
身近な南国!八丈島で自然もグルメも堪能する観光スポット21選 2023.05.21 シュノーケリング 伊豆大島・八丈島
【目次】
■八丈島へのアクセス
■八丈島といえばアクティビティ!絶対挑戦したい3ツアー
- 1.八丈島の豊かな海で体験ダイビングに挑戦
- 2.ウミガメ遭遇率99%のビーチシュノーケル
- 3.お鉢巡りができる八丈富士トレッキング
■山から海まで!八丈島の自然を楽しむ
- 4.八丈富士牧野・ふれあい牧場
- 5.底土海水浴場
- 6.南原千畳敷
- 7.八丈植物公園
- 8.大里の玉石垣(陣屋跡)
- 9.横間ヶ浦
- 10.乙千代ヶ浜
- 11.裏見ヶ滝・裏見ヶ滝温泉
- 12.足湯きらめき
- 13.末吉温泉 みはらしの湯
- 14.登龍峠展望台
- 15.エックスカート
■食べずには帰れない!八丈島グルメ
- 16.すし処銀八
- 17.藍ヶ江水産・地魚干物食堂
- 18.八丈島ジャージーカフェ
- 19.八丈興発
- 20.シュ.クゥー
- 21.古民家喫茶 中之郷
11.八丈島の豊かな水を体感できる「裏見ヶ滝」「裏見ヶ滝温泉」
PIXTA
八丈島の豊かな水を堪能するなら「裏見ヶ滝(うらみがたき)」へ出かけましょう。滝の裏側を通り抜けでき、珍しい景観を楽しめます。
滝へと続く道には遊歩道が整備されており、ヘゴシダの生い茂る亜熱帯ジャングルのような森の中を10分ほど歩くと、落差20mほどの滝が現れます。
光輝く水がシャワーのように降り注ぎ、その光景は爽快かつ神秘的!雨上がりには、圧倒されるほどの迫力ある水量になるんだとか。夏はマイナスイオンたっぷりの涼スポットとしてもおすすめです。
遊歩道のスタート地点近くにある無料の温泉「裏見ヶ滝温泉」も見逃せません!木々に囲まれた野趣あふれる露天風呂で、混浴のため水着を着用するのが必須。時間帯によっては貸し切り状態を楽しめるかも!?裏見ヶ滝を訪れるなら、ぜひ水着を持参しましょう。
- 東京都八丈島八丈町中之郷1355
- 04996-2-5570(八丈島役場・福祉健康課)
[裏見ヶ滝温泉]
・営業時間:9:00〜21:00
・定休日:無休
・料金:無料
※水着着用、せっけん・シャンプー使用不可
12.藍ヶ江の美しい海を一望!無料で楽しめる「足湯きらめき」
PIXTA
島南部に位置する藍ヶ江港(あいがえこう)からすぐの場所にある、中之郷温泉を利用した「足湯きらめき」。目の前に広がる藍ヶ江のきらきらした海のイメージから“きらめき”という名称がつけられたのだそう。
藍色に輝く藍ヶ江の海を一望できる、誰もが無料で楽しめる足湯です。泉質はナトリウム塩化物温泉で、神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果的といわれています。
釣りやダイビング、夏は海水浴スポットとして人気の藍ヶ江港でたっぷり遊んだあとに立ち寄って、心身ともに癒やされてみてはいかが?20分も足を浸けていれば、ポカポカに温まりますよ。
冬は水平線へと沈むダイナミックな夕日を望めるだけでなく、ザトウクジラを発見できるチャンスも!足湯に浸かりながらクジラのブローを見られるなんて、ほかではなかなかできない体験です。季節や時間とともに表情を変える海の絶景をのんびり楽しみましょう。
- 東京都八丈島八丈町中之郷
- 04996-2-5570(八丈町役場・福祉健康課)
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:なし
・料金:無料
13.アクティビティ後にもおすすめ!海と山と空を感じる「末吉温泉 みはらしの湯」
八丈島に7つある温泉の中でも大人気の「末吉温泉 みはらしの湯」。
海抜94mの高台にある露天風呂からの見晴らしが最高で、海と山と空を感じられる絶景の温泉です。市街地から少し離れたところにありますが、わざわざ訪れる価値あり!
