
栃木県・日光の観光で訪れたい滝ランキングTOP5! 2018.10.13 日光・中禅寺湖
関東有数の観光スポットとして知られる栃木県の日光。日光東照宮など「日光の社寺」として世界遺産に登録された寺社仏閣をはじめ、見どころが多いのはもちろんのこと、都心から日帰りで行ける観光地として古くから人気があります。
そんな日光ですが、実は“日光四十八滝”と呼ばれるほど滝の名所も多いんです。今回は日光で訪れたい滝を「SOTOASOBI LIFE」編集部がランキング形式にしてご紹介します。いま日光は紅葉の見頃を迎え、旬のスポット。ぜひ紅葉に彩られた美しい滝を観賞しに出かけましょう!
【目次】
1位.華厳ノ滝
-column- 中禅寺湖の紅葉は湖上から楽しもう!
2位.竜頭ノ滝
3位.湯滝
4位.霧降ノ滝
5位.裏見ノ滝
【冬の滝はもっと面白い!滝で遊び尽くす冬限定ツアー】
- 丁字ヶ滝で美しい氷壁を登るアイスクライミング
- まるで氷の神殿!雲竜渓谷スノートレッキング
<<日光で体験できるアクティビティツアーの一覧はこちら>>
1位.日本三名瀑!豪快かつ壮麗な滝といえば「華厳ノ滝」
PIXTA
堂々の第1位は日光三名瀑のみならず「日本三名瀑」にも数えられる「華厳ノ滝」。中禅寺湖の水が高さ97mから一気に流れ落ちる壮大な滝です。
エレベーターで観瀑台に到着すると、水しぶきがかかるほど迫力満点の滝が目の前に現れます。日光に来た観光客が必ず訪れるほど人気で、夏は涼を感じられるスポットとしてもおすすめです。
エレベーターで向かう観瀑台は有料ですが、エレベーターの近くには無料の観瀑台もあります。四季折々の表情もすばらしく、今はまさに紅葉の見頃!1月から2月にかけては「十二滝」と呼ばれる小さな滝が凍り、滝が青く輝いたように見える“ブルーアイス”が現れます。
- 栃木県日光市中宮祠
- 0288-55-0030
中禅寺湖の紅葉は湖上から楽しもう!
華厳ノ滝を訪れたなら、中禅寺湖にも立ち寄りたいですよね。湖畔から眺めるのもいいですが、カヌーに乗って湖上を散策するといった楽しみ方もあります。
安定性の高いレクリエーショナルカヤックを使用する“カヌー半日ツアー”なら初めての方でも大丈夫!カヌーはパドルを漕ぎながら水上を自由に散策できるので、遮るもののない場所から湖を彩る紅葉や男体山などを堪能できますよ。
- 栃木県日光市中宮祠2482 中禅寺金谷ホテル・駐車場
2位.滝つぼに流れ落ちるさまは圧巻の美しさ!「竜頭ノ滝」
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「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」も日光三名瀑に数えられる有名な滝です。210mにわたって流れる滝が、滝つぼ近くの大きな岩によって2つに分かれ、その姿が竜の頭のように見えることが名前の由来です。
竜の流れを分ける岩や周囲を囲む木々が美しく、1枚の絵画のような光景が見る者を魅了します。もちろん紅葉の季節には、赤や黄の彩りが添えられた絶景を楽しめますよ。
- 栃木県日光市中宮祠
- 0288-54-2964
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3位.滝つぼから迫力ある姿を堪能できる「湯滝」
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東武バス・湯本温泉行き終点近くにある「湯滝(ゆだき)」は、湯の湖を水源とする落差70mの滝。「奥日光三名瀑」の1つで、湯滝を流れた水は戦場ヶ原を流れる湯川となり、中禅寺湖へ流れます。
湯滝のすばらしさは、なんといってもその迫力!滝つぼにある観瀑台から勢いよく流れ落ちる姿を眺められます。また、いかにも秘境といった雰囲気を感じさせる場所にあるのも魅力。
奥日光の奥地にあり観光客も比較的少なめなので、静かに滝を楽しむのにはぴったりのスポットです。
- 栃木県日光市湯元
- 0288-54-2496
4位.2段になって流れ落ち、渓流の変化が楽しめる「霧降ノ滝」
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「日本の滝百選」や「日光三名瀑」に数えられる「霧降ノ滝(きりふりのたき)」。滝は上下2段に分かれており、下段の滝が岩に当たって霧のように水が飛び散ることからこの名がついたといわれています。江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎が「諸国滝廻り」の1つにこの滝を選び、『下野黒髪山きりふりの滝』として描いています。
