朝霧高原でパラグライダーを楽しむ際の服装について 2022.05.16 パラグライダー 富士・御殿場
静岡県の朝霧高原は、雄大な富士山を眺めながら空の旅を楽しめるパラグライダーが人気。都心から比較的アクセスもしやすいため、一度は体験してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、パラグライダーにチャレンジするために何を用意すればいいのか、また、どんなものはレンタルできるのかを、朝霧高原の体験ツアーを例に紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
■まずは服装をチェック
【column】季節ごとの服装について
■あると便利な持ち物は?
■朝霧高原おすすめパラグライダーツアー!空から富士山の絶景を堪能!
■朝霧高原の近くで参加できるパラグライダー
- 伊豆半島でパラグライダー体験!太平洋の絶景を空から一望!
- 静岡県の天然記念物「鵜山の七曲」を空から眺めよう!
<<全国で体験できるパラグライダーツアーの一覧を見る>>
まずは服装をチェック
パラグライダーのツアーに参加するにあたり、まず気になるのが「何を着ていけばいいの?」ということなのではないでしょうか。服装の基本的な考え方を紹介します。
トレッキングに近いものがおすすめ
パラグライダーを体験する時の服装は、動きやすいことが重要です。普段着でも問題ありませんが、着地する時などに泥や水滴が着くこともあるので、汚れてもいい服装がおすすめ!生地の速乾性やストレッチ性、丈夫さなどを踏まえるとトレッキングの服装が最適です。気兼ねなくフライトに挑戦できます。
助走時や着陸時に転んでしまったり、滑空している間に木の枝に当たってしまったりと、擦り傷を作ってしまうシーンもありえます。ケガを防ぐため、長袖・長ズボンを用意しましょう。
靴はトレッキングシューズがおすすめ
山の斜面を走って離陸し、着地する場所も凸凹があるので、靴底がしっかりしてグリップ力もあるトレッキングシューズがおすすめです。
ローカットやミドルカットのものがある程度動きやすいためパラグライダーにはぴったり。靴底が平らな靴は滑りやすいため不向きなので注意しましょう。
手袋があると安全!
忘れがちなのが手袋です。上空では手がかじかむことが多いので装着しましょう。また汗で滑ったりラインの摩擦を防ぐためにも役立つ上に、ケガ防止もしてくれるお助けアイテムです。
整備等に使うワークグローブやマウンテンバイク用のグローブなど、手のひら部分に皮を使用しているものがベスト。ツアーでは軍手でも問題ありません。
安全のため長い髪はまとめましょう!
フライト中に髪の毛が装備にからみつくと事故の原因になる場合があります。髪が長い場合は、邪魔にならないようにヘアゴムでまとめましょう。お団子ヘアはヘルメットが被れなくなるので避けるのが無難です。
やっぱり山は寒い?季節ごとの服装について
パラグライダーは高地でのアクティビティなので、平地に比べると気温は低くなります。動き回っている間は暑いかもしれませんが、じっとしている時間は寒く感じることもあるので、普段着より少し厚着を心がけましょう。
夏の服装について
朝霧高原でパラグライダー体験ツアーを開催している「スカイ朝霧」では、夏でもウインドブレーカーの持参をおすすめしています。忘れず持って行きましょう。
冬の服装について
冬場のパラグライダーは暖かい服装か基本です。ウィンドブレーカーやジャケットはもちろん、寒さ対策としてネックウォーマーもおすすめ。手袋は軍手よりも防寒性の高いものを選びましょう。
あると便利な持ち物
ここからは、服装以外にあると便利な持ち物をご紹介します。
タオルと着替え
パラグライダーでは、装備を背負ったまま斜面を駆け下りたり登ったりして汗をかくこともあるので、タオルを用意しておきましょう。
フライトの後に観光を楽しんだり、食事に出かけるなら着替えもあると安心です。
気になるお肌に!日焼け止め
パラグライダーは高度が高く障害物のない場所を飛ぶため、日差しがダイレクトに肌に当たります。日焼け止めクリームを用意して、気兼ねなく大空の旅を楽しみましょう。
タンデムフライトならカメラ持参で!
