トレッキングシューズ選びに失敗しないために押さえたい3STEP 2015.08.31 トレッキング
「山に登りたい!」そう思い立って、多くの人がまず最初に購入するギアがトレッキングシューズ。
ところが、いざアウトドアショップに行ってみると種類や形、値段は様々でどれがよいのか悩んでしまいます。トレッキングシューズは長時間の歩行をサポートしてくれる重用なギアです。
自分の足のカタチや用途に合わないものを選んでしまうと、トレッキング中に靴ズレを起こしたり疲労の原因となってしまうため、購入の際は慎重に選びましょう。
今回は購入に失敗しないために押さえておきたい、トレッキングシューズ選びの3STEPをご紹介します。
STEP1 自分の足のカタチを知ろう!
足の形は千差万別です。長さ、甲の高さ、周囲の長さ、また、左右にも違いがあります。まずは、自分のカタチがどういったタイプなのかを確認しましょう。トレッキングシューズを扱うお店では計測器具を置いているお店がほとんどなので、店員さんに頼むと測ってもらうことができます。
また、足の先端のカタチも重要なポイントで、大きく分けて「ギリシャ型」「エジプト型」「スクエア型」の3種類に分けられます。
「ギリシャ型」は人差し指が最も長く、つま先に向かって細くなっていて欧米人に多いタイプ、「エジプト型」は親指が長く日本人に最も多いと言われているタイプ、「スクエア型」はどの指の長さもほぼ同じタイプとなっています。
トレッキングシューズはギリシャ型の足にフィットするように造られたヨーロッパブランドのものも多く、親指が長いエジプト型の人がヨーロッパブランドのものを選んでしまうと、足の先端があたってしまうことがあるのでブランドの生産地域もチェックポイントのひとつです。
STEP2 目的に合ったシューズを探そう!
足のカタチがわかったら、次は自分のトレッキングスタイルに合ったシューズを見つけましょう。
日帰り・低山中心のライトトレッキングを目指す人は、軽快さを重視して履き口の高さがロウかミッド、素材は「ナイロン×合成皮革」や「ナイロン×レザー」のものがおススメです。
1泊2日山小屋泊・長距離のトレッキングを目指す人は、日帰りに比べて荷物の重量も増え歩く距離も伸びるため、足の疲れを軽減してくれるしっかりしたホールド力のあるものが必要です。履き口の高さはミッドかハイカットがおススメ。素材は「ナイロン×合成皮革」「ナイロン×レザー」のもの、または、値段はやや高くなりますが、よりフィット感や耐久性を追求する場合は「表革」や「ヌバック」がおススメです。
2泊以上の長期縦走や岩稜帯を含むトレッキングを目指す人は、足首のホールド力が高いハイカットで荷物の重量に耐えられるより固いソールのものがおススメです。また、岩稜帯での歩行を安定させるためクライミングゾーンがあるものもおススメです。
STEP3 実際に試着してみよう!
自分の足のカタチやトレッキングスタイルに合ったものを絞りこんだら、次はいよいよ試着です。
トレッキングでは厚めの靴下を履くため普段履いている靴よりもやや大きめのサイズを選び、靴下を貸してもらうか持参して試着しましょう。
試着したら最初にかかとを合わせてつま先に1cmほどの余裕があるか確認します。余裕がないと下りの際につま先が当たり、長時間歩くと痛みが出ることがあります。
次に地面に足を着けた状態で、甲に圧迫感がないか他に違和感があるところがないか確認し、実際に歩いてみましょう。お店によっては試し履き用にちょっとした傾斜や段差を用意してくれているところがあるので、そういった場所が用意されている場合は実際の傾斜や段差を歩いたときにどのような感じを受けるか試してみて下さい。
トレッキングの快適さを左右する重要ギア「トレッキングシューズ」。
値段も決してお手頃とは言えないため失敗したくないですね。自分に合ったものをしっかり選び、トレッキングを楽しみましょう!
どこに行くか迷ったら、アウトドアレジャー予約専門サイト『そとあそび』でトレッキングツアーを探してみて下さい!
【アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」でトレッキングツアーをチェックする】
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事