観瀑台から滝は少し遠いものの、周りを木々に囲まれているので紅葉の季節には圧巻の景色を眺められるおすすめのスポット。JR日光線「日光」駅からバスで10分ほどとアクセスも抜群です。
霧降ノ滝の上流には「霧降隠れ三滝」の丁字ヶ滝、玉簾の滝、マックラ滝があるので、こちらもぜひ合わせて観賞してみては。
- 栃木県日光市所野
- 0288-54-2496
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5位.松尾芭蕉も訪れて句を詠んだ「裏見ノ滝」
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「裏見ノ滝(うらみのたき)」は大谷川の支流・荒沢川の上流にある高さ45mの滝で、「日光三名瀑」の1つ。
かつては裏側からも滝を見ることができたのが名前の由来です。現在はお参りできませんが、滝の裏に不動明王が祀られています。
江戸時代前期の俳人・松尾芭蕉が奥の細道行脚で裏見ノ滝を訪れ、俳句を残しています。
- 栃木県日光市
- 0288-54-2496(日光市観光協会)
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冬の滝はもっと面白い!日光の滝を遊び尽くす冬限定ツアー
紅葉が彩る日光の滝は、今が最も美しいといっても過言ではありません。しかし、冬の滝もまた格別で、氷瀑や積雪によって眺めるだけでなく滝自体で遊ぶこともできるんです。ここからはそんな冬限定の貴重なツアーを紹介。秋の風情ある景色とはなったく異なる冬の滝を堪能してみませんか。
丁字ヶ滝にできた美しい氷壁を登る!アイスクライミングツアー
霧降ノ滝で紹介した「丁字ヶ滝」を舞台に凍った壁を登る体験をできるのが、「Omuche Outdoor&Sports CLUB(オムーチェ アウトドア アンド スポーツ クラブ)」が開催する“アイスクライミングツアー”。
アイスクライミングと聞くと初心者には難しいのではとひるんでしまいますが、このツアーではアイゼン(氷上や雪道を歩くために靴底に装着する登山用具)での歩行から懸垂下降まで、アイスクライミングに必要なテクニックを丁寧に教えてもらえるので経験者でなくても大丈夫!
クライミングするのは滝のすぐそばにそびえ立つ氷壁。アックスを氷に打ち込んで体を支えながら、少しずつ登っていきます。間近に迫る氷の美しさ、感触を楽しんでみましょう。
クライミングの装備はすべてレンタルできるので、持ち物は手袋と防寒着のみでOK。冬の日光をアクティブに満喫できるツアーです。
- 栃木県日光市所野「霧降ノ滝」駐車場(テニスコート前)
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まるで氷の神殿!一面氷が覆う雲竜渓谷を巡るスノートレッキング
氷の神殿かのような壮大な氷瀑を観賞できるのが、「NAOC(ナオック)」が開催する“雲竜渓谷スノートレッキングツアー”。
雲竜渓谷は日光東照宮の東、女峰山の中腹に位置する渓谷で、厳冬期には滝だけでなく川や渓谷の崖まで一面氷に覆われる景色が話題を呼び、最近ではメディアで取り上げられることも増えているスポットです。
渓谷までのトレッキングは往復10kmとなかなかの距離ですが、歩いた者だけが見られる圧巻の光景が待っていることは間違いありません。
アイゼンを装着して雪道を歩くのも貴重な体験。途中、何度か川を歩いて渡るポイントもありますよ。この時期しか見られない、神秘的な奥日光の冬を体感してみませんか。
- 栃木県日光市松原町4-3 東武日光線「日光」駅
季節それぞれに楽しみのある日光の滝へGO!
秋はもちろん、冬も面白い日光の滝。ぜひ季節ごとにその魅力を味わってみてはいかがでしょう。
日光で観光を楽しんだ後は、アクティビティにも挑戦してみませんか。今回は冬の滝で体験できるツアーを紹介しましたが、中禅寺湖や鬼怒川ではグリーンシーズンに楽しめるアクティビティも豊富です。アウトドアレジャーの予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」でぜひチェックしてみてくださいね!
(編集部注*2016年1月17日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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