眼前には“八丈ブルー”と呼ばれる太平洋の大海原が広がり、島の最南端にある岬・小岩戸ヶ鼻や八丈島灯台を一望できます。晴れた日には遠くに青ヶ島を望めるのだそう。夜には温泉に身を包まれながら、満天の星空を見上げる至福のときを過ごせます。
お風呂は2種類あり、奇数日と偶数日によって女湯と男湯が入れ替わります。泉質は塩化物強塩温泉で、体の芯からポカポカに。ダイビングやトレッキングで疲れた体を癒やすのにもおすすめです。
- 東京都八丈島八丈町末吉581-1
- 04996-2-5570
・営業時間:10:30~21:30
・定休日:火曜(祝日、夏期、年末年始は営業)
・料金:大人500円、小学生200円
14.夕焼けや星空も見逃せない!絶景を望める「登龍峠展望台」
PIXTA
八丈島の絶景ポイントの1つ「登龍峠(のぼりょうとうげ)」。島を一周する都道の途中にあり、曲がりくねった急な坂道になっています。この道の様子がまるで龍が天へと昇っていくかのように見えるため、この名前が付いたそうです。
頂上にある展望台からの見晴らしは抜群に素晴らしく「新東京百景」に選ばれるほど!
目の前には雄大な八丈富士と八丈小島の姿がよく見えて、眼下には底土港や神湊(かみなと)港、三根(みつね)の町並みを見渡せます。天気が良ければ、三宅島や御蔵島のシルエットまで望めることも。
日没前のマジックアワーや夜景を眺めるスポットとしてもおすすめ。黄昏色に染まる空と八丈富士自然の陰影とのコントラストが美しく、夜には満天の星空を楽しめます。時間によって見られる景色が違うので、何度でも訪れたくなる場所です。
- 東京都八丈島八丈町三根
15.リゾート気分を満喫!「エックスカート」で爽快に走ろう!
八丈島でおすすめの乗り物といえば、コンパクトながらも爽快感抜群な「エックスカート」!自動車の普通免許で公道を走れるゴーカートで、“リアルマリオカート”ともいわれて人気となっています。
ミニカーに該当するエックスカートは、ヘルメットとシートベルトが不要。座席が地面から近く、視界が低いため、実際のスピード以上に体感速度を感じられて、興奮せずにはいられません。
八丈島の風や香りを全身に感じて、絶景を楽しみながら走れば気分は最高です。観光スポットを巡る移動手段として小回りが利いて便利なだけでなく、リゾート気分満点のアクティビティとしても魅力的!忘れられない旅の思い出になること間違いなしですね。
エックスカートのレンタルは「モービルレンタカー八丈島店」で実施。台数に限りがあるので、早めに事前予約することをおすすめします。なお、雨天時は貸し出し不可となるのでご注意ください。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2322
- 04996-2-0148
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:なし
・料金:1時間3,300円~ ※別途、保険料が必要 ※現金決済のみ
※雨天時はレンタル不可
食べずには帰れない!八丈島グルメ
八丈島といえば、やっぱり海の幸は外せません!ヅケにして食べる島寿司にくさやなど、食べずには帰れないグルメをご紹介。数日滞在できるなら、ぜひ訪れたいフレンチの名店や雰囲気抜群のカフェもおすすめですよ。
16.島寿司と江戸前寿司の両方を味わえる「すし処 銀八」
