スキューバダイビングでコンタクトはどうする?付けたままで大丈夫? 2020.11.23 スキューバダイビング
スキューバダイビングに興味はあるけど、コンタクトレンズなしでは何も見えない…と躊躇している人、いませんか?
海中を潜水するダイビングでは、メガネやコンタクトを外さなければならないと思いがちですが、コンタクトなら付けたまま楽しめるんです!
今回は、コンタクトを付けたまま心地良くダイビングをするためのポイントと、初心者におすすめのツアーを紹介します。
【目次】
■ダイビングではコンタクトOK!その理由は?
■ダイビングでコンタクトを使う際のポイント
- コンタクト着用時は“マスククリア”という技が重要!
- スキューバダイビングに適したコンタクトの種類
■初心者はまず体験ダイビング!全国でおすすめの4ツアー
- 1.ダイナミックな地形で“ジオダイブ”を体験!|伊豆大島
- 2.伊豆の海を堪能できる少人数制ツアー|伊豆
- 3.人気の「水納島」「瀬底島」で体験ダイビング|沖縄本島
- 4.幻の島上陸やシュノーケルも満喫!|石垣島
<<全国で体験できるスキューバダイビングツアーの一覧はこちら>>
ダイビングではコンタクトOK!その理由は?
当然のことですが、人間の目は水中で物を見られるようにはできていません。そのため、スキューバダイビングをするときには「マスク」を使います。
マスクは目と鼻をカバーし、目の周りに空気をキープできる空間を作ります。つまり、目の周りは陸上にいる時と同じ状態なので、コンタクトを付けたままでも大丈夫なんです。
残念ながらメガネはかけられませんが、度入りレンズのマスクもあるのでご安心を!海中世界をクリアな視界で眺めたいという人は、ダイビング中だけコンタクトを使用するのがおすすめです。
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ダイビングでコンタクトを使う際のポイント
ダイビングをしていると、マスク内に水が入ってしまうことがあります。そんなときには、目の周りに空気をキープする技を使いましょう!コンタクトを使用する人にとって特に重要なそのテクニックと、コンタクトを付けてダイビングをする際のポイントを紹介します。
コンタクト着用時は「マスククリア」が重要!
ダイビングをするときも、ライセンス取得コースを受講するときも、必ず練習するのが「マスククリア」!これは水中にいながらマスク内に入った水を抜く技です。
マスク内に大量の水が入ったままだと目にも入り、コンタクトがずれたり、ゴミが入ったりする原因に。水中でコンタクトを付け直すことは不可能なので、マスククリアをしっかりマスターしておくことが重要です。
スキューバダイビングに適したコンタクトの種類
ダイビングをはじめ、マリンスポーツをするときには、使い捨てのコンタクトを使うことをおすすめします。
景色としては美しい海ですが、プランクトンや微生物など目に見えないものもたくさん含まれています。普段はすぐに治るような切り傷も、インストラクターのように毎日海に入り続けていると、何週間も治らないことがあるくらいです。
ソフトレンズは汚れが付着しやすく洗浄が大変。ハードレンズは外れやすく、なくしたときのコストが高い。ということから、ダイビングには使い捨てコンタクトが最適なのです。
初心者はまず体験ダイビングから!全国でおすすめの4ツアー
コンタクトを付けたままダイビングができるとわかったところで、次は全国でおすすめのツアーを紹介します!体験ダイビングであれば、ラインセンスを持っていない人でも気軽にチャレンジできますよ。
1.ダイナミックな地形で“ジオダイブ”を体験!|伊豆大島
伊豆大島へは竹芝からジェット船で約1時間40分。首都圏から日帰り参加もOKな「ケンボーダイビング」の“半日体験ダイビングツアー”で、東京都とは思えないほどの豊かな自然を満喫しちゃいましょう。
伊豆大島のダイビングポイントは北部エリアに集中している中で、このツアーで案内してくれるのは南部の人気ポイント「トウシキ」。ここでは地球を感じながら、歴史も学べる“ジオダイブ”を体験できるんです。
トウシキは火山島ならではのダイナミックな地形が特徴。海中にはマグマが噴出し、広がる過程でできた複雑かつ独特な地層が広がります。黒潮の恵みによって魚の種類も豊富で、季節来遊魚もいっぱい!楽しみがたくさん待ち受けていて、潜りながらワクワクしっぱなしですよ。
ツアーは専属ガイドが常時一緒にいてくれる、うれしいマンツーマン制!ガイドが手の届く距離でサポートしてくれるから、初心者でも安心です。ショップでの講習だけでなく、海にエントリーしてからも足の着く場所で復習して不安を解消してからツアーがスタートするので、リラックスしてダイビングを楽しめます。
- 東京都大島町差木地クダッチ ケンボーダイビングショップ
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2.プールで事前練習!豊かな伊豆の海を堪能できる少人数制ツアー|伊豆
