
紅葉にグルメ、温泉…秋こそ行きたい!日光の観光スポット17選 2019.09.15 日光・中禅寺湖
紅葉にグルメ、スポーツ、温泉…いろんな楽しみがいっぱいの秋が到来!都心からほど近く、秋を存分に満喫できる場所といえばそう、日光ですよね。
「日光を見ずして結構というなかれ」という格言があるほど、景勝地や文化遺産などの見どころがいっぱいの栃木県・日光。1999年には「日光の社寺」が世界遺産に登録されたこともあり、日本人のみならず外国人観光客にも人気のスポットとなっています。
今回は、そんな秋の日光で訪れるべき観光スポット17選を紹介します。
【目次】
■日光中心地周辺
- 1.日光東照宮
【column】古民家カフェでグルメ&くつろぎタイム「日光珈琲」
- 2.日光二荒山神社
【column】おすすめご当地グルメはコレ!
- 3.ライトアップ日光2019
【column】くつろぎながらパワーをもらえる「本宮カフェ」
- 4.神橋
【column】金谷ホテルの「百年ライスカレー」
- 5.明治の館
■中禅寺湖周辺
- 6.中禅寺湖
【column】自然豊かな中禅寺湖をカヌーで水上散策!
- 7.華厳の滝
【column】目の前は竜頭の滝!お団子で一休み「龍頭之茶屋」
- 8.日光いろは坂
- 9.明智平ロープウェイ
【column】宇都宮で「パラグライダー」に挑戦!
- 10.竜頭の滝
- 11.戦場ヶ原
■鬼怒川周辺
- 12.龍王峡
【column】日光へのアクセスと紅葉の見ごろ
- 13.鬼怒川仁王尊プラザ
■おすすめスポット情報
- 14.湯ノ湖
- 15.霧降ノ滝
- 16.瀬戸合峡
- 17.湯西川温泉
【column】平家落人の伝統や文化にふれる「平家の里」
<<日光で体験できるアクティビティツアーの一覧はこちら>>
日光中心地周辺
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JR日光線「日光」駅と東武日光線「東武日光」駅の2つの駅がある日光中心地周辺は、鉄道はもちろん、高速バスも通っているため、アクセス抜群!いつでも多くの観光客でにぎわっています。
このエリアには、日光を代表する観光スポットが多く点在しているので、どこから観光しようか迷ってしまいますよね。ここでは、そんな日光中心地周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。
1.日光を代表する世界遺産の寺「日光東照宮」
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日光を訪れたなら、まずは「日光東照宮」へ。日光二荒山神社・日光山輪王寺とともに「日光の社寺」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
もともとは徳川家康を祀ったお寺ですが、その豪華な社殿や門、施された彫刻は圧倒されるほどの荘厳な美しさ。世界中からも高い評価を受けています。
境内には家康公の愛蔵品や、朝廷や将軍家からの奉納品を展示する「東照宮宝物館」、障壁画や掛け軸など日本画壇の巨匠が手がけた作品を鑑賞できる「東照宮美術館」などもあります。11月上旬からは鮮やかな紅葉も楽しめますよ。
- 栃木県日光市山内2301
- 0288-54-0560
古民家カフェでおいしいグルメ&くつろぎタイム「日光珈琲」
自家焙煎の豊かな香りと風味が楽しめる「日光珈琲」は栃木県内に5店舗あり、どのお店も人気です。
特に“御用邸通店”は大正時代からの歴史ある古民家で、レトロな雰囲気を楽しみながらおいしいコーヒーが味わえます。ガレットやタルトなど、ほどよい甘みのスイーツも人気で、コーヒーとの相性もぴったり。
カレーも評判で、店舗によって異なる味のカレーが食べられます。御用邸通店の“黒カレー”は、芳醇な香りを楽しませてくれるスパイスとトロトロの豚肉が絶妙!多くの観光客の心をつかんで離しません。
夏には日光の天然氷を使用したかき氷も提供。カフェ激戦区の日光で、圧倒的な存在感を放つカフェです。
- 栃木県日光市本町3-13
- 0288-53-2335
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:月曜日、第1・3火曜日(祝日の際は翌日)
2.国宝や重要文化財の宝庫!山岳信仰を伝える「日光二荒山神社」
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世界遺産の中核をなす“二社一寺”の1つ、「日光二荒山(ふたらさん)神社」。日光東照宮の西奥に鎮座し、3,400haもの広大な敷地には“華厳の滝”や“いろは坂”も含まれ、古来より山にこもって修行する修験道の霊場として大切にされてきました。
また国宝指定の刀剣をはじめ、多数の刀剣などの重要文化財を所蔵していることでも有名。近年ではパワースポットとしても人気があり、多くの観光客が訪れています。
