ワカサギ釣りを楽しむなら「道具」と「餌」がポイント! 2021.02.14 ワカサギ釣り
冬に人気のワカサギ釣りに挑戦してみたいけれど「どんな道具が必要なんだろう?」「餌は何を使うの?」といった疑問抱いている人も多いのではないでしょうか。今回はワカサギ釣り初心者のために、基本的な道具と餌について解説します。
気軽に参加できるワカサギ釣り体験ツアーも紹介するので、記事の最後まで要チェックです!
【目次】
■ワカサギ釣りとは
■【道具1】竿
■【道具2】仕掛け
■餌は赤虫と紅サシが基本
【column】餌(虫)に抵抗がある人のために
■おすすめワカサギ釣り体験ツアーをご紹介
- 南富良野の大自然の中で氷上ワカサギ釣りに挑戦!
- 氷上&ドーム船どちらも開催!桧原湖でワカサギ釣り体験!
<<全国で体験できるワカサギ釣り体験ツアーの一覧を見る>>
ワカサギ釣りとは
日本各地の湖に生息するワカサギは、低い水温を好む魚。釣りは基本的に1年中できますが、最盛期は10~3月ごろです。北海道や東北、北関東の一部では厚く凍った湖の氷に穴を開けて釣りを楽しむ「氷上ワカサギ釣り」と呼ばれるスタイルが有名で、冬の風物詩となっています。
一般的に「氷上ワカサギ釣り」の印象が強いですが、湖が凍る前でもワカサギ釣りは可能。ドーム型の船で、船内の両端にある溝から湖の中に釣り糸を垂らしてワカサギを釣る「ドーム船ワカサギ釣り」があります。暖かい船内でのんびり釣れるので、初心者にはおすすめの釣り方です。
ワカサギ釣りの人気のポイントは釣りの楽しさだけでなく、自分が釣ったワカサギを天ぷらや唐揚げにして味わえること。揚げたてのワカサギは絶品です!
ここからはワカサギ釣りで重要なポイント「道具」と「餌」について解説していきます。これから挑戦しようと思っている人はぜひ、チェックしてみてくださいね!
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【道具1】竿
釣り道具として欠かせないものといえば「竿(さお)」。ドーム船や氷上釣りのテント内はスペースが限られており、またエサを遠くに投げる必要がないので、全長20~40cmほどの短めの竿を使用します。
竿先は柔らかく、感度の良いものを選びましょう。リールは「手巻き式」と「電動式」がありますが、電動式が扱いやすいため初心者にはおすすめです。
いきなり竿やリールを買うのはちょっと…という人は、釣り場にレンタルがあるか確認してみてください。まずは釣りを体験してから、自分好みの道具を探すのがいいかもしれません。
【道具2】仕掛け
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ワカサギを釣る仕掛けは「糸」と「針」「オモリ」からなります。
糸はナイロン製で太さは0.6~0.8号程度が扱いやすいといわれており、長さは30m程度で十分。
針は釣具店で「ワカサギ用」として売られているものを用意しましょう。ひとつの仕掛けについている針は本数が5本~15本針ぐらいまでの種類があります。針の本数が多いと仕掛けが絡んだり、服に引っかかったりといったトラブルの原因となることもあるので、初心者や子供は5~7本のものがおすすめです。
オモリは仕掛けの一番下に取り付けます。0.5〜3号ぐらいの重さを選ぶのが一般的です。
軽いオモリだと、糸の感触が竿に伝わりやすく、小さな魚の食いつきでも分かります。一方、特別深い場所、流れや水中にうねりがある場所ではより重いオモリが有効。また、船で釣りをする場合は重めのオモリを選んだ方が水中で仕掛けが流されにくく、周囲の釣り客と糸が絡まるトラブルも回避できます。
それほど高くないので、いくつか買って予備も準備しておくと安心です。
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餌は赤虫と紅サシが基本
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ワカサギ釣りを成功するためには「餌」も重要なポイント。餌が多様化してきている中でシーズン始まりの頃は「赤虫」、晩秋以降の水温が低い季節では「紅サシ」・「白サシ」が多く使用されます。赤虫は仕掛けに付けるのに少々コツを要するので、初心者には「紅サシ」がおすすめです!
