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カヌー・カヤック

知っておくと安心!カヌーが転覆(沈)した時に脱出・復帰する方法とは

2015.10.12
カヌーやカヤックは小さいため、慣れないうちは転覆してしまうこともしばしば。知っておくと安心な、カヌーが転覆(沈)した時に艇(船)から脱出・復帰して再乗船する方法などについて、初心者にもわかりやすく解説します。

カヌーがひっくり返ることを転覆(てんぷく)、または沈(ちん)と言いますが、カヌーは小さいため、慣れないうちは転覆しまうことがよくあります。

知っておくと安心な、カヌーやカヤックが転覆した時に艇(てい、船のこと)から脱出・復帰して再乗船する方法、カヌーに入った水抜きの仕方について、初心者にもわかりやすく解説します。

転覆した時の脱艇(だってい)の手順

photo by PIXTA

もし転覆しても、慌てず落ち着いて脱艇(だってい、船から抜け出ること)しましょう。

転覆した場合の脱艇の仕方は、次に説明する通りです。

①転覆した時、あるいは転覆しそうだと思った時、顔や胸が甲板の前部に付くくらい思い切り前傾します。ケガを防ぐため、この際に顔を甲板から離したり、水の底に向けないようにしましょう。

②パドルを片手に持ち、コックピット(座席部分)の横か斜め後ろに手を置いたら、ひじをまっすぐに伸ばし、手で甲板を押しながら、まず腰をゆっくりコックピットから抜きます。腰が終わったら、ふともも、ひざ、すねの順に、マット運動の前転のようにして、コックピットを抜け出します。すねをコックピットの縁にぶつけないよう、膝を曲げたり、膝から出ようとしないことが重要です。

③カヌーから脱艇したら横に移動し、コックピットの縁を下から上に持ち上げてカヌーを起こします。この時、水が入らないように思い切って1回で起こしましょう。カヌーが起き上がったら、パドルをコックピットに差し込みます。

④カヌーの前部か後部に回り、カヌーを押すか引くかしながら、浅瀬や岸まで泳ぎます。

カヌーに入った水抜きの仕方

photo by PIXTA

脱艇して岸に戻ったら、カヌーに入った水を抜きましょう。

1人で水抜きする場合は、膝から腰の高さの水面で、艇(船)の浮力を利用すると艇を裏返しやすくなります。水抜きには、まず船首か船尾のいずれかに立って、甲板に両手を置き体重をかけて艇を一気に裏返したら、素早く持ち上げて水を抜きます。

2人で水抜きをするには、1人ずつ船首と船尾を持ち、艇を傾け少しずつ水を抜きながら裏返します。裏返した艇の船首と船尾をシーソーのように交互に上下させて残りの水を抜くと、比較的短時間で要領良く水抜きをすることができます。

転覆、脱艇後、カヌーに再乗船する

海や湖の沖合で脱艇したり、岸が遠くて泳いで行くのに疲れそうな場合は、その場でカヌーに再乗船する必要があります。転覆したばかりなので、流れのないところで落ち着いてゆっくり再乗船するようにしましょう。どうしても乗り込めなければ、無理せず岸で再乗船するようにしてください。

再乗船の仕方は、まず脱艇の後、パドルを船首側から船尾側に向かって差し込んだら、船尾へ移動します。コックピットの縁に両手をかけ、両足を開いてバランスを取りながら、後部の甲板に這い上がります。コックピット後部に馬乗りになりパドルを抜いたら、手を船首の甲板に置いてバランスを取り、片足ずつ艇内に入れ、最後に腰を入れます。

安全に楽しむためのカヌーの正しい知識を体験ツアーで身につけよう

水上で自力で脱艇してカヌーを引いて岸に上がったり、自ら再乗船することを「セルフレスキュー」と言います。カヌー上級者になったら、自分の身の安全は自分自身で守れるよう、セルフレスキューを積極的に練習したいものです。

カヌーだけでなく、自然の中で行うアウトドアスポーツは全て危険がつきものですが、カヌーを初めて体験してみたいという方には、カヌーの乗り方や操縦の仕方、セルフレスキューなど安全対策について正しい知識を実地で学べる初心者向けツアーがおすすめです。

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yuuko

yuuko

旅行や食べ歩きが趣味、多岐ジャンルで活動するライター。サーフィンとサップヨガを本格的に始めたいと思っています。

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