久米島へダイビング・スキューバダイビングに行こう!【離島の海の魅力シリーズその1】 2015.11.14 スキューバダイビング 沖縄県
久米島は沖縄本島の西側にあり、本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きい島です。スキューバダイビングで有名な久米島はマグマが冷えてできた「火成岩」からなっていて、島の東には白い砂だけの島「はての浜」があります。そのような島を生み出した自然の力は、海の中にも美しい世界を作り出しました。
さあ、今日は沖縄の離島「久米島」スキューバダイビング・ツアーの見どころとダイビング・スポットをご紹介します!
久米島の海の見どころ
久米島の海は、海の中の断崖絶壁「ドロップオフ」、まるで迷路のような「面白い地形」、差し込む光が美しい「洞窟」、癒しの「真っ白い砂地」、そして大物が見られるダイビング・スポットなど、「沖縄の全てが集まっている」と言う人がいるくらい見どころ満載の世界です。スキューバダイビングの初心者からベテランまで飽きさせることを知りません!
久米島の海で見られる生き物
久米島でスキューバダイビング・ツアーに参加する際、気になるのは「どんな生き物が見られるのか?」ということ。特に季節限定の生き物は見どころの一つです!
■4〜9月■
アジ、マグロ、カマスなどの回遊魚の群が見られます。ピーク時の大群は写真より大きく、迫力満点です!
■5〜8月■
最大の魚「ジンベイザメ」が現れる季節です。遭遇できた時の感動は計り知れない!海の中でも歓声を上げていること間違いなしです!
■10〜3月■
気温が下がると大物が見られる季節になります。10月からは「ハンマーヘッドシャーク(写真)」、11月からは「マンタ」や「ザトウクジラ」が近海に現れます。
■12〜5月■
繁殖期の「コブシメ」が見られます。12月頃からカップルで泳いでいる姿が見られ、3月頃から産卵、卵、そして赤ちゃんの姿が見られるようになります。
久米島のスキューバダイビング・スポット
スキューバダイビング・ツアーでは、1日1〜3ヶ所のダイビング・スポットを回ります。久米島の周りには30以上のダイビング・スポットがあるので、そこから厳選した5つをご紹介します!
久米島スキューバダイビング・スポット1:トンバラ
久米島といえば「トンバラ」と言えるスキューバダイビング・スポット!大型回遊魚や大物に会えるチャンスが高い場所です。冬はハンマーヘッドシャークが現れ、ザトウクジラが周遊することもあります。
潮の流れが強い時があるので、中級レベル以上のスキルが必要となります。
久米島スキューバダイビング・スポット2:中の浜沖
「これぞ沖縄の海!」「これぞ久米島の海!」と言いたくなるスキューバダイビング・スポットが「中の浜沖」。久米島はサンゴ礁に囲まれた浅いおだやかな海を広く持っているのが特徴で、「中の浜沖」はそのエリア内にあるスポットの1つです。
一面に広がる白い砂地の上を漂いながら、点在している岩場を目指します。岩場は小さい生き物の宝庫!見つけ方を覚えたらもう止まりません!初心者からOKです。
久米島スキューバダイビング・スポット3:シチューガマ
久米島の北側を代表する地形のスキューバダイビング・スポットが「シチューガマ」。「シチュー(沖縄方言でイスズミ科の魚)」が住んでいた「ガマ(穴)」が名前の由来です。
突き出たドロップオフの両側にI字とL字形の穴があり、上から差し込む光がなんとも神秘的な空間を作り出します。 初級レベルで参加できますが、場所によっては中級レベル以上としているところもあります。
久米島スキューバダイビング・スポット4:ガラサー山沖
久米島の西側、水深10mから40mへのなだらかなドロップオフがあるスキューバダイビング・スポットが「ガラサー山沖」です。
ドロップの崖下にある白い砂地からニョキニョキ顔を出す「チンアナゴ(写真)」の大群は、まるで畑のようです(英語では「ガーデン・イール(Garden Eel)」と言います)。ウミガメやマダラトビエイ、マンタなどの大物も出現する可能性があるこのスポットは、中級レベルからになります。
久米島スキューバダイビング・スポット5:大黒岩
初心者でも安心!ゆっくりのんびり久米島の水中トンネルを楽しめるスキューバダイビング・スポットが「大黒岩」です。コブシメが産卵する場所でもあるので、3月頃は卵が見つかるかもしれません。岩場の生き物探しもはまります。
久米島スキューバダイビング・スポットおまけ:ヒデンチガマ
ヒデンチガマ! pic.twitter.com/fRsSNOaKFV
— 白鯱 (@kotarou_uoratok) November 21, 2014
久米島には国内最大級の海底鍾乳洞があります。それが「ヒデンチガマ」というスキューバダイビング・スポットで、特別なスキルが必須のスキューバダイビングになります。
水深35mにある入り口は、人がギリギリ入れるだけの大きさ。現在400m奥までは確認されていますが、まだまだ未知の空間が続く海底鍾乳洞で、2011年には新種のエビが発見されました。鐘乳石がシャンデリア状だったりカーテン状だったりと、時間が経つのを忘れさせる美しい海底世界眠っています。
この他にも久米島の海の見どころはたくさんあります!是非スキューバダイビングを始めて自分のお気に入りを見つけてください。
久米島を含めた沖縄の他のスキューバダイビング・スポットについてはこちらをどうぞ!
参考記事:沖縄スキューバダイビング・ツアーの魅力!本島から離島まで一挙大公開!
また、アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では初心者向きのスキューバダイビング・ツアーを紹介しているので、是非こちらも参考にしてください!
【アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」で沖縄のスキューバダイビング・ツアーをチェックする!】
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