宮古島のおすすめダイビング・スキューバダイビングスポットまとめ 2017.05.03 スキューバダイビング 沖縄県
海の珊瑚礁が隆起してできた特殊な地形が特徴の宮古島は、スキューバダイビングスポットとして世界中のダイバーから人気の島で、その理由の一つに海の透明度の高さがあります。宮古島には島内部から海に向かって流れる川が一つもないので、海の水が濁らないのです。
透明度の高い海で美しい珊瑚を見たり、海の洞窟を探検するダイブは想像するだけでワクワクしますよね!そんな宮古島の世界から愛される人気ダイビングスポットをご紹介!
日本のグレートバリアリーフ!?八重干瀬(やびじ)プロビデンス
透明度も知名度も人気も高い八重干瀬は、日本最大級といわれる巨大サンゴ礁群エリアで、全長は東西に約6.5km、南北に約10kmもあり、別名「日本のグレートバリアリーフ」。ここを目当てにやってくるダイバー達も多くいるほどです。時にはマンタやカジキが訪れるなど、回遊魚と出会える確率もあるのも人気の理由の一つです。
潮の流れが少し強く、水深も深いところで30mなので難易度的には中級向け。アドバンスライセンスを持っている方にはとてもオススメのスポットです!
そんな八重千瀬の中でも初心者に潜りやすいスポットはどこでしょうか?
超初心者にオススメ!難易度低いツフツワ干瀬
エリアは宮古島の東南側と少しずれますが、こちらは水深1から10mの間に広がる小魚の群れとサンゴが見られるスポット。水深が浅いので、まずは海の中に慣れるために初めてのダイビングの方にオススメのスポットです。流れもほとんどありません。
初心者向け:パナリ干瀬インナーリーフ
奥さんの宮古島写真海編
明けて1本目、パナリ干瀬インナーリーフでいきなりのマダラトビエイ!遠くで飛んでるとこしか見たことないのに、こんなに近くで見られるなんて!2本目のコーラルガーデンのサンゴとともにどうぞ。 pic.twitter.com/6MFSmyXKg1— Satoru Sakamoto (@pi_ma85) July 1, 2015
同じくビギナー向けのスポット。水深は深いところで16mになりますが、海底まで行かなければ流れもほとんどないので泳ぎやすいスポットです。透明度が高いので、浮遊してウォッチングに徹するのもいいですね。
■ 基本情報
・名称:八重干瀬プロビデンス
・アクセス:宮古島の北にボートで約50分
・見どころ:珊瑚各種・イソマグロ・バラクーダー・ナポレオンフィッシュ
初心者でもいけちゃうケーブスポット
宮古島のダイビングの面白さを満喫するならケーブダイビングは外せません!初心者や体験ダイビングでもいけるケーブをご紹介しますね。
七又アーチ
地形の宮古 、
南海岸の「七又アーチ」。 このシルエット! pic.twitter.com/QrQhOFolW6— マールプロモーション (@marprokawamoto) April 7, 2014
体験ダイビングで潜れる水深は12mまでですが、七又アーチは水深約10mほどのところに位置していますので十分リーチ可能エリアです。また、潮流れもほとんどないので安心してくださいね。
「洞窟」とまではいきませんが、複雑に入り組んだアーチ状の地形をぐんぐん進んでいきながら様々な魚たちと出会えます。初めてのケーブダイビングでも安心の難易度です!
■ 基本情報
・名称:七又アーチ
・アクセス:宮古島の南側七又海岸沖
・見どころ:ゼブラウナギ(海蛇)、二枚貝、ウミウシ
エンジェルケーブ
今年初の「エンジェルケーブ」 pic.twitter.com/NKsUk4GNNQ
— マールプロモーション (@marprokawamoto) June 22, 2015
全長約20mの曲がりくねったケーブを泳ぎ進んでいくと到達できる開けた縦穴はケーブに差し込む日光が美しいエンジェルケーブ。海の中での日光浴なんて、スキューバダイビングならではですよね。
水深は12m程度。干潮時にはケーブの天井部分が海面から出るためまた違う太陽の光を望むこともできます。体験ダイビングももちろんOK、初心者にも優しいスポットですが何千本と経験を積んだダイバーにも人気のスポットです。
■ 基本情報
・名称:エンジェルケーブ
・アクセス:東平安名岬のリーフ下
・見どころ:ナポレオンフィッシュ
超人気スポット:魔王の宮殿
宮古島からボートで伊良部島方面に移動したところに位置するダイビングスポットで、ケーブダイビングの醍醐味をすべて味わえることで超人気のスポットです。
リーフ上にポッカリ空いた入り口から潜降していき、狭いケーブやアーチをいくつか抜けていきます。最後に「宮殿」と呼ばれている巨大な縦穴にたどり着けばゴール!そこは天井から太陽の光が注ぎ、光の帯を作って海の青を美しく照らすことから「宮殿」の名がつきました。
水深が3m〜25mまで達し、時に潮の流れも感じられるスポットなので中〜上級者向けですが、これからライセンスを取ろうと考えている方には目標としていただきたいスポットです!
