八ヶ岳の麓・富士見高原でパラグライダーと一緒に楽しめる!おすすめウォーキングコース5選 2015.07.28 パラグライダー 八ヶ岳・富士見
八ヶ岳の南西一帯の裾野に広がり、富士山、日本アルプスなど日本の代表的な山々が望める富士見高原には、赤石山脈北端にある標高1995mの入笠山や、縄文時代中期を中心とする集落遺跡である井戸尻遺跡、本殿を持たない独特の作りで国の重要文化財に指定されている乙事諏訪神社など、数多くの名所旧跡が存在します。
その一方で夏に群生するユリをはじめ、四季折々で展開する独特な自然の姿が目を捉えて放しません。
「雄大な山並みと美しい草木や花々が眺められる富士見高原でパラグライダーと一緒に楽しみたい! 」そんな方のために、おすすめのウォーキングコースを5つ厳選してご紹介します
1.信濃境古木しだれ桜ウォーキングコース
中央自動車道を見下ろす長野県富士見町葛窪地区のしだれ桜は5分咲位でしょうか。冷たい雨も上がり、北から流れる雲の合間には新雪を頂いた駒ケ岳が見え隠れします。 pic.twitter.com/G2GHhlDvVK
— 富士見高原リゾート (@fkresort) 2014, 4月 22
2本の鳥居が異彩を放つ史跡・池生神社から始まって、田端、葛窪、高森観音堂、高森墓地、小林邸と樹齢200年を超える5本の古木しだれ桜を辿る春ならではのウォーキングコース。 JR信濃境駅周辺ののどかな里山を巡る全長8km、約5時間弱の道程となります。 残雪の南アルプスを背景にしだれ桜が咲き誇る光景はまるで絵画のよう。 特に田端しだれ桜は、正面にある甲斐駒ヶ岳、左手にある富士山、後ろにある八ヶ岳と絶景を織り成していて見事です。
2.高原の花と自然のパノラマビュー、八ヶ岳秘境を巡るウォーキングコース
八ヶ岳の最南端にある編笠山と、その北西にあって高山植物の宝庫として知られる西岳の登山口を始点に、清らかな水が流れる不動清水、盃流しという2箇所の自然の景観を楽しんだ後、富士見高原リゾートの創造の森彫刻公園を経由して、色とりどりの花が咲き乱れる花の里で終了するコースです。 彫刻の森は標高1420mの大自然の中に50体の彫刻を設置・展示する屋外美術館で、富士山や日本アルプスを見渡すパノラマビューが圧巻。 約7km、4時間ほどのクライマックスには、花の里で高原の一面に咲く500万輪ものカラフルなユリと白樺林のコントラストにも目を奪われるはずです。
3.100種類以上の山野草と対面できる入笠山湿原・入笠山山頂コース
花の百名山に指定されている入笠山には100種類以上の山野草が咲き、山頂からは八ヶ岳や日本アルプスの数々の山々が見渡せます。 山頂付近までゴンドラリフトが通っていて子供からお年寄まで比較的歩きやすく、年間約9万人もの来訪がある人気のトレッキングコースにもなっています。 ゴンドラ山頂駅から下って、ドイツすずらん20万本が群生する入笠すずらん公園、100万本もの日本すずらんと様々な山野草が楽しめる入笠湿原を通って、入笠登山口にある御所平の花畑までの約2kmは、1時間で花々がゆっくり鑑賞できる定番のコースです。 さらに入笠山山頂まで向かうと6kmほど、約4時間半の本格的なウォーキングコースになります。山頂のゴールでは八ヶ岳から富士山、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、中央アルプス、北アルプスの山々が眺められる絶景の360度パノラマビューが広がります。
4.蔦木宿の歴史を知る甲州街道ウォーキングコース
【旧甲州道中を歩く823】 正面に蔦木宿モニュメント。信州最初の宿場、蔦木宿に到着。 #五街道ウォーク pic.twitter.com/0FNxUqKg5A — 青空に花満開 (@hanagamankaida) 2014, 6月 1
甲州街道43番目、信州に入って初の宿場町として江戸時代に栄えた蔦木宿。連子格子造りの民家や、当時の屋号が書かれた木札があり、旧宿場町の風情が残っています。
道の駅蔦木宿から出発して蔦木宿本陣跡、蔦木宿にゆかりの深い日蓮聖人の高座石、川除古木へ、甲州街道沿いに訪ねる約3.5km、4時間程度の道行です。
釜無川の氾濫による水害から蔦木宿を守るため、宿の上の入口に作られた堤防があります。川除古木は堤防と共に水害から地域を守ろうと植えられた川除木の名残りで、現存するのはキササゲ一株、サイカチ二株、ケヤキ一株。明治31年(1898)の大水ではこの大木を切り倒して大水の向きを変え、集落を水害から守ったとか。
5.秋の紅葉と八ヶ岳の古道ウォーキングコース
八ヶ岳は紅葉真っ盛り pic.twitter.com/X2E6SVkmSp
— keiko (@keiko_epu) November 6, 2016
金色に染まったカラマツの紅葉に覆われた信玄の棒道、鉢巻トレイルの約6kmを4時間くらいで散策するコース。
小径の中に建つヨーロッパ風のペンションの周囲に整えられた庭園が楽しめる富士見高原ペンションビレッジがスタート地点。壇香梅とイチョウの紅葉が見事なお祭り広場、武田信玄が信濃侵攻に使った軍用道路とされる棒道の目印・仏供石へ。
さらに紅葉で真っ赤に彩られたヨドバシカメラスポーツセンター、ヒメバラモミ、富士見台、南アルプスビュースポットを経て、ペンションビレッジに戻ります。
ヒメバラモミは八ヶ岳と南アルプスの北部、秩父山地の海抜1000~2000mの令温帯から亜高山帯に見られる希産種。現在は推定1000本にも満たないと言われ、絶滅も危惧されるほどですが、希少な木が見せる鮮やかな佇まいには力強い生命力が感じられます。
標高1200mを越える高台から富士山が見える富士見台、美しく秋色に色づいた南アルプス山脈が望める南アルプスビュースポットは芸術的とも言える美しさです。
自然と一体化する醍醐味はパラグライダー体験から始めよう
豊かな自然と観光スポットに恵まれた富士見高原には、季節によって異なる魅力を持った多様なウォーキングコースが揃っていますね!
風に乗ってフライトするパラグライダーでは、自然と一体化する感覚を得られるのが醍醐味の一つでもあります。
パラグライダーに加えて、自然の繊細で奥深い魅力がわかるウォーキングでも、余すところなく富士見高原を満喫してみませんか?
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、八ヶ岳・富士見高原のパラグライダーツアーの詳細を掲載しています。まずはご覧になって、八ヶ岳・富士見高原ならではのパラグライダーの妙味を味わってみて下さい。
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