【伊勢】癒しとパワーに出会う!「お伊勢参り」観光マップ 2016.02.29 伊勢
三重県南東部に位置する伊勢といえば「伊勢神宮」で有名な人気の観光地ですよね。江戸末期から明治初期には「お伊勢参り」が一大ムーブメントを起こし多くの参拝客でにぎわっていました。
そんな伊勢には、今でも伊勢神宮と深い結びつきのある神社・お寺があちこちに点在しています。そこで、今回はかつての「お伊勢参り」を再現!観光マップにしてみました。1日かけて神社・お寺を巡り、癒しとパワーをたっぷり授かりましょう!
1.二見興玉神社
夫婦円満・縁結びにご利益があるとされる「二見興玉(ふたみおきたま)神社」。二見浦海岸沿いにあり、夫婦岩沖合700mの海に沈む猿田彦大神ゆかりの「興玉神石」を拝する神社です。
かつて二見浦は、伊勢神宮参拝の前に体を清める禊場(みそぎば)として栄えました。今はそれに代わり、二見興玉神社でお祓いを受けた後、伊勢神宮参拝をする人も多いんですよ。
境内には、日の出スポットとしても人気のある「夫婦岩」や伝説の舞台「天の岩屋」があります。そしてひときわ目を引くのが、猿田彦大神の使いとされる蛙の像。境内の至る所にたくさん置かれているんです。
手や口を清める手水舎(てみずや)の「満願蛙」は、水を掛けると願いが叶うとされています。蛙=カエル、「お金が返る」「無事に帰る」を掛けたゲン担ぎの意味も。縁起の良い蛙達からご利益をいただきましょう!
■基本情報
・名称:「二見興玉神社」
・住所:〒519-0602三重県伊勢市二見町江575
・TEL:0596-43-2020
2.猿田彦神社
https://www.instagram.com/p/BQhFYRUlEOi/
「みちひらきの神」猿田彦大神をお祀りする「猿田彦神社」は、家業繁栄・交通安全にご利益のある神社。江戸時代、お伊勢参りの前に猿田彦神社を参拝し、道のりの安全を祈願したともいわれています。
境内には、猿田彦大神の妻・天宇受売命(あめのうずめ)を祀る「佐瑠女神社(さるめじんじゃ)」も。天宇受売命(あめのうずめ)は、天の岩戸に隠れた太陽の神・天照大御神を呼び出すため神楽の舞を披露したとの伝説から、芸能の神様としてとっても有名なんですよ。
https://www.instagram.com/p/BABOWjAQh3g/
また、「古殿地(こでんち)」と呼ばれる干支が刻まれた石があり、その文字盤に触れると願いが叶うんだそうです。叶えたい願いによって、触れる文字盤が異なるので要チェックしてから祈願しましょう。
「みちひらきの神」、この響きからしてなんかいいことがありそうな明るい気持ちになりますよね。物事の新しいスタートの際には、猿田彦神社へ!みちひらきの神様がパワーを与えてくれますよ。
■基本情報
・名称:「猿田彦神社」
・住所:〒516-0026三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
・TEL:0596-22-2554
3.伊勢神宮外宮(豊受大神宮)
衣食住、産業の守り神・豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る伊勢神宮外宮。伊勢神宮は外宮から参拝するのが習わしといわれています。玉砂利が敷き詰められた参道や背の高い木々がうっそうと茂る境内は、神聖な雰囲気が広がる、まさにパワースポット!
境内には正宮・豊受大神宮に3つの別宮、10の摂社・末社・所管社が点在。また、平清盛の逸話からその名が付いた「清盛楠」は、高さ10m、樹齢1000年を超える楠の大木。何世紀もの時代を経た歴史の重みを感じられますよ。
https://www.instagram.com/p/BCA4ct-JsR6/
そして、花菖蒲の名所「勾玉池」のそばにある「式年遷宮記念せんぐう館」では、20年に一度行われる式年遷宮に関する資料を数多く展示。普段見ることのできない式年遷宮の舞台裏を見ることができます。
外宮内には、「三ツ石」や「地蔵石」、「亀石」など更なるパワーを秘めたスポットもあるのでお見逃しなく!