- 栃木県日光市山内2307
- 0288-54-0535
おすすめご当地グルメはコレ!日光名物の湯葉料理に舌鼓
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日光の名物といえば、トロッとクリーミーでおいしい“湯波”。日光東照宮の表参道沿いには、湯波蕎麦や湯波定食がいただける食事処「きしの」があり、参拝や観光した後に立ち寄るのにぴったりです。
明治時代初期に、この地に店を構えて以来、社寺に参詣する人たちを見守り続けている老舗は、懐かしい風情の休憩スポット。すぐ隣には売店もあるので、お土産も購入できます。
- 栃木県日光市山内2281-3
- 0288-54-0974
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3.世界遺産の社寺が幻想的に彩られる「ライトアップ日光2019」
PIXTA
昼間とは違う、幻想的な“二社一寺”を楽しんでみませんか?
毎年11月の上旬に、日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺で「ライトアップ日光2019」というイベントが開催されます。2019年の開催は11月8日〜10日の3日間。紅葉に彩られた社寺が闇夜に浮かぶ光景は、息をのむ美しさ!
殿堂案内人による無料の案内ツアーもあるので、じっくり観賞したい人は利用してみてはいかが。この時期の日光は最低気温が10℃以下の日もあるので、暖かい服装でお出かけください。
- 0288-50-1171(ライトアップ日光実行委員会)
・期間:2019年11月8日(金)〜10(日)
・時間:17:00〜21:00予定
・会場:日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺
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くつろぎながらパワーをもらえる「本宮カフェ」
世界遺産である日光の社寺から徒歩圏内にある「本宮カフェ」は、神主用住宅だった古民家をリノベーションして作られたカフェ。カウンターや床板は御神木で作られているため、店内は土足厳禁。のんびりくつろぎながら、神聖なパワーが感じられるかもしれませんよ。
人気メニューは、さまざまなメディアでも話題の季節限定「クラムチャウダー」!日光金谷ホテルのロイヤルブレッドをくり抜いてクラムチャウダーを入れ、日光舞茸、日光湯波をトッピングした贅沢な逸品です。見た目も斬新なので、写真映えしますよ。
そのほか“ぜんざい”や“よもぎだんご”などの和スイーツも充実。抹茶と一緒に味わえるセットメニューもあるので、気軽に和の心が楽しめます。
- 栃木県日光市山内2384
- 0288-54-1669
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)
【冬季期間(12月~3月)】
営業時間:10:00~17:00 定休日:水曜日・木曜日
4.朱塗りの橋が紅葉に映える!日光山の玄関口「神橋」
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先に紹介した日光東照宮や日光二荒山神社など日光の社寺群の入り口に位置し、大谷川に架かるのが「神橋(しんきょう)」。国の重要文化財であり、世界遺産にも登録されています。
この橋には奈良時代、日光山を開いた勝道上人(しょうどうしょうにん)が大谷川の急流に阻まれた際、神仏に祈ると山菅(野生のスゲ)が生えて橋になったという伝説が残っています。
秋には朱塗りの橋の周辺が紅葉し、美しい光景が見られます。ぜひ、川のせせらぎと絶景に癒やされてください。
- 栃木県日光市上鉢石町
大正時代の味を再現!日光金谷ホテルの「百年ライスカレー」
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1873年創業の「日光金谷ホテル」は、格式高い日本最古のクラシックホテル。このホテルの代名詞ともいえる名物グルメが、クラフトラウンジで提供している「百年ライスカレー」です。
大正時代のレシピを元に、現代風にアレンジして復刻したカレーライスは、豊かなコクとやさしい甘みがあり、どこか昔懐かしい味わい。具材はビーフ、チキン、鴨肉、ニジマスのフライの4種類から選べます。
国指定の登録有形文化財に登録されている、日光金谷ホテル。その歴史深き建物の中で、大正時代に思いをはせながら、“百年ライスカレー”をご堪能ください。
- 栃木県日光市上鉢石町1300
- 0288-54-0001
【クラフトラウンジ】
・営業時間:9:30~17:00(L.O.) *百年ライスカレーは11:00~17:00(L.O.)
