初めてのカヌー体験!服装と持ち物はどうすればいい? 2023.08.28 カヌー・カヤック
子供からシニアまで、幅広い年齢層が楽しめるアクティビティである「カヌー」。
美しい景色を眺めながらのんびりと湖上を散策したり、川を下ってツーリングしたり、遊び方はさまざまです。また、季節を問わず体験できるのも魅力のひとつ。春はお花見、夏は水遊び、秋は紅葉狩りと、季節ごとの楽しみがあります。
今回は初めてカヌーを体験する人に向けて、適した服装や必要な持ち物をご紹介します。さらに全国で開催されているおすすめのカヌー・カヤックツアーもご紹介するので、ぜひ気になる場所で体験してくださいね。
【目次】
■カヌーをするときの服装は?
- 濡れても保温性、速乾性のある化繊素材を選ぼう
- 夏は水着を活用できる場合もあり
- 風を通さないレインウエアやウィンドブレーカーが便利
■意外と忘れがちな必需品と役立つ便利品
- 水に濡れるレジャーの必需品!タオル
- 日光や小雨を防ぐハットタイプの帽子
- 濡れてもいい靴
- 水分は必須!水筒であればなおよし
- 日差し対策のサングラスと日焼け止め
- 貴重品やスマホを入れる防水の袋
■全国のおすすめカヌーツアー
- 透明度抜群!支笏湖の人気カヌーツアー|北海道
- 豊かなブナの森が美しい!十和田湖で水上散歩|青森県
- カヌーからスカイツリーを望む!東京の人気ツアー|東京都
- 0歳からOK!ハート型の北竜湖でカヌーデビュー|長野県
- 湖面からドラゴンのモニュメントがお出迎え!|奈良県
- 九州のグランドキャニオン、蘇陽峡で体験|熊本県
<<全国で体験できるカヌー・カヤックツアーの一覧を見る>>
カヌーをするときの服装は?
カヌーの服装選びで気を付けるべきポイントは「動きやすく快適」「濡れても乾きやすい」「風を防げる」の3つです。
全身を使うスポーツなので、動きやすいのは大前提。万が一転覆して水の中に落ちても動きを妨げず、濡れた場合もすぐに乾いて体を冷やさない素材がベストです。それでは実際どんな服装がいいか、詳しくご紹介します。
濡れても保温性、速乾性のある化繊素材のウエアを選ぼう
おすすめなのは、濡れても保温性があるフリース素材や、速乾性のあるドライシャツといった化繊生地のウエアです。
肌の上に直接着る服はラッシュガードがベストですが、マラソンやジムで身に付けるような運動着でも代用できます。日焼けしたくない人は、長袖長ズボンを選ぶのを忘れないようにしましょう。
トレーナーやジーンズ生地、チノパンなどの綿製品は、濡れると重くなって動きが制限されてしまう上、体温を奪います。寒い秋や冬場だけでなく、夏場においても危険です。安全管理上、綿素材の服での参加を禁止しているカヌースクールも多いので、綿のウエアは避けましょう。
夏は水着を活用できる場合もあり
夏場であれば、水着での参加を許可しているカヌースクールもあります。
ただし、開催地の気温や日差しの強さによっては薄着が適さないため、事前に確認をしておくのがよいでしょう。水着で参加する場合も、念のためシャツとロングパンツを持参し、水着は下着代わりに使うのがおすすめです。
風を通さないレインウエアやウィンドブレーカーがあると便利
濡れたまま風に当たると体温を奪われてしまうため、風を通さないレインウエアや、ウィンドブレーカーも用意しておきましょう。
レインウエアやウィンドブレーカーだけでは保温性が足りないため、寒い季節は、保温性をアップさせる長袖のドライシャツなど、化繊のインナーウエアをジャケットの内側に着用してください。
ツアー会社によっては、ライフジャケットなどの基本装備以外にも、レインウエアや防水ジャケットなどをレンタルしているところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
意外と忘れがちな必需品と役立つ便利品
ウエアに比べ、荷物に入れるのを忘れてしまいがちな小物類ですが、用意があればカヌーツアーがもっと楽しく、快適な体験になること間違いなし。しっかりと事前にチェックしておきましょう!
水に濡れるレジャーの必需品!タオル
濡れた体や衣類の水気を拭くために吸水性の高いタオルを2〜3枚用意しておきましょう。座るときに地面に敷いたり、野外で着替えたりする際にも使えるので、汚れてもいい大きめのタオルもあると便利です。
日光や小雨を防ぐハットタイプの帽子
水の上は日差しを遮るものがないので、夏はもちろんほかの季節でも、日焼け対策になるハットタイプの帽子が必需品。少量の雨の際も心強い味方となります。
風に飛ばされないよう、あご紐が付いているものを選びましょう。
濡れてもいい靴
カヌーのときに履く靴は、濡れてもよく、運動に適したマリンシューズやランニングシューズなどがおすすめです。カヤックのフットブレイス(足置き部分)に足を置きづらいので、底が厚すぎるものはやめましょう。
着替える際の気軽さを考えるとサンダルが便利ですが、脱げてしまわないよう、踵を固定するストラップ付きのものにしてください。
レンタルシューズを用意しているツアーもありますが、有料の場合が多いです。自身で持っているサンダルや靴があれば持参してくださいね。
水分は必須!水筒であればなおよし
カヌー体験は意外と長丁場になります。少なくとも2時間ほどは水上で過ごすことになるので、喉が乾いたときのために飲み物を持参しましょう。
ペットボトルはフタを落としてしまう可能性があるので、できればフタが取れない水筒やフタがつながったウォーターボトルだと安心です。特に保温・保冷性能がある水筒であれば、寒い季節には体を温め、暑い季節には冷やしてくれます。
日差し対策のサングラスと日焼け止め
紫外線を防ぐためにも、視界のまぶしさをガードするためにも、サングラスがあるとよいでしょう。
つばの広い帽子があれば空からの紫外線は防げますが、気をつけたいのが水面反射。草地やアスファルトでは10%以下といわれる反射率ですが、水面では10〜20%あります。カヌーに乗った状態は水面から近いこともあり、日差しがある日には想像以上にまぶしいと感じます。
真っ黒なレンズのサングラスは、せっかくの美しい自然の色合いを堪能できないのでは…と懸念されるかもしれませんが、色の見え方があまり変わらないブルーやグリーンのレンズを使用したサングラスも多く出ています。また、体験中に水の中に落としてしまわないように、メガネバンドもあわせて準備しておくと安心です。
水上は日陰が少ない上に、水面反射は肌への日焼けにも影響します。対策をしないとやけどのような状態になってしまうこともあるので、特に夏場は日焼け止めグッズも用意してくださいね。
■関連記事
アウトドアアクティビティにおすすめのオシャレな偏光サングラス5選
貴重品やスマートフォンを入れる防水の袋
貴重品やスマートフォンなどの電子機器などをしまうための防水バッグも、できれば完全防水のものを用意しておきたいもの。貴重品をツアー会社のロッカーなどに預けられる場合は、スマートフォンやカメラを入れられる防水ケースだけでもあると便利です。
濡れた着替えを持って帰るのには、スーパーなどで使うビニール袋を活用するのもおすすめ。気軽に使えるので数枚持っておきましょう。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事