ダイビング・スキューバダイビングに雨が影響するのはどんな時?中止にはなるの? 2015.10.07 スキューバダイビング
スキューバダイビングは海に潜るアクティビティ。もともと濡れるのだから雨なんて関係なし!「晴れても雨でもそれなりに楽しめる」のがスキューバダイビングの良さです!
それでもやっぱり雨がスキューバダイビングに与える影響はあります。そこで今日は「雨が降るとどんな影響がスキューバダイビングにあるか?」というお話です。
雨が降り始めてすぐ出る影響
スキューバダイビングに雨が与える影響は、降り始めてすぐ出るものとしばらく経ってから出るものがあります。まずはすぐ出る影響からご紹介。
太陽の光が届かなくなる
スキューバダイビングで重要視される情報の1つが「透明度」。透明度とは、「水の中でどのくらいの視界があるか」をメートルで示したものです。
雨が降っていると晴れの日より透明度が低くなります。その大きな原因が太陽の光が射さなくなること。特に水深10mくらいまではその差が如実に現れます。とは言っても、「普通の雨」と言える降り方であれば「若干暗いかな?」と思う程度で、水中にいると雨が降っていることを忘れてしまうことがほとんどです。
雨が降ると温度が下がる
スキューバダイビングを行うにあたって気温と水温は大事な情報!そして雨はその両方に影響を与えます。
2つのうちすぐに影響が出るのが気温です。日が射さなくなくなると気温が下がり、体感温度も下がります。水に入る前はまだ良いのですが、ダイビング後の冷えた濡れた体に雨風はけっこう応えます。特にボートで移動する際の雨風は寒い!体を覆えるタオルやウインドブレーカーなどを持っていると重宝します。
時間が経って出る雨の影響
次に紹介するのは、時間が経ってから出てくる影響についてです。雨の降り始めにスキューバダイビングをした場合には、この影響はまだ感じられません。
雨のあと川の近くは透明度が下がる
川が流れ込んでいる近くでダイビングをする場合、雨の影響で濁った水が流れ込んでいる可能性があります。これは雨が降った翌日、翌々日以降に出る影響で、濁った水が混ざることにより透明度が下がります。
雨のあと有人島の周りは透明度が下がる
空気も川ほどではないですが同じような影響を与えます。有人島(人間が住んでいる島)の空気は無人島よりも汚れています。その空気の汚れが雨で洗われ海の水に混ざり、透明度が悪くなることがあります。無人島の周りでダイビングをする場合、この影響はあまり見られません。
長雨のあとは水温が下がる
雨が長く降り続いた場合、水温が低くなることがあります。水面に近いところほどその影響が出やすく、深く行くと変化はあまりありません。ダイビング開始時に水面から中を覗いてみて「魚が少ない」と感じる時は、雨による水温変化が関係している時もあります。
また、水温はダイバーの服装にも関係します。晴れの日のダイビングよりも「若干厚手のウェットスーツが欲しい!」と思うくらい温度差が出る時もあります。
雨によって間接的に影響が出るもの
雨だけであればスキューバダイビングが中止になることはあまりありませんが、雨が降る天候は風や海に大きな影響を与えます。風が強いと波が多くなり、水面でのコントロールが難しくなります。ボートが出せないくらい荒れる時もあります。高波やうねりといったコンディションも、雨が降る天候でダイビングに影響が出るものの1つです。
スキューバダイビングで一番重要なこと!
スキューバダイビングで一番重要なことは「無理をしない」ということです。スキューバダイビングを予定していた日が雨で、その天候に不安感がある時は、思い切ってキャンセルすることをお勧めします。気分が落ち着かない状態は判断力を欠き、思わぬ事故に繋がることがあるからです。
雨に限らず気分が乗らない時は、まずスキューバダイビングのインストラクターに話してみましょう!天気や海のコンディションについてしっかり説明してくれます!
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