5.シェフこだわりの西洋料理の数々「明治の館」
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まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚になれる「明治の館」は、地元の食材を生かした絶品の西洋料理が楽しめるレストラン。趣のある建物は、日本初の音響機器製造会社である日米蓄音器製造会社を設立したアメリカ人、F.W.ホーンの別荘をリノベーションしたもので、登録有形文化財にも登録されています。
一番の人気メニューは熟練シェフ特製「オムレツライス」。ケチャップで味付けされたチキンライスは濃厚で、とろとろの卵との相性も抜群。手間暇かけて仕上げられたデミグラスソースが伝統を感じさせます。
そのほかにも日光ならではの湯葉を使ったサラダや手作りスイーツなど、シェフのこだわりが詰まったメニューが盛りだくさん。料理長おすすめのコース料理は、特別な日のディナーにぴったりです。
- 栃木県日光市山内2339-1
- 0288-53-3751
・営業時間:11:00~19:30(L.O.)※冬季は11:30〜 ・定休日:不定休
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中禅寺湖周辺
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日光国立公園内にある中禅寺湖は、日本百景にも選ばれている絶景ポイント。山と湖の自然に囲まれたこのエリアの見どころといえばやはり、美しい景観を存分に楽しむことではないでしょうか。
こちらでは非日常を体験できる、中禅寺湖周辺のおすすめスポットを紹介します。
6.のんびり紅葉を眺めるひととき「中禅寺湖」
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標高1,269mに位置する「中禅寺湖」は、男体山の麓に広がる周囲25km、最大深度163mの湖。こちらでは遊覧船やスワンボートで湖上を散策することができます。
秋は周囲の山々が美しい紅葉で彩られ、その絶景が湖面に映り込む様子はとても幻想的。カップルや大切な人と穏やかな湖のほとりで、のんびりとしたひとときをお過ごしください。
- 栃木県日光市中宮祠
自然豊かな中禅寺湖をカヌーで水上散策!
遊覧船やスワンボートでは物足りない!もっと中禅寺湖を楽しみたい!という人には、四季折々の自然に囲まれながら思うままにパドルを漕ぐ“カヌーツーリング”で湖上散歩を体験してみてはいかがでしょうか?
おすすめは「栃木カヤックセンター」が主催する“自然満喫!1日・中禅寺湖カヤックツーリング”。
「中禅寺金谷ホテル」で着替えた後、まずは湖上で漕ぎ方のレッスンがあるので初心者でも安心です。慣れてきたら、ゆっくりと中禅寺湖奥地の無人の砂浜までカヌーの旅を楽しみましょう。。ランチの後は軽いトレッキングか、時期によっては水遊びができますよ。
中禅寺湖の青く澄みきった湖に浮かびながら、季節ごとに彩られる男体山の美しさを愛でるひとときは格別です。
- 栃木県日光市中宮祠2482 中禅寺金谷ホテル・駐車場
7.日本三名瀑の代表格!大迫力と紅葉の美しさに圧倒される「華厳の滝」
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日本三大瀑布の1つである「華厳(けごん)の滝」。中禅寺湖の水が高さ97mから一気に流れ落ちる豪快さに圧倒されます。エレベーターで滝の下に行くことができるので、タイミングが良ければ滝壺に虹が架かるところを見られることも!?