■基本情報
・名称:「伊勢神宮外宮(豊受大神宮)」
・住所:〒516-0042 三重県伊勢市豊川町279
・TEL:0596-24-1111
・拝観時間:5:00~(参拝終了時間は季節によって異なります)
4.伊勢神宮内宮(皇大神宮)
太陽の神・天照大御神を祀る「伊勢神宮内宮(皇大神宮)」は、伊勢観光には欠かせない人気スポット!内宮への入り口、五十鈴川に架かる宇治橋は人と神様とを結ぶ架け橋とされています。宇治橋からは緑豊かな山々の四季を楽しめるのも魅力。
宇治橋を越えて鳥居をくぐるとそこは「神域」を肌で感じられる厳かさ。境内には、正宮・皇大神宮と2つの別宮が鎮座しています。
https://www.instagram.com/p/BBfZrIOxKWJ/
そして、伊勢神宮内宮最大のパワースポットといわれているのが「四至神(みやのめぐりのかみ)」。社殿はなく石畳に祀られているシンプルな造りです。「二拝、二拍手、一拝」の作法でお参りしましょう。
さらに、境内には縁結びや安産にご利益のある「子安神社」もあります。子宝・安産祈願の際はぜひ訪れたいですよね。
■基本情報
・名称:「伊勢神宮内宮(皇大神宮)」
・住所:〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
・TEL:0596-24-1111
・拝観時間:5:00~(参拝時間は季節によって異なります)
5.金剛證寺(こんごうしょうじ)
https://www.instagram.com/p/BACc8j0v0SL/
朝倉山山頂にある「金剛證寺(こんごうしょうじ)」は、伊勢神宮の鬼門を守る寺としても有名で、伊勢神宮参拝の後に訪れると良いとされています。金剛證寺の入り口「仁王門」をくぐると、ひときわ目を引く真っ赤な「太鼓橋」。
本堂の「摩尼殿(まにでん)」は、1701年に修復を経て今もなお現存しており、国の重要文化財にも指定されています。金剛證寺では、奥の院に塔婆を立て供養する「岳参り」という風習があります。奥の院までズラッと並ぶ塔婆の光景は独特でとても厳かな空気が流れています。
https://www.instagram.com/p/7Heiv0C_f9/
金剛證寺までは、もちろん車でもアクセスできますが、登山道を経由してハイキングで行ってみるのもおすすめですよ。周りに広がる景色を楽しみながら江戸時代のお伊勢参り気分を満喫できます。
■基本情報
・名称:「金剛證寺(こんごうしょうじ)」
・住所:〒516-0021 三重県伊勢市朝熊町岳548
・TEL:0596-22-1710
・拝観時間:9:00~16:00
【番外編】お伊勢参りの後は、アウトドアアクティビティを楽しもう!
三重県南部を流れる「宮川」は、清流として有名な一級河川。古くは伊勢神宮の禊川(みそぎがわ)としても知られている川なんです。そんな宮川の清流をアウトドア・アクティビティで満喫してみてはいかがでしょうか?
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では宮川で楽しめるアクティビティ情報を掲載しています。その中から、ツアー会社「パワーゾーン」が開催するアクティビティをご紹介します。
【リバーボード】「半日コース」
リバーボードとは、川版ボディーボード。上半身だけをボードに乗せ、フィン(足ひれ)を使ってコントロールしながら川を下ります。目線は水面すれすれ!スリルと興奮、川との一体感を味わえます。
約1.2kmを2時間かけて下る「リバーボード半日コース」は、高校生以上から参加できます。景色を楽しみながらのんびりと下ったり、スリル満点の大波を超えたりと変化に富む宮川を体感。清流に向かって岩場からのジャンプも楽しめます。
【ラフティング】「宮川・自然満喫!ファミリーラフティング」
ラフティングとは複数人でゴムボートに乗り、パドルを漕ぎながら川を下る人気のアクティビティ。経験や技術を問わず、初めての方でも安心して楽しめます。
5歳以上のお子様から参加できる「宮川・自然満喫!ファミリーラフティング」コースは、穏やかな流れの宮川を下りながら、清流と戯れ、美しい景色をのんびり眺められる川の大自然満喫ラフティングツアー!子供から年配の方まで笑顔いっぱい楽しめます。
江戸時代の「お伊勢参り」は、伊勢神宮参拝の前に体を清めたり、交通安全を願ったりと順序を踏んだ上で伊勢神宮を訪れていたことが分かります。それだけ、人々にとって伊勢神宮の存在は偉大で崇高だった事がうかがい知れますよね。
こちらのマップを参考に、江戸の人がこぞって訪れた「お伊勢参り」の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?歴史と格式ある神社仏閣で、癒しとたくさんのパワーをもらえること間違いなしです。
また、お伊勢参りで癒された後は、宮川で思いっきりアウトドアアクティビティを楽しみましょう!詳しくはアウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」をご覧ください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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