エアーボードの大会は初心者でも参加できる!?優勝も狙える競技をご紹介! 2015.11.06 エアーボード
スイス発祥でヨーロッパを中心に人気急上昇中のエアーボードは、空気で膨らませるタイプのゴム製のボードの上にうつ伏せになって乗り、雪上を滑走するスノースポーツです。
地面から数十センチという低い視点で地面スレスレを滑るため、実際の速度以上のスピード感が楽しめます。スキーやスノーボードのように、転倒する恐怖心も起こりません。初心者やウインタースポーツ未経験者でも、アウトドア・スクールで短時間レクチャーを受ければ、ターンやブレーキングといった基礎テクニックを習得できます。
年齢性別を問わず誰でも気軽に始められることから日本でも人気が高まっており、エアーボード競技の大会も行われています。今回は日本のエアーボード競技と大会の内容についてご案内します。
ヨーロッパでは世界大会も。日本では2008年に第1回エアーボード選手権大会が開催
2001年にスイスのアウトドア・メーカーFUN-CARE社によって開発されたエアーボードは、ヨーロッパでは世界大会が開催されているほどです。
日本では2007年にワールドシリーズ戦のチャンピオンが招待されて以来注目を集め、2008年には日本初の本格的なエアーボードクロス大会として、第1回全日本エアーボード選手権大会が開催されました。
エアーボードクロスとは、複数人でスタートし、カーブやウェーブのある約500メートルのコースを、フラッグやジャンプ台を越えながら、順位を競うスピードレースです。上位者が勝ち抜けによるトーナメント形式で優勝者を決定します。
選手権大会は中学生以上なら初心者でも十分参加可能!
2011年に開催予定だった第4回大会は東日本大震災のため中止となり、以後全日本エアーボード選手権大会は行われていません。
これまでの大会要項では、未成年者が参加する場合は保護者の同意が必要ですが、中学生以上の健康な男女で参加確認書に署名して、参加費1名につき4000円を支払えば(※エアーボードレンタル料、リフト料金は別途)、初心者でも参加可能となっていました。
第1回大会の様子は上の動画でご覧いただけます。
これがワールドチャンピオンとなると、ただ滑走するだけでなく、華麗なエアリアル技(回転技)なども披露するのだとか。ぜひ一度見てみたいですね!
北海道ビバアルパカ牧場の「VIVAカップ」はビギナーでも上位を狙える
この他、北海道の剣淵町にあるビバアルパカ牧場で2011年から毎冬開催されている「VIVAカップ エアボード大会」をはじめ、ローカルな草大会が各地で開かれている模様です。
「VIVAカップ」は毎年2月の第一土曜日開催、2016年は2月6日に行われる予定です。大人の部・子供の部それぞれでコースを2回滑走し、タイムの速さを争います。子供のコースはほぼ直進、大人のコースには緩やかなカーブがひとつある程度です。
大会の参加は、ビバアルパカ牧場のエアーボードの初心者パックを体験した方が対象で、大人1名につき3000円、子供1名につき1500円の出場料が別途かかります。子供は小学生以下、大人は中学生以上となります。
エアーボードをコントロールするには、左右に体を振って体重移動し、ボード裏面のエッジをきかせるだけ。これだけで曲がる、止まるといった基本操作が可能で、止まる際やスピードが出すぎた時は両足を地面に擦り付けてブレーキングすることもできます。
「VIVAカップ」はいわゆる競技大会と言うよりもアットホームな雰囲気で、初心者でも十分上位を目指せる大会内容です。参加者全員に賞品の贈呈があり、賞品は例年アルパカ製品、アルパカに縁のある南米ペルーの製品、地元の農産物などとなっています。
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スキー場のゲレンデだけでなく、山の斜面をエアーボードとスノーシューの両方で大自然を堪能できるツアーもあります。
エアーボード競技や大会にご興味のある方も、まずは身近なフィールドでエアーボードデビューしてみてはいかがでしょうか?
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※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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