10月下旬からは滝を包み込むような色鮮やかな紅葉が見られ、一番のにぎわいを見せます。冬が近づくと部分的に滝が凍ることもあるそう。自然の偉大さを存分に感じられる人気スポットです。
- 栃木県日光市中宮祠2479-2
・営業時間:【3月~11月】8:00~17:00、【12月~2月】9:00~16:30
目の前は竜頭の滝!お団子で一休み「龍頭之茶屋」
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奥日光三名瀑の1つ「竜頭の滝」のすぐ近くにあり、食事や買い物を楽しみながら一休みできるのが「龍頭之茶屋」。竜頭の滝が目の前で見られるカウンター席は、じっくり滝を眺めたい人におすすめです。
この茶屋の名物“竜頭風おぞう煮”は、カラッと揚げたお餅が特徴。濃い目の汁に負けないお餅の味わいはくせになるおいしさで、これ目当てで訪れる人もいるほど人気なんだとか。
メニューにはみたらしとおぐらの2種類がある「施無畏(せむい)だんご」(お茶付き)ほか、山菜そばやゆばうどんなどもあり、滝を眺めながら優雅にランチを楽しめます。マイナスイオンを感じながら、癒やしのひとときをどうぞ。
- 栃木県日光市中宮祠2485
- 0288-55-0157
・営業時間:8:00~17:00 *12月~3月は9:30~16:00
・定休日:不定休
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8.秋には紅葉ドライブで大人気!「日光いろは坂」
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第一いろは坂と第二いろは坂を合計すると48ヶ所のカーブがあり、カーブごとに「い」「ろ」「は」の文字が設置されている「いろは坂」。秋には紅葉を眺めながらのドライブで大渋滞ができるほどの人気道路です。
麓と頂上ではかなり標高が違うので、場所によって変化する紅葉を一度に堪能できます。見ごろは10月中旬から11月上旬と、長い期間紅葉が楽しめるのも特徴です。
- 栃木県日光市中宮祠
9.紅葉に彩られた絶景を一望できる「明智平ロープウェイ」
PIXTA
いろは坂の途中にある「明智平(あけちだいら)」からはロープウェイがあり、明智平駅と展望台駅を結んでいます。
展望台からは同じく紅葉スポットである華厳の滝、中禅寺湖などを見渡すことができます。迫力の大パノラマを堪能しましょう。
- 栃木県日光市細尾町深沢709-5
- 0288-55-0331
・営業時間:【4~11月】8:40~15:30、【12~3月】9:00~15:30
・料金:大人片道400円(往復730円)、子供片道200円(往復370円)
浮遊体験&タンデムフライト!宇都宮で「パラグライダー」を満喫
日光へお出かけしたら、宇都宮にも立ち寄ってパラグライダーを体験しませんか?鳥の目線から紅葉に彩られた風景を眺められるのは、この時期ならではの楽しみです。
「スカイパーク宇都宮」が開催する“セットツアー”なら、自分で操作してパラグライダーの浮遊感を体感する“浮遊体験”と、大空を舞う“タンデムフライト”を1つのツアーで体験できます。初心者でもパラグライダーの醍醐味を十分、感じられますよ。
まずはなだらかな斜面で浮遊体験に挑戦。フワッと宙に浮く不思議な感覚に思わず大興奮してしまうはず。タンデムフライトでは、インストラクターと2人乗りで大空へテークオフ!高低差約260mからの高度フライトをたっぷり堪能しましょう。
このセットツアー以外に、“浮遊体験”コースと、“タンデムフライト”コースだけのツアー(約2〜2時間半)もあるので、もっと気軽に体験したい人におすすめです。
- 栃木県宇都宮市古賀志町1800 スカイパーク宇都宮
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10.紅葉とダイナミックな滝の競演に感動する「竜頭の滝」
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「竜頭(りゅうず)の滝」は長さ210mの斜面を流れる水が2つに分かれてダイナミックに流れ落ちる、日光を代表する大滝。2枝に分かれた滝が竜の頭のように見えることから、その名がつけられました。
春にはツツジ、夏には新緑と楽しめますが、なんといっても秋の紅葉が抜群に美しいため、シーズン中には多くの観光客でにぎわいます。
- 栃木県日光市中宮祠
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
11.ハイキングにおすすめ!秋は湿原の草紅葉が美しい「戦場ヶ原」
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「戦場ヶ原」は奥日光に広がる広大な湿原。300種類を超える植物や野鳥によって、四季折々の表情を見せてくれます。遊歩道が整備されているので、1年中ハイキングを楽しむことができますよ。
秋には湿原の草が赤くなる“草紅葉(くさもみじ)”が見られます。草紅葉に覆われた湿原と、それを囲む紅葉の色彩はとにかく見事!
