湯布院の観光スポット21選!温泉や名所で心も体もリフレッシュ 2022.09.23 湯布院
日本有数の温泉地として有名な大分県の湯布院(由布院)。
豊かな自然を感じられる景勝地をはじめ、美術館やパワースポット、テーマパークなど、多彩な観光スポットが点在しています。
今回は魅力たっぷりの湯布院から、おすすめの観光スポットを4テーマに分けてご紹介!心も体もリフレッシュできる旅を楽しんでくださいね。
【目次】
■湯布院の美しい自然を堪能する!
- 1.由布岳
- 2.金鱗湖
- 3.塚原温泉 火口乃泉
- 4.狭霧台
- 5.由布川峡谷
- 6.やまなみハイウェイ
- 7.九重“夢”大吊橋
【column】藤河内渓谷で大興奮のキャニオニング
■湯布院の名所&観光スポットを巡る!
- 8.観光辻馬車
- 9.湯の坪街道
- 10.湯布院フローラルヴィレッジ
- 11.宇奈岐日女神社
- 12.道の駅ゆふいん
- 13.湯平温泉
■湯布院でアートにふれる!
- 14.由布院ステンドグラス美術館
- 15.由布院アルテジオ
- 16.COMICO ART MUSEUM YUFUIN
- 17.工房輪葉葉
- 18.岩下コレクション
■湯布院のグルメを味わう!
- 19.CAFE LA RACHE
- 20.由布まぶし 心 金鱗湖本店
- 21.檪の丘
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湯布院の美しい自然を堪能する!
雄大な自然と絶景スポットが豊富な湯布院。街のシンボルである由布岳をはじめ、山や森、渓谷など、心が洗われるような美しい自然を巡ってみましょう。
1.万葉集にも詠まれた美しい活火山「由布岳」
由布市北部、別府市との間にまたがる「由布岳」は、標高1,584mの活火山。きれいな円錐形であることから“豊後富士(ぶんごふじ)”とも呼ばれる湯布院のランドマーク的存在です。
山頂に登れば、日本百名山の「九重山(くじゅうさん)」「祖母山(そぼさん)」「阿蘇山」などを望む素晴らしい景色が広がります。
由布岳もまた日本百名山に数えられており、その美しさは『万葉集』でも“木綿の山(ゆふのやま)”として詠まれたほど。春は新緑、初夏はミヤマキリシマの群生、秋は紅葉、冬は霧氷を楽しめ、年間を通して登山客が訪れる登ってよし、眺めてよしの魅力的な山です。
- 大分県由布市湯布院町川上
2.湖面から立ち上る湯気が幻想的な「金鱗湖」
湖に泳ぐ魚の鱗が金色に輝くのを見て、明治初期の儒学者である毛利空桑(もうりくうそう)が名付けた「金鱗湖(きんりんこ)」。由布院温泉の東、由布岳の麓にあります。
湖底からは清水と温泉が湧いているといわれており、通年で水温が高いことでも有名です。気温の低い秋冬の早朝には、湖面から湯気が立ち上るなんとも幻想的な景色を見られるのだとか!秋は湖面に紅葉が映り込む風景も格別です。
周辺には散策路が整備されているため、ぜひ魚や水鳥が泳ぐ姿を見ながら散歩してみてくださいね。
- 大分県由布市湯布院町川上
- 0977-84-3111(湯布院振興局地域振興課)
3.貴重な泉質で人気!火口見学もできる「塚原温泉 火口乃泉」
大分自動車道「由布岳」スマートICから車で約5分、「塚原温泉 火口乃泉(かこうのいずみ)」は、活火山の伽藍岳(がらんだけ)中腹にある火口から噴出する天然温泉。平安時代からこんこんと湧き続けています。
黄緑色をした強酸性のお湯は、鉄イオンの含有量が日本1位、酸性度の強さとアルミニウムイオンの多さは日本2位と珍しい泉質が特徴。
日本三大薬湯の1つとして有名で、湯治にも適した貴重なお湯を求めて全国からたくさんの人が訪れます。内湯のほか、大自然が満喫できる露天風呂や貸切制の家族風呂がそろい、源泉かけ流しを楽しめます。
温泉施設から歩いて5分ほどのところには伽藍岳の火口があり、もくもくと噴気が立ち上る様子を近くで見学できます。みなぎる大地のパワーを感じながら、塚原高原や由布岳の雄大な景色を望めば、心もほどけていくはず。火口の噴気で約20時間蒸しあげた名物「蒸し卵」もぜひご賞味あれ!