海藻類が生い茂る春、カラフルな魚が多い夏、水が温かく魚も多い秋、透明度バツグンの冬。四季折々の表情を見せてくれる豊かな伊豆の海を満喫するなら「Keep Smiling!(キープスマイリング)」が開催する“体験ダイビングツアー”がおすすめです。
ダイビング歴28年以上、ガイド歴22年以上と大ベテランの代表ガイドが案内するこちらのツアー。落ち着いて楽しめるように、海に潜る前にプール、または浅い海でしっかりと実践練習できるのが特徴の1つです。
また、耳抜きや呼吸練習を足の着く場所で少しずつ行えるビーチエントリーなのもうれしいポイント。初心者や子供でも安心です。子供は10歳から参加OK!親子で初挑戦するにもピッタリですよ。
ガイド1名に対して参加者2名までという少人数制も安心!水中ではガイドが常に手の届く場所でサポートしてくれるので、実は泳げない人でもダイビングを楽しめるんです。魚と一緒に戯れたり、海の景色を楽しんだりしながら、ゆったり海中散歩を楽しみましょう。
ウェットスーツのまま入れるお風呂があるので、ツアー後にはすぐに体を温められますよ。
- 静岡県伊東市富戸842-229
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3.人気エリア「水納島」「瀬底島」で本格的なボート体験ダイビング|沖縄本島
沖縄旅行のプランに絶対入れたいアクティビティといえば、「アシビーブルー」が主催する“ボートエントリー・1ダイブツアー”。色とりどりの魚とサンゴ礁を楽しめるとダイバーたちに人気のエリア「水納島(みんなしま)」または「瀬底島」で、1ダイブ約40分の体験ダイビングを満喫できます。
ボートが発着する集合場所は、美ら海水族館から車で約7分。所要時間約3時間のツアーで、本格的なボート体験ダイビングができるとあって、時間のない旅行者にもおすすめです。ダイビングポイントまでは快適クルーザーで約15分!ポイントまで近いので、船が苦手な人も心配ありません。
参加者2名に対してガイドが1名という少人数制。参加者の状況に合わせて無理なく楽しめるので、初心者にとっても安心です。丁寧にブリーフィング(講習・安全説明)を行い、不安を取り除いてからエントリー。船から延びるロープをたどって呼吸を整え、耳抜きをしながら海底へゆっくりゆっくり、ガイドと一緒に潜っていきます。
透明度抜群の美ら海で、たくさんの魚やサンゴに囲まれているうちに、いつの間にか緊張もほぐれてリラックス!魚たちと思いっきり遊べる餌付けタイムもお楽しみに。
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地791 渡久地港(ボート発着場所)
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4.ダイビングだけじゃない!幻の島上陸やシュノーケルも満喫|石垣島
石垣島といえば、クリアブルーに輝く海が魅力!石垣島の周辺には竹富島、小浜島、黒島、西表島、新城島、石西礁湖など、数多くのダイビングエリアがあり、その日の海況やリクエストに応じてベストなポイントへ案内してくれるのが、「八重山ダイビングサービスフィールド」の“PM半日体験ダイビング&シュノーケリングコース”です。
まず、石垣島の人気スポット「幻の島(浜島)」へ上陸します。小浜島と竹富島の間に浮かぶ三日月形をしたこの無人島は、潮が引いている時だけ姿を現す不思議な島!サンゴのかけらでできたバラス島では、ブルーの海と白砂のコントラストが絶景を生み出します。ビーチコーミングをしたり、水遊びをしたり、30~40分の上陸時間を思い思いに過ごしましょう。
続いてシュノーケリングとダイビングの講習を受けたら、いよいよ海へ!シュノーケリングで水慣れしてから体験ダイビングを行うので、初心者でも安心して潜れます。ダイビング中は常にガイドが体勢を維持してくれるので、ゆったりリラックスしながら海中散歩を楽しみましょう。
- 沖縄県石垣市八島町1丁目6-5
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コンタクト愛用者もダイビングを楽しもう!
ダイビングで海の中にいる状態はとても非日常的。人によっては心地良く感じるまでに時間がかかります。そんなときに、コンタクトの心配までするなんて負担が多すぎる!という人は、無理せず度入りマスクを使いましょう。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、初心者から1人でも安心して参加できる体験ダイビングツアーを多数紹介しています。
コンタクトを付けてダイビングをするのに不安がある場合は、ぜひツアーの主催会社に問い合わせてみてください。それぞれの不安に合ったアドバイスを返してくれますよ!
(編集部注*2015年10月30日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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