秩父・長瀞で人気のライン下りで山と川の景観を楽しむ 2015.08.13 秩父・長瀞
秩父山地に囲まれた埼玉県の秩父・長瀞エリア。自然豊かな美しい川と山があり、多くの観光客が訪れる人気のスポットなっています。
その長瀞観光の定番ともなっているのが「ライン下り」です。船頭さんが舵をとる和船で荒川を下る船旅は清涼感たっぷり。天然記念物の石畳など雄大な風景を船上から望めます。
今回は、秩父・長瀞でいま人気のライン下りを紹介します!
ライン下りとは?
もともとは、ドイツのライン川を舟で下ることを「ライン下り」と呼んでいました。
日本では、志賀重昂が美濃加茂市から犬山市までの木曽川の渓谷の風景がヨーロッパ中部を流れるライン川に似ていることから、この渓谷に「日本ライン」と命名。以降、この渓谷の川下りに「日本ライン下り」の名前がつきました。
「ライン下り」は船で渓谷を下る川下りの代名詞のようになり、各地の同様のものに「ライン下り」の名が付けられるように。長瀞のライン下りもそんな川下りのひとつです。
雄大な風景を木造船でいく秩父・長瀞ライン下り
長瀞観光の代名詞とも言えるライン下りは、木造の和船に乗り、荒川の流れをくだっていきます。川の両岸には太古の地球が育んだ岩石が続く雄大な景色が広がります。
なかでも国の名勝・特別天然記念物に指定されている「岩畳」は、一枚の巨大な岩が隆起したものです。対岸には「秩父赤壁」という高さ20メートルの断崖絶壁が現れるスポットもあります。
秩父・長瀞ライン下りは急流でスリル満点!
ゆるやかなイメージのあるラインくだりですが、そのルートには、「荒川橋梁」「小滝の瀬」「大河瀬」といった、いくつか流れが早くなる急流スポットもあります。
巧みに船を操る船頭さんの合図で船のへりに設置されたビニールシートを上げると勢いよく川の水が飛び込んできます。とりわけ雨の翌日は水量が多く、スリル満点です。
紅葉の景色広がる!秋の秩父・長瀞ライン下り
ライン下りから眺める長瀞の紅葉は、特におすすめで、赤や黄に染まる木々と岩石の続く岩畳との鮮やかなコントラストが広がります。その景色はすばらしく、秋の時期はそれを目当てに多くの観光客でにぎわいます。
紅葉時期は例年だと11月中旬〜12月上旬。美しい紅葉を見たい方は、この時期に訪れるのがおすすめです。
ラフティングもおすすめ!
ライン下りよりもアクティブに長瀞を楽しみたいのであれば、ラフティングもおすすめ!
ラフティングはラフトボートと呼ばれるゴムボートに乗り込み、参加者全員で力を合わせて川を下っていく人気アクティビティです。
激流を乗り切った時の達成感はもちろん、流れが緩やかな場所ではウィリー走行をしてみたり、川遊びをしてみたり、大きな岩から川へダイブしたり・・・と豊富な楽しみ方も魅力。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、元ガイドが選定した秩父・長瀞のラフティングツアーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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