餌の量はひとり1袋あれば十分。1日中釣りを楽しむのではないなら、2人で1袋でも足ります。紅サシは紫外線を当てると白くなってしまうので、暗所で保管することをお忘れなく!
紅サシは仕掛けの針に刺した後、ハサミで尻尾側を少し切ってエキスを出すようにすると、ワカサギを誘うには効果的。餌を切るための「ハサミ」も用意しておきましょう。餌の量に不安がある場合は半分に切って使用できます。ワカサギは新鮮な餌を好むので、色が薄くなったりふやけたりしてきたら餌の交換を心がけてください!
餌(虫)に抵抗がある人のために
ワカサギ釣りには活きた餌を使用するのが一番良いですが、虫をさわるのにどうしても抵抗があるという人は加工餌を利用しましょう。
ワカサギ釣り専用に開発された加工餌は、色やエキスの効果でワカサギを引き寄せます。寒冷地対応タイプで、氷上でも凍らないため扱いやすいのもポイントです。
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おすすめワカサギ釣り体験ツアーをご紹介
「道具や餌を準備するのは面倒くさい」「初めてでどう準備したら良いか分からない」という人には、ツアーへの参加がおすすめ。煩わしい準備をする必要もなく、手軽にワカサギ釣り体験ができます!
南富良野の大自然の中で氷上ワカサギ釣りに挑戦!
北海道のかなやま湖は、冬は全面氷に覆われる、ワカサギ釣りにはもってこいのスポット。「ガイドラインアウトドアクラブ」はこの場所で“南富良野(かなやま湖) ワカサギ釣り”ツアーを開催しています。
通常ならワカサギ釣りを行う前に氷に穴を開ける必要がありますが、このツアーではガイドが氷上に穴を用意しておいてくれるので、到着後すぐに釣りをスタートできます。さらに氷上の釣りポイントにはテントが設営されているので、天気が悪かったり、寒さが苦手でも問題なし!
ガイドが餌に工夫をしてくれたり、まき餌してくれるのも心強いポイントです。仕掛けを沈める深さや餌の動かし方を何通りも試して、大量ゲットを目指しましょう!
自分で釣ったワカサギは湖の上で天ぷらにし、新鮮なうちに味わえます。また、全然釣れない日でも味見できるようにガイドがあらかじめワカサギを用意してくれるのでご安心ください。
- 北海道空知郡南富良野町字幾寅「南ふらの道の駅」※南ふらの物産センター・エントランスロビー集合
氷上&ドーム船どちらも開催!桧原湖でワカサギ釣り体験!
裏磐梯最大の湖、桧原湖もワカサギ釣りスポットとして人気の場所。「アウトドアスポーツクラブ バックス」主催の“桧原湖 ワカサギ釣り”ツアーでは、湖が凍る前はドーム船ワカサギ釣りを、湖が凍ったら氷上ワカサギ釣りを楽しめます。
釣り具の扱い方や操作はガイドが丁寧にレクチャーしてくれるので、初心者でも気軽に体験可能。簡単なようで奥深いワカサギ釣りの魅力に迫ってみましょう。
釣れたてのワカサギはその場で唐揚げにして食べられます。また、釣ったワカサギを保冷バックで持ち帰れるコース“《お土産つき》ワカサギ釣り体験コース”もあるので、家でじっくり調理したい人にはこちらがおすすめです。ワカサギを食べながら、思い出に浸るのもすてきですね。
- 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-955
「道具」と「餌」をチェックしてワカサギ釣りに挑戦!
ワカサギ釣りに大切なポイントである「道具」と「餌」。しっかりチェックしてワカサギ釣りに挑戦してみましょう!
まずは手ぶらで気軽に体験したい人はツアーも要チェック。一度体験したらクセになること間違いなしのアクティビティです!
レジャー・アクティビティの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では日本各地のワカサギ釣りツアーを紹介しています!ぜひ、利用してみてください。
(編集部注*2016年7月8日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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