアップしてくれているので、工場見学を楽しみにしている人はチェックしておくとよいでしょう。
ショップでは気になる泡盛や古酒の試飲OK。泡盛を使った梅酒やリキュール、琉球もろみ酢も販売されています。ボトルキープをしてじっくり育てる古酒オーナー制度もあり、数年後の再訪を楽しみにしている人も多いのだとか。銘酒とのすてきな出合いをぜひ楽しんで!
- 沖縄県石垣市字川平930-2
- 0980-88-2201
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:日曜、正月 ※臨時休業あり
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