ダイビング・スキューバダイビングってどんな器材が必要?基本の8点を紹介! 2018.07.12 スキューバダイビング
皆さんにとってスキューバダイビングとはどのようなイメージでしょうか?「いろんなものを体にくっつけて海に入る」といったイメージを持っている人はいませんか?実はその通り、スキューバダイビングではユニークな器材をたくさん身につけます。
器材の種類を覚えるのは大変かもしれませんが、使用目的を含め、器材のことを知れば安心感にもつながりますし、海の中でより快適なダイビングをすることもできます!というわけで、スキューバダイビングの基本器材8点を紹介します!
【目次】
■スキューバダイビングの基本器材8点はコレ!
- 1.スキューバダイビング用マスク
- 2.シュノーケル
- 3.フィン
- 4.BCD(ビーシーディー)
- 5.レギュレーター
- 6.ダイビングコンピューター
- 7.ウエイト
- 8.ウェットスーツ・ドライスーツ
■器材をすべてレンタルできるおすすめ体験ツアー
- 西伊豆・黄金崎の体験ダイビング|静岡県
- 奄美大島の体験ダイビング|鹿児島県
- 恩納村の青の洞窟体験ダイビング|沖縄県
- 伊良部・下地エリアの体験ダイビング|沖縄県
スキューバダイビングの基本器材8点はコレ!
1.口ではなく、目と鼻をカバーする「マスク」
スキューバダイビングでは目をカバーするものを「マスク」と呼びます。水泳で使う「ゴーグル」との大きな違いは、鼻も一緒にカバーされていること。鼻がマスク内に入っていることが、スキューバダイビングではとても重要なことなんです。
マスクにはレンズが1つの一眼と、2つに分かれた二眼があります。一眼は視野が広く、二眼はマスククリア(マスクの中に入った海水を外に出すこと)がしやすいといったメリットがあります。どちらのメリットを取るかを考えて選びましょう。
2.実はダイビングでも使います「シュノーケル」
スキューバダイビングの始めと終わり、つまり水面にいる時にはシュノーケルも使います。特に波がある時に水面に居続ける場合、シュノーケルを使うと口に水が入らず呼吸しやすくなります。
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3.水中でスイスイ移動できる「フィン」
スキューバダイビングは運動ではないので、水泳の時のような激しいバタ足はしません。陸上で歩いているのと同じ感覚で水中を進むために「フィン」を使います。フィンを使うと1回のキックで水中をゆっくりスムーズに動けるようになります。
フインは大きく分けて2種類あり、1つはかかとにストラップが付いていて、ダイビング用のブーツの上から装着する「ストラップフィン」タイプ。着脱がしやすく、ビーチや岩場から海に入る際に向いています。
もう1つは素足にそのまま履かせる「フルフットフィン」タイプ。足のサイズと合えばフィット感は抜群で、推進力が高いのも特徴です。
4.スキューバダイビング用ジャケット「BCD(ビーシーディー)」
スキューバダイビングにはライフジャケットのような器材があります。その名はBCD(ビーシーディー)。Buoyancy Control Device(浮力・コントロール・装置)の略で浮力を調整する器材です。
また背中部分にはタンクを付けるベルトがあり、サイドにはその他の器材を固定するクリップやポケットも付いていて、スキューバダイビングの器材をすっきりまとめる役目も担っています。
5.スキューバダイビングで呼吸をするための器材「レギュレーター」
これは正にスキューバダイビングならではの器材!水中で呼吸し続けるのに必須の器材は「レギュレーター」といいます。一般的にはホースを4本取り付け、空気を詰めたタンクとBCDをつなぐ役目と、タンクから呼吸をするための空気を送る役目を担っています。
6.スキューバダイビング用腕時計「ダイビングコンピューター」
スキューバダイビング用の腕時計は「ダイビングコンピューター」と呼び、皆さんが安全にスキューバダイビングを楽しめるよう管理してくれる優れものです!
時間だけでなく現在の水深、潜り始めてから経過した時間、残り何分潜り続けられるかなど、水の中にい続けるために必要な情報を知らせてくれます。
7.スキューバダイビング用の重り「ウエイト」
スキューバダイビングでは「水面に浮き上がらない」そして「底まで沈んでいかない」という状態を作り水中を漂い続けます。その状態を作るために使用するのが「ウエイト(重り)」。腰などに装着し、自身の重さを調節します。
ウエイトの量は人によって違います。算出方法は是非スキューバダイビングのライセンス取得コースで学んでください!
