宮城蔵王でスノーシュー!大自然を満喫できるコース3選 2015.12.06 スノーシュー 蔵王
宮城県と山形県の県境に位置する蔵王連峰の宮城側は、俗に「宮城蔵王」と言われており、言わば「西洋式かんじき」である雪上歩行具スノーシューを履いてトレッキングするツアーが人気を集めています。
スノーシューは特別な技術を必要としないため、未経験者や初心者でもすぐに楽しめるのが魅力です。腰まで埋まってしまうような深雪でも、スノーシューを履けば簡単に歩くことができます。
蔵王連峰・後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)の北尾根に広がる「みやぎ蔵王えぼしリゾート」というスキー場周辺を開催地とする「宮城蔵王自然学校」の初心者向けスノーシューツアーのおすすめコースを3つご紹介します。
1.「えぼし千年杉」コース
例年12月下旬から3月中旬頃まで行われている「半日体験ツアー」は、保護者同伴であれば小学1年生から60歳以上のシニア世代の方までご参加いただけます。所要時間約3時間でゆったりと蔵王の自然を堪能できます。
ゴンドラに乗って山の中腹からスタートします。下り中心ですので、初心者や山歩きに自信のない方でも安心です。動物の足跡からその種類や行動を探るアニマルトラッキングを楽しみながら、明るいブナ林の中を下ります。
熊棚(熊が木に登って餌を食べるために枝を折った跡)のある木の近くでガイドから美味しいホットドリンクのサービスを受けた後、「えぼし千年杉コース」と「小滝コース」のどちらかへ進みます。同行する知識も経験も豊富なガイドが、当日の積雪などの状況によって最適なコースを判断してご案内します。
樹齢の長い木にはすぐにそう言った系の名前付けるよね何故でしょうか?RT @kaneko247 蔵王、烏帽子の千年杉、もうすぐ雪に、静かに待つ。 pic.twitter.com/R4XzDqsQ
— PSUKE 1962(PSUKE0285 (@VOLVOLVO855) 2012, 10月 22
宮城県内で唯一、林野庁の「森の巨人たち100選」に選定されている「えぼし千年杉」は、蔵王町倉石岳国有林内にある高さ約26メートル、幹周り約6メートル、推定樹齢600年以上の巨木です。ブナなどの広葉樹林の中に1本だけ威風堂々とそびえ立っていて、間近に見ると圧倒的な迫力です。
古代の修験者がこの杉の近くにある珍しい石の様子に驚嘆して山の神として祀り、「えぼし千年杉」を神木とするために植えたと言い伝えられています。独特の風格のあるたたずまいは、なかなか見応えのあるものです。
2.氷瀑「小滝」コース
ブナなどの原生林の中を自然観察しながら下ると、コースの最後に登場する氷瀑「小滝」が、まさしく圧巻の一言です。名前は「小滝」でも、約20メートル以上もある凍結した氷瀑(滝などが氷結してできたもの)は、迫力満点です。
雪が安定していれば、真下まで行く場合もあります。直下から見上げる氷瀑の美しさに言葉を失ってしまうことでしょう。
3.えぼし岳登頂1日コース
1月中旬から3月中旬頃まで開催されている「えぼし岳登頂1日コース」は、お子様は保護者同伴が必要となりますが、小学校3年生から参加可能なプログラムです。
このツアーでは、「みやぎ蔵王えぼしリゾート」のスキー場最上部から、標高約1681メートルの蔵王連峰・後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)の山頂を目指して、標高差約330メートルのコースを所要時間約5時間半でスノーシュートレッキングします。
ところどころ休憩を挟みながら、アオモリトドマツの原生林や山頂直下の広大な雪原を抜けると、いよいよ山頂に到着します。山頂付近では国内では珍しい蔵王名物の樹氷が見られる上、晴天時には雄大な蔵王の峰々や太平洋の大海原が一望できます。
ガイドお手製というホットドリンクのランチを食べた後、ふかふかのパウダースノーの中でジャンプしたり、お尻で急斜面を滑ったりといった雪遊びも楽しめます。
「宮城蔵王自然学校」のスノーシューツアーは「そとあそび」で!
今回ご紹介した「宮城蔵王自然学校」のツアーは、スノーシュー・伸縮ストック・ブーツといった装備一式レンタル料、ガイド料、保険料が含まれたお得なプランです。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」からこのツアーに申し込んだ方に限り、ツアー中の写真を1枚無料でプレゼントする特典もあります。「そとあそび」では宮城蔵王のスノーシューツアーの詳細情報を掲載しております。
「宮城蔵王自然学校」のスノーシューツアーで蔵王ならではの自然を体感してみませんか?
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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