肌寒い時に1枚あると重宝するライトアウターのおすすめ10着 2021.04.29 news
標高は100m高くなると気温が0.6℃下がるといわれています。そのため都市部よりも標高の高い山は、初夏といっても肌寒い日が多いものです。
テントの設営をしたり、薪を運んだりと日中は半袖でも汗をかくぐらい暑さを感じていても、陽が落ちてくると肌寒さを感じる、という寒暖差に悩まされることも。そんな時に重宝するのがサッと羽織れるライトアウター。軽量で持ち運びもラクチンなため1枚あるととても便利なアイテムです。
最近では生地の技術が進化しているため薄くて軽く、動きやすさを追求したものや、高い防水性により雨に強い上、衣服内をドライに保つものなど高機能なタイプが増加。1枚あれば十分な効果を発揮しますが、さらにもう1枚防寒アウターをプラスしてミッドアウターとして重ね着できるメリットも。そんなレイヤースタイルは、気温が予想しづらいこの時期のアウトドアアクティビティにぴったり!通年使えて汎用性の高い高機能なライトアウターはおすすめです。
【目次】
■初夏におすすめのライトアウター10着
-1.ナンガ「オーロラ3レイヤーフィールドシェルパーカー」
-2.マーモット×シップス「【SHIPS別注】GORE-TEX パッカブル オールウェザー パーカ」
-3.アークテリクス「フレイザー ジャケット」
-4.ザ・ノース・フェイス「ファイヤーフライマウンテンパーカ」
-5.カリマー「ウインド シェル フーディ」
-6.ミレー「ティフォン タフ ストレッチ エクスプロア ジャケット」
-7.ピークパフォーマンス「ビスライト ウィンド ジャケット FY」
-8.モンベル「ウルトラ ライトシェル パーカ」
-9.ホグロフス「ソフトシェル アノラック」
-10.サロモン「OUTRACK WATERPROOF 2.5L」
今シーズンのライトアウターの傾向
街中でアウトドアブランドのウエアを羽織るアーバンアウトドアスタイルや、SNSの浸透により山でもオシャレに過ごせるかどうかは大事なポイント。そして、機能性に加えてオシャレさも兼ね備えているのが最近のアウトドアブランドのライトアウターです。従来の快適性、機能性に加えて街でも着られるようなオシャレなモデルが増えています。
また、アウトドアアクティビティの流行もあり、山での過ごし方も多様化しているため、透湿防水性に優れた雨に強いものや汗をかいても体温が奪われにくいもの、ストレッチの効いた運動性に優れたもの、焚き火を楽しめる難燃性のもの、パッカブルで携帯がしやすいものなど、バリエーションも豊富に。この機会に自分の過ごし方にぴったりの1着をみつけてください。
初夏におすすめのライトアウター10着
初夏といえども夜や悪天候になると寒むさを感じるのが山の気候。そんな時にあると便利なのがライトアウターです。軽量で携帯性に優れたものから、防水透湿に優れた少しハードなものなど、最近では多彩なライトアウターが各アウトドアブランドから販売されています。
そこで今回は、人気ブランドの10アイテムを紹介します。
1.NANGA史上初“オーロラテックス”を使用したシェルパーカー
NANGA(ナンガ)
オーロラ3レイヤーフィールドシェルパーカー(42,900円)
1941年、近江真綿布団の産地から寝袋メーカーとしてスタートしたNANGA(ナンガ)。独自開のファブリック“AURORA-TEX(オーロラテックス)”3レイヤーを使ったスリーピングバッグは、ダウンシュラフの弱点である濡れと湿気に対応するシリーズとして人気。
そんな“オーロラテックス”を使ったシェルパーカーは生地の持つ高い防水性能に加えて、縫い目に施されたれたシームレス加工で雨や水の浸入をより防ぐ仕様。また、内部にたまった湿気を逃す透湿効果にも優れているため、アウター内部をドライで快適な環境に整えてくれます。
別売の「インナーダウンカーディガンDS」や「ダウンベスト」とレイヤードして温度調整も可能で、通年使えるアウターとして活躍してくれます。
(問)ナンガ
2.全天候型のハイスペックアウターを復刻アップデート
Marmot × SHIPS (マーモット × シップス)