“島寿司”は八丈島で絶対食べておきたい郷土料理!旬の魚をしょうゆベースのタレに漬けてヅケにし、やや甘めのシャリと組み合わせた握り寿司のことで、ワサビではなく練りカラシをのせてあるのが特徴です。
この島寿司をリーズナブルに味わえるのが「すし処 銀八」。ネタになる魚はメダイやキンメダイ、シマアジなど。季節や日によって、その日新鮮な魚に変わります。こちらの寿司はネタが厚めで大きいのも人気の理由。
八丈島は、なんといっても東京都に属す島!島寿司だけでなく、江戸前寿司を食べられるのも銀八の魅力です。八丈島ならではの島寿司と江戸前寿司を食べ比べてみるのもいいですね。
日本酒の種類が豊富なのもお酒好きにはうれしいポイント。冬場にはフグ料理も味わえるんだそう。満席でせっかくのチャンスを逃さないよう、早めに予約しておくと安心ですよ。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2521
- 04996-2-1405
・営業時間:12:00~14:00、17:30~21:00
・定休日:木曜(臨時休業あり)
17.おいしい地魚を食べたいなら!「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」
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「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」は干物加工業者の直営店で、八丈島近海の新鮮な魚を提供するだけでなく、くさやや干物、岩のりなどのオリジナル製品を販売。お土産を選ぶのにももってこいのお店です。
まさに食堂といったカジュアルな雰囲気で、ズラリと並ぶ長テーブルと50席もある広い店内は団体でも入れます。
「本日の定食」では自家製のくさやをはじめ、地魚兜煮付けや金目鯛姿煮付けなど八丈島ならではの魚料理を選べます。ご飯と亀の手味噌汁、小鉢3品が付いて、味はもちろんボリュームも大満足!
大賀郷(おおかごう)という町の中心部にお店があるので、夜の居酒屋営業時間に訪れるのもおすすめです。
アルコール類は種類豊富にそろい、お酒によく合うおつまみ料理も充実。飛魚のフライや白子豆腐、くさやチーズといった珍味を見つけたら、ぜひ味わってみてくださいね。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2333
- 04996-2-2745
・営業時間:ランチ11:30~14:00、居酒屋17:00~21:00、土産販売10:00〜21:00
・定休日:日曜
18.ジャージー牛乳のおいしさを堪能!「八丈島ジャージーカフェ」
かつては「酪農王国」として知られ、島の産業の1つとして酪農が盛んだった八丈島。以前のような規模はないものの、現在は先に紹介したふれあい牧場と「八丈島乳業」が酪農を営んでいます。
八丈島乳業では、太平洋を望む「ゆーゆー牧場」でジャージー牛を放牧。マグサ(ススキ)やアシタバ、カヤなど、島の草をたくさん食べて育ったジャージー牛から搾った生乳で、乳製品を製造しています。それらを味わえるのが「八丈島ジャージーカフェ」です。
ジャージーミルクやジャージープリン、ソフトクリームなど生乳のおいしさをダイレクトに堪能できるものから、チーズケーキやフレンチトーストといったスイーツまで、乳製品好きにはたまらないラインアップに歓喜!