- 栃木県日光市中宮祠
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
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鬼怒川周辺
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鬼怒川エリアではやはり、美しい渓谷の景色と温泉を満喫しておきたいところ。秋に訪れれば露天風呂からの紅葉狩りが楽しめます。おしゃれなカフェやレストランも多いので、ぜひグルメも一緒にお楽しみください。
ここからは、鬼怒川周辺のおすすめ観光スポットと併せて、日光の紅葉シーズンとアクセス情報を紹介します。
12.鬼怒川随一の景勝地!岩と清流を紅葉が彩る「龍王峡」
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「龍王峡(りゅうおうきょう)」は鬼怒川随一の景勝地として知られています。川治温泉と鬼怒川温泉の間のおよそ3kmに渡り、龍が暴れたかのような荒々しくも美しい渓谷が広がっています。2,200万年前に火山の噴火によって発生した火山岩が鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような形になりました。
巨岩や奇岩、鬼怒川の清流が圧巻の風景を演出し、特に周囲が紅葉する10月下旬ごろには絶景が楽しめます。
- 栃木県日光市藤原1357
日光へのアクセスと紅葉の見ごろ
都心から日光市街までは、東北自動車道と日光宇都宮道路を利用すれば2時間ほど。
電車の場合は、JR線と東武鉄道線を利用できます。JR線の場合は「東京」駅から東北新幹線に乗車し、「宇都宮」駅で乗り換えて「日光」駅で下車します。
東武鉄道線の場合は「浅草」駅から東武日光線の特急に乗車し、「東武日光」駅で下車します。特急は乗り換えがなく、2時間弱で到着できるのでおすすめ。JR「新宿」駅から利用できるJR・東武直通特急もあります。
日光エリアの紅葉の見ごろは、最も早くて日光国立公園内にある湿地、小田代ヶ原の草紅葉が9月下旬。続いて10月上旬に竜頭ノ滝や湯ノ湖、10月中旬には中禅寺湖や戦場ヶ原、いろは坂、日光の社寺群は11月上旬から見ごろを迎えます。場所によって時期が違うので、どのスポットの紅葉を見たいのか吟味してお出かけ計画を立てましょう。
13.宿泊も日帰りも!絶景を望む天然温泉「鬼怒川仁王尊プラザ」
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紅葉にはやっぱり温泉がつきもの!鬼怒川温泉でも貴重な源泉100%かけ流しのお湯を堪能できるのが「鬼怒川仁王尊プラザ」です。
鬼怒川ライン下りで実際に使用されていた遊覧船をそのまま浴槽にした「屋形船露天風呂」や、開放感あふれる混浴露天風呂(水着着用)の「舞台の湯」など、趣向を凝らした温泉が楽しめます。露天風呂に入りながら、眼下に鬼怒川を下る遊覧船が見られるのも魅力。紅葉に染まった渓谷美を眺めながら良質のお湯に包まれれば、心も体も癒やされます。
日帰り入浴はもちろん宿泊も可能なので、のんびり温泉に浸かりながら、紅葉三昧のひとときを過ごしてみませんか?
- 栃木県日光市鬼怒川温泉大原371-1
- 0288-76-2721
ここも訪れたい!おすすめスポット情報
PIXTA
都会の喧騒から離れて、心身ともに癒やしてくれる日光は、1日ではまわりきれないほど見どころがたくさん!
豊かな自然と長い歴史の街“日光”の、そのほかのおすすめスポットを余すことなく、ご紹介します。
14.散策に!温泉に!秋の楽しみあふれる「湯ノ湖」
PIXTA
「湯ノ湖」は、三岳火山の噴火によってつくられた周囲約3kmの堰止湖(せきとめこ)です。1周1時間ほどで周れるほどの大きさで、周囲には遊歩道が整備され、秋には散歩しながら紅葉が楽しめます。湖に映り込んだ紅葉もまた格別!