【SHIPS別注】 GORE-TEX パッカブル オールウェザー パーカ(33,990円)
1974年に誕生したMarmot(マーモット)は、“生還するためのプロダクト”をテーマに、トップクライマーから絶大な信頼を得るアメリカ生まれの本格アウトドアブランド。1970年代後半、アウトドアブランドとしてGORE-TEXを最初に採用し商品化したことでも有名です。
そんな同ブランドのアメリカ軍のGORE-TEX PARKAの起源といわれる代表的なモデル「ALL WEATHER PARKA」をベースにSHIPSが完全別注。表地は2.5層の“GORE-TEX PACKLITE”にアップデートすることで防水性と防風性を高いレベルで実現。しなやかで超軽量な生地は付属のパッケージに収まるパッカブル仕様で、携帯性に優れながらも全天候型の高機能アウターです。
(問)シップス 渋谷店
3.アークテリクスらしい都会的で利便性と快適性を兼ね備えた1着
ARC'TERYX(アークテリクス)
フレイザー ジャケット(57,200円)
カナダで誕生したARC'TERYX(アークテリクス)は1998年のアパレル製品を作っていた時から、自分たちの理念を実現する唯一無二の存在としてゴアテックス社と提携。業界の常識を再定義する技術革新や製品などで常に進化をし続けるアウトドアブランドです。
バンクーバーの天候に影響を受けた「フレーザージャケット」は、防水、防風、透湿性を持つゴアテックス素材に加えて、しなやかさや着心地を追求した”GORE C-KNIT™バッカーテクノロジー”を採用。柔らかな肌触りと収納性を高めたジャケットです。また、開閉のしやすさを高めた剥き出しのフロントジップは、裏側に雨よけのフラップを付けることで雨に強い構造に。キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく街着のレインウェアとしてもおすすめです。
(問)アークテリクス
4.肌寒い夜の焚き火にピッタリ!ザ・ノース・フェイスで人気の難燃アウター
THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)
ファイヤーフライマウンテンパーカ(34,100円)
初夏といえどもキャンプの肌寒い夜には欠かせない焚き火。そんな時に役立つのが火の粉による穴開きや火傷などの事故を防いでくれる、THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)で人気の難燃アウター「ファイヤーフライマウンテンパーカ」。
耐久性に優れたコーデュラナイロンと、生地に火の粉がつくと燃焼部分の酸素を奪い無酸素状態にして、瞬時に自己消火する特殊繊維“Fire Resistant Nylon Cloth”を生地全体に使用。着火部が炭化するため溶けた生地の液だれによる火傷のリスクも軽減してくれます。収納力を考えられた大きな腰ポケットによる使い勝手の良さも抜群で、シンプルな見た目とナチュラルな風合いはアウトドアだけでなく街使いもしたくなる1着です。
5.アーバンライクな本格ウインドシェルアウターはドライで快適な着心地
karrimor(カリマー)
ウインド シェル フーディ(17,600円)
1946年にイギリスでサイクルバッグメーカーとして創業したkarrimor(カリマー)。タフで機能的なバッグは登山家からも注目を集め、次第にクライマー向けのリュックを手がけるようになりました。極限を追求するテクニカルラインの「ネイチャースタイル」と、カジュアルからトラベル、ビジネスといった日常生活のアクティビティを支える「ライフスタイル」の2つのレーベルがあり、本格仕様のアウトドアウエアだけでなく機能的で都会的なデザインのウエアも人気。
高通気素材“PERTEX QUANTUM AIR”を採用した“常に呼吸するジャケット”がテーマの「ウインドシェル フーディ」は適度な防風性を備えながら軽量・快適性に優れた高機能なシェルジャケットです。
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