■ 基本情報
・名称:魔王の迷宮
・アクセス:宮古島より南西に下地島方面へ30分程度
・ベストシーズン:9〜5月の北風が吹く時期
・見どころ:アカマツカサ・ベニマツカサの群れ
・必要装備:1人1本ライト
下地島周辺
美しいブルーを満喫するなら!ミニ通り池
下地島にある観光スポット「通り池」の隣にあるのがこちらのミニ通り池。海と池とがつながっている不思議なポイントで、奥まった場所にあり、透明度が非常に高いことからリピーターも多いのだとか。
水深が浅いため、経験者だけでなく初心者も安心して楽しむことができます。また、昔は鍾乳洞だったという説があり、他では見られない不思議な地形の間を泳ぐ魚群は一見の価値あり!
特に朝や夕方、海上から差し込む光が作り出す美しいブルーは必見です。時間帯によって変わっていく光の様子をぜひ満喫してください♪
■ 基本情報
・名称:ミニ通り池
・アクセス:宮古島の東、下地島周辺
・見どころ:地形・ハナゴイ・カスミアジ・キビナゴ・ミノカサゴ・ウミウシ
ダイナミックな地形はこちら!アントニオガウディ
魅力いっぱいの地形が多い宮古島。中でも、世界遺産サグラダ・ファミリアを設計した建築家の名前が由来となっているアントニオガウディは、海中の絶景が見られる外せないポイントのひとつです。
大小さまざまな大きさのアーチや穴が入り組む海中風景や差し込む光は、とても幻想的。まるで宇宙にいるかのような錯覚を起こしてしまいそうです。
穴の中は深く水深が30m以上ありますので、中級以上の方向けのポイントですが、自然の力で作り出された地形を楽しみたい方にぴったりのポイントです♪
■ 基本情報
・名称:アントニオガウディ
・アクセス:宮古島から西へ約5km伊良部島の隣・下地島の西側
・見どころ:地形・スミレヤッコ・ユカタハタ・クロユリハゼ・ネッタイミノカサゴ・ホシゴンベ・アカモンガラ・ツユベラ
幻の鍾乳洞を探検♪パンプキンホール(保良泉鍾乳洞)
宮古島のパワースポット、パンプキンホールで洞窟探検してみませんか?
海からしか入ることのできない不思議な鍾乳洞・パンプキンホール。入り口が海中にあって干潮時しか入ることができないため、“幻の鍾乳洞”と呼ばれています。また、海の神様が祀られ、あたりは神秘的な雰囲気。昔から地元の人々に大切にされてきた場所ということが肌で感じられます。
入口には名前の由来となった直径4mほどのパンプキンのような鍾乳石が!他の場所では見ることのできない大きさと形にびっくりすること間違いなしです♪
洞窟内から湧き出る地下水の海水との温度差や、しんとした洞窟内に響く音の反響を楽しんでくださいね。
■ 基本情報
・名称:パンプキンホール(保良泉鍾乳洞)
・アクセス:宮古島の南東側・保良泉ビーチ近く
・見どころ:地形・パワースポット
来間島(くりまじま)周辺
宮古島から来間大橋を渡って行ける離島“来間島”。宮古島の西に位置する景観の美しさが有名な小さな島です。小規模な集落の他にはサトウキビ畑があるだけの島はムード満点!
穏やかに楽しみたい方におすすめ!来間ビーチ
ビーチエントリー可能&器材を持って歩く距離が短く、負担が少ない来間ビーチ。水深6mほどですが、非常に多くの生き物に会うことができちゃいます♪
足が着く場所から始められるビーチエントリー。船の淵から後ろ向きにドボン!ではありませんので、ビギナーやはじめてのダイビングの方も安心です。また、島と防波堤に囲まれ、大きな波が入ってこないエリアにもかかわらず透明度も高いので、心ゆくまでのんびりと楽しむことができます。
ダイナミックな地形ポイントが多い宮古島。地形もいいけど鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁に癒されたい♪という方におすすめのポイントです!
■ 基本情報
・名称:来間ビーチ
・アクセス:宮古空港から車で25分
・見どころ:サンゴ・スズメダイ・トウアカクマノミ・ニシキテグリ・ギンガハゼ・コブシメ
サンゴが自慢♪コーラルガーデン
ビギナー向けのコーラルガーデンですが、巨大なユビエダハマサンゴや多くの魚・生き物を見ることができるおすすめのポイントです。
水深は7mほどと浅く、経験者はもちろんビギナーもあたりを観察しながらゆっくりと潜るのに最適です。これぞ沖縄!と感じられる海中風景をじっくり楽しんでくださいね♪
■ 基本情報
・名称:コーラルガーデン
・アクセス:来間島から船5分
・見どころ:ユビエダハマサンゴ・カクレクマノミ・トウアカ・ニシキテグリ
美しさは唯一無二
宮古島の海の美しさは、一度潜って自分の目でその美しさを確かめるのが一番です。
もちろん、沖縄県には他にも美しいダイビングスポットがたくさんあり、すべてのスポットにそれぞれの特徴と魅力があります。沖縄県本島から離島まで、たくさんの海を見てその感動を味わってほしいと思います。
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(編集部注*2015年12月24日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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