藍ヶ江水産など飲食店が多い大賀郷にお店があるので、散策がてらぜひ立ち寄ってみては。先に紹介した八丈島植物公園のビジターセンターにも、八丈島乳業の乳製品をいただける「ジェラテリア365」がありますよ。
- 東京都八丈島八丈町大賀郷2370-1
- 04996-2-5922
・営業時間:10:00〜18:00
・定休日:無休
19.島民の日常酒!人気の島酒を造る蔵元「八丈興発」
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八丈島の特産である焼酎。“八丈焼酎”や“島酒”と呼ばれ、昔から島民に親しまれてきました。
そのルーツは、幕末時代に密貿易の罪で流刑となった鹿児島の商人。島民にサツマイモを原料とした芋焼酎造りを教えたことが、八丈焼酎の始まりだといわれています。
昭和初期に原料となるサツマイモの確保が難しくなり、島の蔵元は麦を原料とした麦焼酎や芋麦のブレンド焼酎を造り始めたのだとか。
現在、八丈島で焼酎を造っている蔵元は4軒。各蔵元が芋、芋麦ブレンド、麦といったオリジナルの本格焼酎を製造しています。そのうちの1軒が、三根地区に位置する酒蔵「八丈興発」。
八丈興発の逸品である本格麦焼酎「情け嶋」は、島の日常酒として愛されているだけでなく、島外でも大人気!事前に予約すれば蔵元見学も可能です。
島酒ファンやお土産に購入したい人、八丈島の焼酎造りに興味がある人は迷わず行くべしですよ。
- 東京都八丈島八丈町三根1299
- 04996-2-0555
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:土曜午後、日曜、祝日
※蔵見学は事前に電話にて要予約
20.絶品フレンチで優雅なひとときを過ごせる「シュ.クゥー」
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「シュ.クゥー」は八丈島で唯一のフランス料理店。都内のホテルで修業をしたオーナーシェフが作る本格フレンチを味わえます。
ランチのメイン料理は肉か魚から選べ、ディナーは予約制でお任せコースのみ。「牛ロースのステーキ 赤ワインソース」「オマール海老と帆立のポワレ」といったメインをはじめ、前菜やデザートにいたるまで、どれもこだわりが感じられるものばかり。
デザートにはレモンやパッションフルーツなど、八丈島産の果実を使ったケーキも登場します。
テーブル席が5つほどのこぢんまりとした店内は、花柄のカーテンやピンクのクロスでかわいらしい雰囲気にまとめられています。落ち着いた雰囲気の中で、絶品フレンチとワインに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
- 東京都八丈島八丈町三根1631-2
- 04996-2-4325
・営業時間:ランチ11:30~15:00、ディナー18:00~22:00(要予約)
・定休日:なし
21.アシタバを使ったスイーツでほっとひと息「古民家喫茶 中之郷」
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「古民家喫茶 中之郷」は、150年以上の歴史ある古民家をそのまま利用したカフェ。
八丈島の伝統的な平屋造りの家屋で、女性オーナーがおばあさんの家を借りて営業しているのだそう。裏見ヶ滝や藍ヶ江海水浴場などがある島南部の中之郷地区にあります。
玉石垣に囲まれた庭には、南国ムードを醸し出すヤシ科のフェニックスロベレニーが生い茂り、独特の雰囲気が漂います。土間には囲炉裏やちゃぶ台、座布団が置かれ、開放された縁側で心地良い風に吹かれていると、はるか昔の八丈島にタイムスリップしたかのような気持ちになれるかも!?
アシタバのスコーンやシナモンロールなど、八丈島の代表的な野菜・アシタバを使ったスイーツがおすすめ。甘みとアシタバのほんのりした苦みが絶妙にマッチして、思わずクセになる味わいです。八丈ハーブティーやパッションジュースなど、八丈島ならではのドリンクもありますよ。
周辺には温泉施設も多いので、お風呂で癒やされたあとにカフェでのんびり過ごすのもすてきですね。
- 東京都八丈島八丈町中之郷1642-1
- 04996-7-0502
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:木曜 ※時期よって臨時休業あり
アクティビティも充実!魅力いっぱいの八丈島へ出かけよう
海に山に、アクティビティを存分に楽しめる八丈島。早速行ってみたくなった人も多いのではないでしょうか?
豊かな自然を感じながら遊び、温泉に癒やされ、島グルメに舌鼓を打ち、絶景に感動する。今回紹介したような八丈島の魅力を知ってしまったら、何度でも訪れたくなること間違いなし!
「おじゃりやれ(いらっしゃいませ)」と、いつでも温かく迎えてくれる常春の島。飛行機を使えば週末の弾丸トラベルだってできちゃいます。次の旅行先は八丈島で決まりですね。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、八丈島をはじめ伊豆諸島や全国各地のアクティビティを紹介しています。旅行の前にはぜひチェックしてみてください。
(編集部注*2021年4月12日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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