富士山の絶景が見られる初心者おすすめのハンググライダーツアー 2019.10.22 ハンググライダー忍野・山中湖

三角形の大きな翼に吊り下がって、広大なフィールドを滑空するスカイアクティビティ“ハンググライダー”。山梨県の杓子山では、富士山の大パノラマとともにフライトを楽しめるハンググライダーツアーが開催中。今回は、ツアーの内容と魅力について紹介します！

富士山のほど近くにある山梨県の杓子山（しゃくしやま）は、日本全国でも数少ないハンググライダーのフライトエリア。

間近にそびえ立つ富士山や、季節によって色を変える周囲の自然を眺めながら楽しむハンググライダーは、爽快感抜群！忘れられない体験になること間違いなしです。

今回は、杓子山でツアーを開催する「忍野スカイスポーツ倶楽部」のハンググライダーツアーと、その魅力について紹介します。

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ハンググライダーってどんなアクティビティ？

“ハンググライダー”とは、アルミ合金製のフレームに布を張った三角形の大きな翼に、吊り下がって滑空するスカイアクティビティのこと。現在のようなタイプが生まれたのは1971年のことで、1976年から日本でも本格的に普及するようになりました。

通常でも時速30〜40km、上級者用の高性能機だと時速100km以上のスピードで滑空することができ、そのスピード感と爽快感から今も人気を集め続けています。

初心者でも上昇気流をうまくとらえられれば、高度を上げて、鳥のように自由に大空を飛び回ることができるんですよ。

「忍野スカイスポーツ倶楽部」に所属するのは、“日本ハング・パラグライディング連盟”公認のインストラクターたち。2人乗り体験フライトは、フライト歴35年以上にもなるベテランインストラクターが担当します。定期的に消防の救命講習も受講しているので、万が一のときにも安心！

また、ツアーでは不意のケガ予防のため、事前に膝や脛などにプロテクターが装着されます。また、離陸前に練習用のハンググライダーやコントロールバーを使い、助走の仕方、飛行時の姿勢などのレクチャーも行われますので、参加者も万全の状態でフライトすることができるんです。

とはいえ、自然相手のアクティビティには不測の事態はつきもの。危険性について事前にしっかり理解し、万が一のときは慌てずインストラクターの指示に従うようにしましょう。

“2人乗り体験飛行コース”は、標高1,350mの杓子山離陸地点から、落差約360mもの迫力満点のフライトを楽しめるコース。ベテランインストラクターと同乗するタンデムコースなので難しい技術は必要なく、誰でも大空をフライトすることができるんです。

天気が良ければ、遮るもののない富士山の大パノラマを間近に眺めることができます。また、春、夏は青々と茂る一面の緑、秋は真っ赤に染まった紅葉、冬は一面雪に覆われた銀世界など、四季折々の自然を楽しめるのも魅力です。

こちらのコースには、身長100cm以上の小学生から参加可能。「鳥のように飛んでみたい！」という子供の夢を叶えてあげられるチャンスですよ！

「ハンググライダーに挑戦してみたいけど、いきなり高度のあるフライトはちょっと怖い…」という人には、“トーイングフライトコース”がおすすめ！

トーイングとは、凧揚げのようにワイヤーで引っ張って、ハンググライダーを浮き上がらせること。ハンググライダーの椅子に座ったまま、離陸、飛行、着陸を行いますが、その間参加者は一切操作することなくフライトを楽しめるんです。

トーイングフライトでは、地上から約3mほどの高さで、およそ100mの距離を滑空できます。飛行時間はおよそ10秒程度ですが、目の前にそびえる富士山に向かってフライトする爽快感に、感動すること間違いなし！

また、こちらのコースにはなんと4歳から参加OK。保護者の膝の上に乗る形で、親子で一緒にフライトすることができます。小学生未満の子供であれば、大人1人分の料金で一緒に体験できますよ！

主催会社：忍野スカイスポーツ倶楽部

忍野スカイスポーツ倶楽部のフライトエリアは、東富士五湖道路「山中湖」ICから車でおよそ15分ほどの場所。中央自動車道、東名高速道路にアクセスが良く、東京都心から2時間圏内なので、日帰りで気軽にハンググライダーを体験できますよ。

「やってみたい！」と思ったら、ぜひ週末にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

アウトドアレジャー予約サイト「SOTOASOBI（そとあそび）」では、ほかにもさまざまなスカイアクティビティを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね！

（編集部注＊2015年9月4日に公開された記事を再編集したものです。）

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