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トレッキング 延岡・高千穂

風景を楽しみながら歩く「フットパス」で日本の原風景に出会おう!

2017.06.19
イギリス発祥の歩くことを楽しむための道、フットパス。英国では馴染み深いフットパスですが、実は日本でも増えてきているんです!今回はそんなフットパスの楽しみ方やフットパスツアーについて詳しくご紹介します。

皆様、休日はいかがお過ごしですか?天気の良い日はどこか外へ出かけたくなりますよね。そんなときにおすすめなのが「フットパス」。フットパスはイギリス発祥で、イギリスの人々にとってはとても身近な存在なんです。

ところでフットパスって一体何!?と思った方のために、今回はフットパスって何?ということからその楽しみ方、またフットパスのツアーについて詳しくご紹介します。

フットパスってなに?

photo by PIXTA

「Path」は小道、散歩道の意味で、フットパスとは一言で言うと”散歩を楽しむための道”。発祥のイギリス国内にはフットパスがあちこちにあります。外国の絵本や映画を見ると、広い農園や牧場、丘などに道がずっと続いているような光景を目にしませんか?そのような自然発生的にできた道がフットパスです。

フットパスが網羅する範囲は広く、農場や自宅などの私有地を通っているものも。誰もが気軽に森や田園風景、古い街並みなどの景観を楽しみながら散歩できるのがフットパスの魅力です。

フットパスは日本にもあるの?

イギリスのフットパスとは性質が異なりますが、日本各地にもフットパスが整備されています。

#フットパス #小野路 #専修大学泉ゼミ そろそろ田植えの時期ですね〜

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イギリスでは昔からあった小径を誰もが自由に歩けるようにした権利通路なのに対し、日本では地域の自然や文化などの観光資源を最大限に楽しめる小径を探し出して、フットパスとして整備する、という、既存の建物や人々の生活に配慮して作られたもの。地域のまちづくりにも繋がっています。

フットパスの楽しみ方

新しい趣味スタート #フットパス #ウォーキング #散歩 #北海道

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フットパスを散策してみたいけど、何から始めればいいかわからない、という方も多いかと思います。まず日本各地にあるフットパスから好きな地域を選び、HPや書店などからコースマップを入手します。あとはコースマップを持ってフットパスを歩き、景観などを楽しみましょう。

ここでフットパスを楽しむ時の注意点があります。フットパスが整備されている地域の景観は、地域の方が長年にわたり維持してきたもの。地域の方々の協力あってこそのフットパスなので、コースを外れての散策や、ゴミの放置、山菜採りや狩猟などの行為は絶対に行わないようにしましょう。

また、個人で出かけるのに不安がある方は、フットパスのツアーやイベントに参加されるのもおすすめです。そこで次の項目では、アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」のオリジナルフットパスツアーを詳しくご紹介していきたいと思います。

世界遺産・高千穂の集落を探訪!フットパスツアー

ツアーの舞台、高千穂の魅力

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高千穂は宮崎県の北にある人気の観光地。高千穂には、天照大神の孫であるニニギノミコトが高天原より地上に降り立ったとされる天孫降臨伝説や、天安河原・天岩戸神社では八百万の神が集まり神議されたという伝説が残っています。

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また、天孫降臨伝説にも関係する高千穂町の観光スポットとして外せないのが高千穂峡。中心部には五ヶ瀬川が北西から南東方向に横切るように流れていて、途中、国の名勝・天然記念物にも指定されている高千穂峡があります。

美しい五ヶ瀬川の流れ、そそり立つ柱状節理の断崖絶壁、崖から流れ落ちる名瀑「真名井の滝」、木漏れ日にきらきらと輝く水面と、幻想的な光景が広がります。

トロッコ列車。 ⍣ 小さくて可愛いトロッコ列車に乗りました♡ 今日は本当にお天気が良くて雲ひとつない空。 運転手さんは「今日は暑いくらいよー!」 と言ってましたが、そのとおり。 でもトンネル内は涼しくて夏も気持ちいいと思う! 景色のいい陸橋で止まってくれて、 みんなが写真を撮ってる時に、 車掌さんたちがシャボン玉を飛ばしてくれます☻ あとトンネル内ではちょっとしたイルミネーション😂 アットホームな演出がほのぼのですごくよかった!! 桜も咲き始めてて今週末くらいが見頃みたい。 桜、新緑、紅葉の時期はまた綺麗だと思います。 ⍣ #高千穂 #高千穂あまてらす鉄道 #スーパーカート #すてきなところ

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美しい自然はもちろん、高千穂温泉や高千穂峡淡水魚水族館、高千穂あまてらす鉄道、道の駅といった施設やグルメスポットなども豊富。様々なジャンルの魅力的なスポットがたくさんあるので、家族やカップル、女子旅など、どんなシーンでも楽しめるのが高千穂です。

そんな高千穂で昔ながらの風景に出会えるのが秋元集落。お次はいよいよ、フットパスツアーの詳細についてご紹介します!

