
茨城県・筑波山でパラグライダーが人気となっている4つの理由 2015.07.28 パラグライダー 桜川
富士山と並び称されるほどの名峰で日本百名山の一つでもある筑波山。
茨城県の筑波山周辺は、足尾山、加波山などの山々が連なっていて、パラグライダーのメッカとして知られています。
筑波山がパラグライダーで人気の4つの理由、魅力について探ります!
1.都心から1時間、車でも2時間程度。日帰りで遊べる!
photo by PIXTA
筑波山と加波山と共に常陸三山と呼ばれ、筑波山同様、古くは「万葉集」でも詠まれている足尾山。
近辺には、パラグライダーの離陸場が整備されていて、一年を通して初心者から上級者まで様々なパラグライダー愛好者が集まる屈指のフライトエリアになっています。
東京都心部から付近のつくば駅までつくばエクスプレスで約1時間、車でも常磐自動車道で2時間程度とアクセスが良く、日帰りでパラグライダーが楽しめると人気です。
2.四季折々でドラマティックに変わる風景が楽しめる
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筑波山は朝夕に山肌の色を変えることから紫峰という別名を持ち、その美しい風貌は日本百景の一つにも数えられます。
暖温帯と冷温帯の境にあって、古代から山岳信仰の対象として保護されてきたので、自然が良好な状態で残されています。山中には100種類以上の珍しい植物が群生しており、知る人ぞ知る植物研究の宝庫になっています。
標高250mあたりの中腹にはつくば市営の梅林があり、白梅、紅梅など約30種、3000本が植えられています。早咲きのものは1月下旬には見頃になり、毎年2~3月には梅祭りが開催されます。
山頂付近のブナ林が瑞瑞しく、色とりどりの植物が一気に開花する夏、森林が紅葉で真紅に染まる秋、雪景色で全てが真っ白になる冬と、四季折々でドラマティックに変化する風景は、見る者の目を飽きさせません。
3.筑波連山から霞ヶ浦、太平洋、富士山まで見える絶景のパノラマビュー
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筑波山近辺からは、加波山などの筑波連山や霞ヶ浦、太平洋、都心のビル群が望める上、晴れた日には東京スカイツリー、富士山まで一望でき、抜群の眺望を誇ります。富士山が美しく見えるため、2005年には関東の富士見百景にも選定されています。
男体山と女体山の2つの峰からなる筑波山には、麓のつつじヶ丘駅から山頂の女体山駅までロープウェイが通っていますが、冬季限定で夜間のみ運行される「スターダストクルージング」は、関東一円が見渡せる素晴らしい夜景と星空のパノラマビューで老若男女問わず多くの人々が鑑賞に訪れています。
4.温暖な気候と筑波山が生み出す独特の上昇風がパラグライダーに有利
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年間を通して温暖な気候で、一年中パラグライダーが楽しめるのが筑波山エリア。
太平洋から流れ込み筑波山の山並みにぶつかって生じたこの地域独特の上昇風が、パラグライダーでフライトするのに大変有利に働きます。この安定した素直な風が高確率で吹き込む絶好のロケーションのため、筑波山周辺ではワールドカップなどパラグライダー競技の数々の大会が行われてきました。
足尾山フライトエリアでは、パラグライダー・クロスカントリー(長距離飛行)の記録も生まれています。
足尾山にはパラグライダー専用の離陸場が整えられており、広々とした初心者向けの練習用斜面もあって、ビギナーでも気軽にパラグライダー体験ができるツアーが多数開催されています。
パラグライダーに最高の環境が整う筑波山エリアは初心者の体験にも最適
都心からアクセスが良い上、豊かな自然と眺望に恵まれてパラグライダーに相応しい環境が揃っていて、「パラグライダーのメッカ」と言われるのも納得ですね!
パラグライダーにとって最高の条件が整っている筑波山エリアは、初めての方がパラグライダーを体験するのに最適です。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、筑波山エリアで体験できるツアーについて詳しく記載していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
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※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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