パラグライダーに挑戦するなら大空からの景色を写真に残したい!と思いますよね。インストラクターと同乗して操作をお任せする「タンデムフライト」なら参加者は撮影OK。
カメラやスマホで絶景を残せます。落下防止のストラップをつけることをお忘れなく!
レンタル利用で身軽に参加しよう!
「スカイ朝霧」の朝霧高原パラグライダー体験ツアーなら、ヘルメットをはじめ基本装備のレンタルはすべて参加料金に含まれています。旅行と合わせて気軽に参加できるのがポイントです。
朝霧高原おすすめパラグライダーツアー!空から富士山の絶景を堪能!
「スカイ朝霧」主催の“タンデムフライト”ツアーは、インストラクターに操縦を任せられるため初心者でも安心して参加可能です。
落下防止のストラップを装着すれば自分のスマートフォンやカメラも持参OK。空から眺める迫力満点の富士山を写真に収められます。また、飛行中スリルを楽しみたい人にはインストラクターによる横揺れや縦揺れのパフォーマンスもあり、フライトを存分に楽しめるのもポイントです。
開催地は1年を通して気候が安定し、ランディング(着地)場所も広く、パラグライダー体験にはもってこい。ツアーは3歳の子供から参加できます。
- 静岡県富士宮市麓499
朝霧高原の近くで参加できるパラグライダー
朝霧高原の空からの絶景も魅力的ですが、朝霧高原周辺にはほかにもパラグライダーにもってこいのスポットがあり、さまざまなツアーが開催されています。
ここからは、朝霧高原の近くで参加できるパラグライダーツアーをご紹介。雄大な海が一望できたり、ダイナミックな川を空から眺めることができたりと、朝霧高原とはまた違った魅力的なツアーばかりです!
伊豆半島でパラグライダー体験!太平洋の絶景を空から一望!
伊豆半島もパラグライダーを楽しむにはおすすめのスポット。「今井浜フライングスクール」主催の“今井浜 パラグライダー”ツアーでは、太平洋が広がる絶景を眺めながらフライトが楽しめます。
個人の体験フライトとタンデムフライトの両方を楽しめる内容で、体験フライトでは最高15mからのフライトにチャレンジ。レクチャーを受けて練習した後、一人ひとりのレベルに合わせて少しずつ高度を上げていきます。感覚を掴んで飛ぶことができた瞬間は快感ですよ。
ツアー後には、ツアー場所周辺で山菜採りをしたり、冬は暖かいコーヒーを自分で淹れてくつろいだりと、季節に合わせた体験ができることも!踊り子温泉会館無料券ももらえるので露天風呂が利用できるのもポイントです。ぜひ疲れた体を温泉で癒やしてくださいね!
- 静岡県賀茂郡河津町見高2358-2の先2キロ
静岡県の天然記念物「鵜山の七曲」を空から眺めよう!
静岡県を流れる大井川は約4kmに渡って大きく蛇行する箇所があり「鵜山の七曲」と呼ばれています。県の天然記念物にも指定された景勝地で、圧倒的なスケールの景色が広がります。
この絶景を空から楽しめるのが、「スカイテックフライングアカデミー」主催の“タンデム体験コース”。一般的なパラグライダーは標高差が約300~500mなのに対し、このツアーは標高差約700mで約15~20分のロングフライトが特徴です。
飛行中はインストラクターがパラグライダーの操作をしてくれるので、初心者でも安心して挑戦可能。ダイナミックな大井川と、川沿いに広がる茶畑の景色を満喫しましょう。
ツアー後は茶摘み体験に参加したり、集合場所周辺で温泉に浸かったりするのもおすすめです。
- 静岡県島田市川根町笹間渡220 道の駅 川根温泉
しっかり装備を用意して最高のパラグライダー体験を!
心置きなくパラグライダーを楽しむためには装備が重要。しっかり準備して、パラグライダー初体験を満喫してくださいね!
アウトドアレジャー専門サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、全国のパラグライダー体験を紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
(編集部注*2016年3月25日に公開された記事を再編集したものです。)
家族で楽しめるアウトドアアクティビティ情報をお届け!
Instagram「そとあそび|SOTOASOBI」をフォローしよう
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事