海と自然、歴史の魅力を満喫しよう!勝浦の観光スポット10選 2021.10.03 千葉県
千葉県の南東部にある勝浦市はリゾート地や海水浴場が人気のスポット。自然豊かで数々の景勝地があり、多くの人が観光に訪れています。都心部から2時間程度でアクセスできるのも魅力のポイントです。
また、勝浦は歴史や文化が豊かな場所としても知られており、さまざまな伝説やいい伝えがあります。歴史について学びながら観光すればまた違った楽しみ方ができるはずです。
今回は、美しい自然を満喫でき、歴史を感じられる勝浦の観光スポット10選を紹介します。
【目次】
1.勝浦朝市
2.かつうら海中公園
3.守谷海水浴場
4.八幡岬公園
5.おせんころがし
6.鵜原理想郷
7.千葉県立中央博物館分館海の博物館
8.勝浦ウォーターアイランド
9.絶景スパ アクアパレス
10.おさかな村
■勝浦市から足を延ばしてアウトドアアクティビティを体験しよう
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1.歴史ある日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」
千葉県勝浦市で開催されている「勝浦朝市」は日本三大朝市のひとつに数えられている有名な朝市。400年以上の歴史があり、野菜や果物、魚介類など地元で採れた新鮮な食材はもちろん、勝浦の伝統工芸品も販売されています。季節によって旬の食材も変わるので、1年を通して楽しめるスポットです。朝市の会場はJR外房線「勝浦」駅から徒歩5分ほどの場所にあるので、気軽にアクセスできます。
朝市の周辺には飲食店が点在しており、買い物を楽しんだ後の朝食におすすめ。勝浦朝市の有名店「御食事処いしい」は担々麵が名物で4種類から選べます。「朝市食堂奈美」は朝6時から営業していて定食や海鮮丼、生マグロの刺身などが人気です。
さまざまなお店が出店しているので、ぜひ早起きして勝浦での買い物や食事をじっくりお楽しみください。
- 千葉県勝浦市浜勝浦319
- 0470-73-2500(勝浦市観光協会)
・開催場所:毎月1日~15日は下本町朝市通り、毎月16日~月末までは仲本町通り
・開催時間:6:30頃~11:00頃 ※天候や仕入れにより変更あり
・定休日:毎週水曜日、元旦
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2.神秘的な海中の景色にうっとり「かつうら海中公園」
JR外房線「鵜原(うばら)」駅より徒歩15分ほどのところにある「かつうら海中公園」は海に面した公園で、太平洋が見渡せる絶景スポットでもあります。一番の見どころとなっているのが海中展望塔。高さ24.4m、水深8mのこの展望塔は公園の中央に位置していて、勝浦の海のさまざまな表情を楽しめます。
海中展望塔の海上部分の展望フロアからは、美しい海の景色を一望することが可能。しかし、この海中展望塔の魅力はこれだけではありません!
展望フロアから下の階へ続くらせん階段を下り、海中フロアへ到着すると窓の外には神秘的な海中の世界が広がっています。海を泳ぐさまざまな魚の姿や海中をふわふわ漂う海藻など、ここでしか見られない景色をじっくりお楽しみください。
園内にはほかにも、海の資料館や海を眺めながら食事できるレストラン、お土産屋さんなどもあるので、ぜひ行ってみてくださいね!