- 大分県由布市湯布院町塚原1235
- 0977-85-4101
・営業時間:9:00~18:00(7~8月は19:00まで)
・定休日:不定休
・入浴料:[内湯(2時間)]大人500円、子供(1歳以上)200円
[露天風呂(2時間)]大人600円、子供(1歳以上)200円
※そのほか、家族風呂もあり
・火口見学:大人200円、小学生100円
4.早朝の朝霧が幻想的!大分県屈指の絶景スポット「狭霧台」
由布市から別府市へ向かうやまなみハイウェイ(県道11号)の途中にある「狭霧台(さぎりだい)展望台」。標高約680mから湯布院の街並みや由布岳を望める大分県内屈指の絶景スポットです。
秋や冬の早朝には、“狭霧”という名前の通り、辺り一面が朝霧に包まれることも。まるで夢の中に迷い込んだかのような幻想的な景色に、感動すること間違いなし!
また、日没頃には由布院盆地がオレンジ色に染まるロマンチックな風景を眺められます。
- 大分県由布市湯布院町川上
5.“東洋のチロル”と呼ばれる神秘的な「由布川峡谷」
別府市と由布市にまたがる、長さ12kmの峡谷「由布川峡谷」。高さ15〜60mのV字型の峡谷から無数の滝が流れ落ちる神秘的な光景は九州百景に選ばれ、“東洋のチロル”とも呼ばれています。
涼を感じられる春夏はもちろん、紅葉が彩る秋も人気です。2017年に起こった豪雨と台風の被害で、水辺へ下りる「椿入り口」は現在も通行止めですが、「猿渡入り口」の階段が新設されました。
水辺へ下りて峡谷を歩く場合は、滑りにくく、濡れてもいい靴、肌の露出を避けた服装を選び、安全に気をつけて散策しましょう。また、峡谷の奥深くまで冒険できるパックラフトツアーも開催されています。
- 大分県由布市挾間町朴木
- 097-583-2552(はさま由布川峡谷観光協会)
・清掃協力金:中学生以上100円、小学生50円
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6.大自然の中を走り抜ける爽快ドライブ!「やまなみハイウェイ」
由布市水分峠と熊本県阿蘇市を結ぶ県道11号の愛称である「やまなみハイウェイ」。日本百名道にも選ばれた九州屈指のドライブルートで、景色の良さからライダーにも人気の道です。
先に紹介した狭霧台をはじめ、朝霧が広がる由布院盆地を見下ろせる「蛇越展望台」、雄大な九重連山の大パノラマを望める「長者原」など、景勝地が点在しています。
やまなみハイウェイから少し寄り道をすれば、歩道専用のつり橋として日本一の高さを誇る「九重“夢”大吊橋」や、春から秋には500万本の花が咲き誇る「くじゅう花公園」などの観光スポットもありますよ。
遮るものがない自然の中を走り抜けていくのは爽快!ドライブデートにもうってつけです。
- 大分県別府市から熊本県阿蘇市一の宮町宮地
7.紅葉の名所・九酔渓も一望!絶景を堪能できる「九重“夢”大吊橋」
やまなみハイウェイを阿蘇方面へ進んだら、絶景を眺めに九重町(ここのえまち)まで寄り道してみませんか?
鳴子川渓谷にかかる「九重“夢”大吊橋」は、長さ390m、高さ173m、歩行者専用としては日本一の高さを誇るつり橋で、絶景を堪能できるのが魅力!
落差83mの雄滝、落差93mの雌滝の2つの滝が並び、日本の滝100選に選ばれた「震動の滝」を見られるほか、反対側には紅葉の名所である「九酔渓」を一望。見頃を迎える10月下旬から11月中旬には、渓谷の山肌が赤や黄色に染まった美しい風景が広がります。
つり橋の西側のたもと、県道40号側には駐車場や観光案内所があるほか、地元の名産品や野菜・果物、ハンバーガーなどを販売する「天空館」もあるので、散策のあとは休憩もできますよ。
“天空の散歩道”で、スケールの大きな絶景を楽しんでくださいね。
- 大分県玖珠郡九重町大字田野1208
- 0973-73-3800
・営業時間:8:30〜16:30(7〜10月は17:00まで)
・定休日:無休(荒天時は入場制限する場合あり)
・料金:中学生以上500円、小学生200円
足を延ばして藤河内渓谷へ!大興奮のキャニオニング
由布市街から車で2時間ほどのところにある藤河内(ふじがわち)渓谷。祖母傾(そぼかたむき)国定公園内になる渓谷で、巨大な花崗岩の一枚岩には無数の甌穴(おうけつ)があり、エメラルドグリーンの水面が美しいスポットです。
藤河内渓谷では、初夏から秋にかけて「オッター」が“藤河内渓谷キャニオニングツアー”を開催。約1.5kmを体ひとつで下っていくアクティブな体験です。
天然のウォータースライダーを滑り降りたり、最大落差5mの滝つぼへ飛び込んだり、さまざまな川遊びを楽しみながらコースを進んでいきます。マイナスイオンたっぷりの渓谷を全身で楽しめば、身も心もリフレッシュ!
ツアーには小学4年生から参加できるので、家族旅行で利用するのもおすすめ。夏にはぜひチャレンジしてみてはいかが。
- 大分県佐伯市宇目大字南田原2513-5 道の駅宇目
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