パラグライダーのライセンス取得方法とは【愛知県版】 2015.12.09 パラグライダー 豊田
パラグライダーとは、長方形のパラシュートからぶら下がった状態で、上昇気流を利用し滑空しながら飛ぶスカイスポーツの一種です。
ライセンスがなくてもインストラクターの監督の下で飛行体験を楽しむことができますが、自分一人で色々な場所で飛ぶためにはライセンスが必要です。
今回は、パラグライダーのライセンスの種類や取得するための方法、費用などをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
パラグライダーライセンスの種類とは?
今回は、パイロット技能証取得後、自由に日本各地のパラグライダーエリアに行くことができる「公益社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)」のパラグライダーライセンスについて取り上げます。
ライセンス取得のためにはJHF認定のスクールに通い、学科試験と実技試験に合格する必要があります。技能証を取得する際は「フライヤー宣言」をし、フライヤー会員登録をしなければなりません。
パラグライダーライセンスの種類は色々とありますが、どこのエリアでも普通に飛べるようになりたいなら「P証」が目標といえるでしょう。
PGA級パイロット技能証 (A証)
機材の名称や装着方法などを覚え、パラグライダーを立ち上げてテイクオフ(離陸)する実技練習を繰り返して習得します。低高度でインストラクターの監督の下、補助を受けずにテイクオフ~直線飛行~ランディング(着陸)までできることが目標です。
PGB級パイロット技能証 (B証)
穏やかな風の時に、高高度でインストラクターの監督の下、指示通りの操作ができることが目標です。
PGノービスパイロット技能証 (NP証)
管理されたエリア内で、自己の判断と責任において穏やかな上昇気流を利用して飛ぶことができるレベルです。
PGパイロット技能証 (P証)
自動車でいう普通免許のようなものです。P証を所持していれば日本全国どこのフライト可能エリアでも飛ぶことができます。
その他、クロスカントリーやタンデム、教員、モーターパラグライダーなどの技能証があります。
海外でもパラグライダー飛行をしたい方は「国際航空連盟/国際ハング・パラグライディング委員会(FAI/CIVL)」が定める技能証規程に基づいて発行される国際技能証(IPPI)が必要です。
IPPIはJHFの技能証取得時に同時に申請すると割安です。世界100ヶ国以上の国々で通用します。
パラグライダーライセンスの取得費用と時間は?
パラグライダーライセンスを取得するために必要な講習費用の概算ですが、A~B証までで4~5万円、NP証までで+5~6万円、P証までで+5~6万円かかります。総額で14〜17万円程度かかる見込みで、早い方なら1年程度でP証まで取得可能です。
一般的に、自分のパラグライダー機材を購入するタイミングは、高高度フライトの練習に入るB証取得を目指す時期です。新旧にもよりますが、だいたい50万円程度かかります。
機材は初級機から上級機で特性が異なり高額なものになりますので、しっかりスクールで相談して自分に合うものを検討し購入するようにしましょう。
パラグライダーの保険について
きちんと安全性が確保された装備と日頃のメンテナンスは重要です。それでも、もしもの時のために各種保険が整備されています。主な保険の種類は次のようなものです。
フライヤー会員第三者賠償責任保険
JHFでフライヤー会員登録をすると自動的に加入となります。この保険はフライヤー会員がフライト中、第三者に物的・人的被害を与えてしまった場合に保険金が支払われます。
JHF総合保障制度
JHFが契約者となってフライヤー会員が加入できる団体傷害保険です。フライヤー自身の死亡、入院などの場合に保険金が支払われます。
機体保険
フライヤー自身が自分の機体の損傷に備えてかける保険です。フライヤー個人で手続きが必要です。
スクール賠償責任保険
パラグライダースクールやフライトエリアの管理者が任意で加入します。第三者に物的・人的被害を与えてしまった場合のスクールが負担しなければならない賠償責任に備える保険です。補償内容については入校する際確認しておきましょう。
パラグライダースクールの選び方
パラグライダーを始めようと思ったら、まずは近くのパラグライダースクールを探して入校しましょう!スクールのインストラクターから安全にフライトするための技術と知識をしっかり学びます!
いきなり入校する前に通いやすいスクールの体験フライトで雰囲気をつかむのがおすすめです!
愛知のおすすめパラグライダー体験ツアーに行ってみよう!
まずはパラグライダーを体験してみましょう!!もし愛知県でパラグライダー体験するなら、名古屋から車で約1時間で行ける中日パラグライダースクールがおすすめです!
こちらのスクールは愛知県で唯一、初級から上級までのコース別の練習エリアを備えています。名古屋市、豊田市といった都市部からの無料スクールバスも運行しています。そのため、ライセンス取得を目指す方にとっては、とても良い環境といえるでしょう。
参考記事:愛知県のパラグライダーツアーならこれだ!
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