- 千葉県勝浦市吉尾174
- 0470-76-2955
・営業時間:9:00~17:00(受付16:30迄)
・定休日:年中無休(荒天の場合、閉館する場合あり)
・海中展望塔入場料:大人 980円、小・中学生 480円、4歳以上の幼児 220円
3.渡島が特徴的な美しい海「守谷海水浴場」
「守谷海水浴場」は日本の渚百選や快水浴場百選に選ばれている人気の海水浴場。JR外房線「上総興津(かずさおきつ)駅」から徒歩10分の距離にあるのでアクセスも便利で、夏には多くの人が訪れます。
波が穏やかな海で透明度が高いのも人気のポイント。子供の初めての海水浴など、ファミリーには特におすすめです。周辺ではSUPやシュノーケリングなどのアクティビティも楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
海岸から170m沖に赤い鳥居が印象的な「渡島」があり、干潮時に砂浜とつながる現象が年に20回ほど見られます。渡島が浮かぶ美しい海の景色は圧巻で、撮影スポットとしても人気の場所です。
海水浴場周辺にはさまざまな宿泊施設や飲食店があるので、たくさん海で遊んだ後の休憩にもおすすめ。ぜひ守谷海水浴場で夏の思い出作りをお楽しみください。
- 千葉県勝浦市守谷地先
- 0470-73-2500(勝浦市観光協会)
4.海風を感じながら体を動かそう!「八幡岬公園」
「八幡岬公園」は、勝浦城址として整備された公園。八幡岬の突端まで遊歩道が続いており、展望広場からは灯台や沖を航行する船などを見渡せる、眺望の良いスポットです。
自然豊かな遊歩道は、美しい岬を眺めながら散歩を楽しんだり、ジョギングをするのにぴったり。子供が遊べる広場やアスレチックもあるので、海の風を感じながら体を動かすことができ、気分爽快です。
岬の突端にある展望台には徳川家康の側室だったお万の方の像があり、勝浦の海を見守っています。戦国時代には激しい戦のあった場所で、勝浦の歴史を感じられるスポットです。歴史が好きな人はぜひ、八幡岬公園の北側に鎮座している八幡神社と併せて訪れてみてください。
八幡岬公園の近くには「勝浦マリンハーバー」や「ウィズオーシャン」などマリンスポーツを楽しめる施設も充実。釣りやバナナボート、SUP、シーカヤックなど盛りだくさんなので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
- 千葉県勝浦市浜勝浦221
- 0470-73-2500(勝浦市観光協会)
5.悲しい伝説の舞台となった断崖絶壁「おせんころがし」
勝浦の西端から鴨川市にまたがっている約4kmの崖は太平洋が見渡せる絶景スポットとして有名で、通称「おせんころがし」と呼ばれています。かつては交通が不便な場所でしたが、現在は国道が通っていて、徒歩10分圏内にはJR外房線「行川(なめがわ)アイランド」駅もあり、アクセスしやすくなっています。
「おせんころがし」の名称の由来となっている伝説があります。昔、お仙という心優しい娘がいましたが、当主であった父親は強欲で、高い年貢を村人たちに課していました。そんな父親を改心させるため、お仙は説得を続けましたが叶わず、この崖から身を投げ、自分を身代わりにすることで父親を諫めたそうです。この悲話から「おせんころがし」という地名がつけられました。
この崖には「孝女お仙の碑」が建てられているので、ぜひ参拝してみてください。
- 千葉県勝浦市浜行川
- 0470-73-2500(勝浦市観光協会)
6.潮風が心地よいハイキングコース「鵜原理想郷」
外房随一といわれるほどの絶景を眺められる景勝地「鵜原理想郷」は、約2km続くリアス式海岸です。JR外房線「鵜原」駅から徒歩7分の場所にあり、多くの観光客が海岸からの眺望を楽しんでいます。
荒波によって浸食されてできたこの海岸は、地層がむき出しになった岩肌が迫力満点です。また入り江を覆うように海岸性の植物が生えていて、自然の作りだした芸術的な美しさを感じられます。
鵜原理想郷の駐車場を起点としたハイキングコースもあり、散策におすすめ。約40分のハイキングコースなので、体力に自信のない人でも気軽に歩けます。
コース上にはいくつか名勝ポイントもあるので、写真撮影を楽しみながら歩いてみましょう。爽やかな潮風の中、四季折々の自然を満喫してください。
- 千葉県勝浦市鵜原
- 0470-73-2500(勝浦市観光協会)
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