東京・日野市の河川敷で自然にふれながら本格的な乗馬を体験!動物とのふれあいを通じて子どもの成長を感じました 2022.09.25 乗馬(ホーストレッキング・外乗) 関東
ツアーのハイライトは馬に乗って川の中へとザブザブ
折り返し地点でもあり、馬に乗って川を渡る特別な体験ができるスポットに到着。川の中でマリヤが足裏を傷めてしまわないよう、乗っていた娘は一度降りて、川岸でガイドさんが靴を履かせます。
「馬のヒヅメは硬いけれど、それ以外の足裏は柔らかいのよ。だから靴を履かせるの」というガイドさんが披露する豆知識に、「へえー!」と娘は驚くようにうなずいていました。
また、この時間は背中の上ではなく、隣に立ってマリヤと交流できる時間でもありました。娘はマリヤの顔を覗き込みながら「あなた、まつげがあるのね」とひと言。そしてマリヤの首をなでると、手のひらを見ながら今度は「わ、すごい毛が抜けてる!」と目を丸くします。
マリヤと改めて向かい合うことができ、相手は乗り物ではなく、生きた動物であることを娘がもっとも実感した瞬間のようにも感じられました。
マリヤの準備が整うと、再び乗馬し、バシャバシャと音を立てながらゆっくりと川の中へ入っていきます。長靴を履いた私も一緒に、中洲の観察をしたり、清流の音に耳を傾けたり。娘は「ああ気持ちいい!すごいすごい」と表情も明るく、心から楽しんでいるようでした。
親子で交代しながら楽しさも難しさも共有!
娘は「え~私まだ乗っていたいのに!」と膨れっ面をしていましたが、ガイドさんの提案で復路は私も乗馬に挑戦させてもらうことに。娘と交代して乗ってみると、思っていた以上に高くてドキドキ!それに手綱の扱いはやっぱりとても難しく、これは娘も緊張するはずです。
「ストップは両方の手綱を引くんだよ」「もう少し短く持って」など娘に教えてもらいながら、なんとかマリヤを歩かせることに成功。とはいえ思い通りに操るのは難しく、悪戦苦闘しながらも上手に乗りこなしていた娘を誇らしく感じました。
※お母さんと交代で乗る、兄弟で交代で乗るなど1ツアーで2人以上が乗馬できるのは90分コースのみになります。
再び娘に代わり、住宅街へと戻ってきました。何台かのクルマとすれ違う道中、マリヤを脇に寄せては止まり、安全第一でゴールへと向かいます。いよいよ終わりが近くなってくると「また来るよね?また来たい!」「もう1回やる!」と、娘は名残惜しさを感じはじめた様子。すっかりマリヤに愛着を感じ、憧れていたジェシーとブルズアイの関係に少し近づけたのではないでしょうか。
「マリヤの風」に戻ると、ホーストレッキングは終了。娘にとっても私にとっても本当に有意義な体験で、大人とは違う、子供の上達の速さに改めて驚かされました。最初は正直ヒヤヒヤしていましたが、乗り降りもしっかりできるようになっていて本当に関心してしまいます。
経験がない子供でも、自ら手綱を握り、馬と対話をしながら自然散策できるホーストレッキング。90分という時間の中で、本当にたくさんの娘の成長を見られたのは、ガイドさんの「マリヤを信じて、子供を見守る」という姿勢も大きかったのではないかと思っています。
<文/川本央子 写真/恩田拓治>
- 東京都日野市石田305-17
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