近くには「日光湯元温泉」もあり、温泉に浸かりながら紅葉を愛でるのもおすすめですよ。
- 栃木県日光市湯元
- 0288-54-2496(日光市観光協会日光支部)
15.一見の価値あり!秋色に染まる日光三名瀑の1つ「霧降ノ滝」
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華厳の滝などとともに“日光三名瀑”に数えられる「霧降ノ滝(きりふりのたき)」。滝が落ちるまでの間に水が飛び散り、霧のように見えることからその名が付けられました。高さ75mの名瀑は、かつて葛飾北斎によって描かれたこともあるほど迫力があります。
滝の正面に観瀑(かんばく)台があり、秋には周囲を紅葉で彩られた美しい滝を見ることができます。
- 栃木県日光市所野
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16.迫力満点の断崖絶壁!“とちぎの景勝100選”の1つ「瀬戸合峡」
PIXTA
「瀬戸合(せとあい)」は鬼怒川の上流に位置する峡で、深度100mにも及ぶ断崖絶壁が2kmに渡って広がっています。
川俣ダム正面の岸壁に掛けられた長さ75mの吊橋「渡らっしゃい吊橋」では、断崖と周囲の大自然を近くから眺めることができます。
特に紅葉シーズンは眺めが良く、「とちぎの景勝100選」にも選ばれています。
- 栃木県日光市川俣
17.渓谷の絶景と美肌の湯に癒やされる「湯西川温泉」
PIXTA
「湯西川温泉」は平安時代末期、壇ノ浦の戦いで傷を負い逃げてきた平家の落人たちが温泉を見つけ、その傷を癒やしたと伝えられている、歴史深き温泉です。アルカリ性の泉質で、効能は切り傷、火傷、動脈硬化、神経痛など。美肌効果も期待できるそうで、美肌の湯としても知られています。
里山に囲まれている湯西川温泉は、秋になると周囲の山々が鮮やかに色づき、観光客を魅了しています。見ごろは10月中旬から11月上旬。露天風呂から眺める紅葉は格別ですよ。
湯西川温泉の魅力は温泉だけではありません。湯西川沿いに並ぶ旅館では、川で獲れた新鮮な川魚を中心に、野鳥や鹿、熊などのジビエ料理、湯西川の珍味やサンショウウオなど、個性豊かなグルメが楽しめます。雪深くなる冬には有名な「湯西川温泉かまくら祭」も開催されます。
- 栃木県日光市湯西川
- 0288-97-1126(日光市観光協会湯西川・川俣・奥鬼怒支部)
平家落人の伝統や文化にふれる「平家の里」
平家落人の安住の地として、平家についての多くの伝統や風習が残されている湯西川。ここには平家落人の生活様式を残すため、村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民俗村「平家の里」があります。
敷地内にはモミジやクヌギなどが植えられていて、秋には赤や黄に色づき、より趣のある里に。お土産を買ったり、おいしいお菓子で休憩できる甘味などもあります。
“平家の里”近くにある平家集落には、湯治旅館や豆腐屋、手打ちそば屋なども建ち並んでいるので、のどかな里での時間をゆっくり満喫してください。(写真/PIXTA)
- 栃木県日光市湯西川温泉1042
- 0288-98-0126
・営業時間:【4~11月】8:30~17:00(最終入館16:30)【12~3月】9:00~16:30(最終入館16:00) ・定休日:年中無休
・料金:高校生以上510円、小・中学生250円
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秋色に染まる日光へ出かけよう!
秋の彩りをたっぷり楽しめる、自然豊かな“日光”。最近ではパワースポットとしても注目されていますよね。観光や温泉とともに、美しい紅葉に彩られた自然をたっぷり満喫して、良いエネルギーを思いっきりチャージしましょう。
アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、日光をはじめ栃木県で楽しめるレジャー・アウトドアスポーツをたくさん紹介しています!ぜひ、参考にしてくださいね。
(編集部注*2016年10月4日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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