宮古島でシュノーケリングするなら八重干瀬!その5つの魅力とは? 2016.02.18 シュノーケリング 沖縄
数多くあるシュノーケリングエリアの中でも、宮古島周辺は冬場でも水温が20度以上の温暖な気候で、通年楽しむことができ、浅瀬が多く魚の種類も豊富。
中でも日本最大の卓上サンゴ礁群として天然記念物に指定されている八重干瀬(やびじ)は、宮古島に来たなら1度は訪れたい人気のシュノーケリングスポットです。
今回はそんな神秘のサンゴ礁群・八重干瀬の魅力をご紹介します。
<<宮古島周辺で体験できるシュノーケリングツアーの一覧を見る>>
八重干瀬について
名前の由来
「八重干瀬」は、「やびじ」「やぴし」「やえびし」など、地方によってそれぞれの呼び方がありますが、地元自治体は最も八重干瀬から近い池間島での呼び方「やびじ」を正式名称としています。
名前の由来は「8つの干瀬(島の周辺に広がる珊瑚礁)からなるから」「干瀬が幾重にも重なっているから」など、諸説あります。
広大な珊瑚礁群でできた島
八重干瀬は海中に広がる100以上の大小のサンゴ礁から成り立つ島で、その面積は宮古島の10分の1、海面に出ない暗礁や珊瑚礁の斜面まで加えると、3分の1に匹敵する大きさ!
日本最大のサンゴ礁群で、2013年には天然記念物にも指定されています。
海中に広がる“幻の大陸”
普段は海中にあるためその姿は見ることができませんが、春~夏にかけての大潮の時に突然海面に姿を現すことから「幻の大陸」とも呼ばれています。
その中でも旧暦の3月3日の大潮時には「サニツ」という伝統行事が行われ、この日に合わせて上陸ツアーも開催され、幻の大陸をひと目見ようと多くの観光客が訪れます。
魅力1.八重干瀬は日本のグレート・バリア・リーフ!
なんといっても八重干瀬の1番の魅力は、見渡す限りどこまでも続くサンゴ礁!
大きなテーブルサンゴや、青や紫のカラフルな枝サンゴなどがびっしり!まさに「サンゴの森」・・・いや、「日本のグレート・バリア・リーフ」!
自然が作り上げた造形美と、透き通ったキラキラの海の中に広がる神秘的な光景は、この八重干瀬でしか味わえない感動的な体験です。
魅力2.シュノーケルポイントが豊富!
八重干瀬のサンゴ礁は、漁師さんたちによって地形や海産物にちなんだ名前がそれぞれにつけられているそうで、その数なんと130以上!
そんな珊瑚礁が広がる美しいシュノーケリングポイントもたくさんあり、見どころ満載です。
その日の天候やコンディションによってベストなポイントを巡りましょう。
魅力3.たくさんの魚に出逢える“生命のるつぼ”
昔から漁場として利用され、地元の漁師さん達から「海の畑」と呼ばれ大切にされてきた八重干瀬。魚や多くの海の生物が身を守るための“隠れ蓑”となり、新しい生命を育む役割も担うサンゴ礁は「海のゆりかご」とも称されています。
種類豊富なサンゴに無数の熱帯魚が優雅に舞踊り、さながら浦島太郎の絵本に出てくる竜宮城!
この世のものとは思えない光景にうっとり・・・。忘れられない思い出になるでしょう。
魅力4.子供や初心者でも安心して楽しめる
八重干瀬では、迷路のように複雑に入り組んでいるたくさんのサンゴが「防波堤」の役割をしてくれるので、波が穏やか。
また、かなり浅瀬に珊瑚礁が広がり、それにともなって魚たちも浅瀬に上がってくるため、海面をシュノーケリングするだけでも鮮やかな魚の群れや海中に広がる雄大なサンゴ礁群を楽しむことができ、初心者や子供にもオススメです。
魅力5.生態系が保たれている
サンゴ礁を乱獲や破壊から守るため、宮古島観光協会によって上陸に関して制限されており、「サンゴを踏みつぶさないこと」、「生き物を採取しないこと」などのガイドラインが制定されています。
陸から離れた場所にあることも功を奏し、サンゴ礁の生態系が保たれ、絶滅危惧種となっているウミガメと出逢えるチャンスもあります。
- 沖縄県宮古島市平良池間118-1 八重干瀬専門カルトマリーヌ
1度来たらもう1度行きたくなる八重干瀬
1度行ったらもう1度行きたくなり、1度見たら一生の思い出になる、八重干瀬。
「八重干瀬に行かずして、宮古島の海は語れない」と言っても過言ではないほど。宮古島を訪れた際はぜひ足を運んでみてください。
また、世界に誇れる美しいサンゴ礁や、海の生態系を保つために、1人ひとりが配慮して楽しみましょう!
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では沖縄で楽しめるシュノーケリングツアーやその他のアクティビティもたくさんご紹介しています。是非ともチェックしてみてください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事