8.1年中ダイビングを楽しみたいなら「ウェットスーツ」と「ドライスーツ」
スキューバダイビングは夏の海でも冬の海でも楽しむことができます。水温に合わせて必要になる器材が「保護スーツ」です。スーツ内に水が入るものを「ウェットスーツ」、水が入らないものを「ドライスーツ」といいます。
「ウェットスーツ」はサーフィンでも使用するので、耳にしたことがある人もいるでしょう。「ドライスーツ」はその名の通り体が濡れません。冬の海には欠かせない器材です。
スキューバダイビングで保護スーツは必須ではありません。常夏の海ではラッシュガードや水着のままスキューバダイビングを行う人もたくさんいます。
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ダイビング器材をすべてレンタルできるおすすめ体験ツアー
ダイビングに必要な8つの器材をここまで紹介してきましたが、初心者の人が1からすべてを用意するのはちょっと大変。それを理由に諦めてしまっている方もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、ダイビングの体験ツアー!器材をすべて貸し出してもらえるので、何も持っていない方でも気軽に挑戦できるのが魅力です。「購入前に使用感を確かめたい!」という場合でも、体験ツアーでトライアルできるのでおすすめです。
最後に国内で体験できる人気のダイビングツアーを大公開!ぜひ今回紹介した器材たちを身に着けて、使用感や役割を確かめてみてくださいね。
10歳からOK!伊豆の景勝地「黄金崎」でわいわいダイビング|静岡県
静岡県の伊豆は都心から日帰りでアクセスできる場所にありながら、自然豊かな海があることで人気のエリア。1年を通して、さまざまな種類の生き物に出合えるため、ダイバー御用達の定番スポットになっています。
西伊豆で「安良里(あらり)潜水サービス」が開催している“体験ダイビングツアー”は、なんと10歳から体験可能!身長が120cm以上であれば気軽にチャレンジできます。
体験場所となるのは、美しい夕日が見られる景勝地としても有名な黄金崎。海の中では、クマノミやミノカサゴなどカラフルな魚たちがダイバーの目を楽しませてくれます。
海底や岩の隙間にも、生き物がいっぱい!夢中で生き物を探していると、あっという間に終了時刻になっていた、なんてことも。家族みんなでわいわいダイビングしたい方にぴったりのツアーです。
- 静岡県西伊豆町宇久須2382 黄金崎公園・根合駐車場
<<伊豆で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
奄美大島の豊かな海でサンゴと熱帯魚を堪能!|鹿児島県
自然の恵み豊かな鹿児島県の離島・奄美大島。周辺の海は透明度が高く、澄んだ深い青色が特徴です。その独特な青さから“奄美ブルー”と称され、多くのダイバーを魅了しています。
そんな奄美大島の海でダイビングしたいなら、「ダイブスピーシーズ奄美」の“ボートダイビングツアー”がおすすめ。安全面を重視したサービス内容で、初心者でも安心して体験することができます。
当日の海の状態からベストなポイントを選び、参加者2名に対してガイドが1名と、しっかり目が届く万全なサポート体制。ボートから海へエントリーする際も、張ってあるロープを伝ってゆっくりと潜っていけるので、自分のペースで海中に慣れていけます。
勇気を出して潜った先には、夢のようなブルーの世界が待っています。海の中を優雅に泳ぐウミガメや、サンゴが密集した「珊瑚ジャングル」など、憧れの海中世界をぜひその目で確かめてみましょう!
- 鹿児島県奄美市名瀬幸町5-17 ダイブスピーシーズ奄美ベース
<<鹿児島県で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
恩納村の「青の洞窟」で神秘的な光景と魚の餌付けを楽しもう!|沖縄県
国内屈指のリゾートエリアである沖縄。本島、離島ともに人気ダイビングスポットが多く存在し、初心者からベテランまで多くのダイバーが訪れています。
恩納村(おんなそん)にある真栄田岬は、その中でも有名なスポットの1つ。岬のそばにある「青の洞窟」では、神秘的に光る海の中を泳ぐという不思議な体験をすることができます。
青の洞窟に行くなら「アークダイブ」が開催している“体験ダイビングツアー”がぴったり!地元を良く知るベテランガイドの案内で安全に青の洞窟までたどり着いたら、魚の餌付けを体験しましょう。目の前が見えなくなるほど魚たちが集まる光景にびっくりするはず!潜水時間も約40分と長めに設定してあるので、たっぷり海を満喫できますよ。
また「アークダイブ」では30種類ものダイビングスーツを用意。実際に手に取って自分好みの装備を選べる、ビギナーにありがたいツアーです。
- 沖縄県国頭郡恩納村字真栄田469-1 真栄田岬
<<沖縄県で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
伊良部・下地エリアの「青の洞窟」などダイナミックな地形を満喫できる!|沖縄県
沖縄県の離島の1つである宮古島も、ダイビングが楽しめることで人気のエリア。宮古島周辺でダイビングツアーを開催している「宮古島ダイビングサービス」では、シュノーケリングとセットで楽しめる“体験ダイビングツアー”が人気です。
ツアーではボートに乗り込み、伊良部・下地エリアへ向かいます。伊良部(いらぶ)島は伊良部大橋で宮古島と繋がっている島で、さらに伊良部島と下地島は陸路で繋がっています。両エリアは宮古諸島の中でも特に海が美しいダイバー憧れの場所です。
まずはシュノーケルで海に慣れてから、いよいよダイビングスタート!ガイドがマンツーマンでサポートしてくれるので、焦る必要はありません。ゆっくりと海の中へ潜行していきましょう。
海中で青く発光するような光景が楽しめる「青の洞窟」や、自然が作り出したトンネル「ダブルアーチ」など、独特の地形やカラフルな魚たちを堪能しましょう。伊良部・下地エリアのダイナミックな地形も楽しめるおすすめツアーです。
- 沖縄県宮古島市平良下里246 ファミリーマート宮古パイナガマビーチ前店
器材を覚えたら、体験ダイビングへGO!
今回ご紹介したのはスキューバダイビング器材のほんの触り部分ですが、いかがでしたか?実際にこれらの器材を使ってみたくなったら、体験ダイビングツアーに参加してみることをおすすめします!
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、初めての方でも安心して参加できる全国の体験ダイビングツアーを紹介しています。ぜひご覧ください!
(編集部注*2015年8月2日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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