秋元フットパスツアーの流れ

ツアーのスタート地点は、山奥の古民家の宿「民宿 まろうど」から。

ツアーでは舗装された道ばかりでなく、林道や山道、階段の上り下りのある道を歩く場所も多いので、動きやすい服装で参加しましょう。もちろんヒールやサンダルはNG。スニーカーや登山靴といった、歩きやすく履きなれた靴がおすすめです。

準備ができたらツアースタート!日本の原風景が残る秋元集落の歴史や文化に触れる旅に出発です。ツアーは1グループ限定の貸し切りなので、他のグループに気兼ねすることなく楽しめますよ。

このツアーのガイドを務めるのは、秋元で生まれ育った飯干淳志さん。飯干さんはなんと神楽の演者や民宿の運営、甘酒の醸造も行っているんです!豊富な知識を持つガイドさん、歴史、文化、自然、生物・・・一体どんな話が聞けるのか楽しみです。積極的に質問してみましょう。

スタートしてすぐに現れるのが「カツラの大木」。樹齢500年以上といわれる約30mもの巨木です。根本からは枝が何本も生えていて、それが束となって1つの太い幹のようになっています。長年生き続けてきた逞しさが感じられます。

山中を進んでいくと次に現れたのは大きな猪の罠。一体どうやって猪が罠にかかるのか、罠をよく観察して考えてみましょう。

そのまま林道を歩いて行きます。素人目ではわからないような獣道を発見したり、倒木を切って年輪から樹齢を見極めたりと、何の変哲もないように思われる道でもそこかしこに面白い事が転がっています。そうした発見ができるのもガイド付きフットパスツアーの醍醐味です。

森の香りが立ち込める山奥にある秋元神社に到着。秋元神社は1683年に創立したと伝えられている神社で、拝殿が鬼門を向いていることからパワーが宿るといわれているパワースポットです。鳥居から石段がずっと奥まで延びている光景からも神聖な雰囲気が漂います。

石段を上りきると社殿の先は森が少し開けていて明るい印象です。ご神木は大きなイチョウの木。パワースポットに相応しい堂々たる出で立ちです。

お参りは拝殿の外ではなく中で行います。静かな森の中に佇む拝殿の中は一層静かです。心を落ち着かせてお参りしましょう。

社殿の脇には湧き水があります。ここの湧き水は硬度6の超軟水!硬度は水に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量を表した数値で、硬度が低いほどこれらの含有量が少なく口当たりが滑らかです。

軟水はお料理はもちろん、お茶やコーヒーを淹れるのにも適しています。ガイドさんからペットボトルを受け取って持ち帰ることができますので、高千穂の森の恵みをぜひ味わってみてくださいね♪

秋元神社を後にして、しばらく山歩きが続きます。山道からは連なる山々や棚田が一望でき、とても清々しい気分になります。

しばらく歩くと昔ながらの民家と棚田が並ぶ秋元集落に到着。春から秋にかけては棚田の稲が青々としていてこれぞ日本!という風景が広がります。

無人販売所「いろは屋」では秋元集落で育った新鮮な野菜を買うことができます。日によって商品は変わりますが、オクラやシイタケ、干し大根などが並びます。看板の近くに座っているのは人かと思いきや人形。なかなかシュールです。

直売所でお買い物したり、棚田を間近で観察したりしながらツアースタート地点のまろうどに戻ります。

これでツアーは終わり・・・ではなく、お楽しみのランチタイム!「古民家めしや しんたく」で地元のお母さんたちが作る郷土料理をいただきます。使われている食材はすべて地元産というこだわり抜かれたお料理に舌鼓。どれも体に良さそうなお料理ばかりで品数豊富。体が浄化されるようです。

お食事を堪能したらここで解散となります。午後もぜひ高千穂観光をお楽しみください!

五ヶ瀬自然学校
  • 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山6604 民宿まろうど

・サービス名:秋元フットパス
・所要時間:約3時間
・集合時間:9:30
・対象年齢:7歳以上
・開催期間:通年
・料金:5,500円~

フットパスを満喫して心も体も健康に!

いかがでしたか?

フットパスは年齢問わず気軽に楽しめるものです。現在フットパスに指定されている地域で育った筆者も、幼少の頃から散策を楽しんでいました。昔ながらの風景は眺めるだけで心の栄養になります。小さなお子様も年配の方も、親子三世代でフットパスを楽しんでみてはいかがでしょうか?

アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」では、他にも九州や全国で気軽に楽しめるアクティビティを多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

maho

maho

旅行・アウトドア好きの子育て中主婦。大学時代は地学専攻だったので日本や海外のさまざまなフィールドをトレッキングシューズで歩き回っていました。直近の夢は子供たちが大きくなったらアウトドアレジャーを一緒に楽しむこと。

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