四国・吉野川でラフティング!一番楽しめる時期はいつ? 2016.06.03 ラフティング 四国
日本三百名山及び四国百名山の一つに数えられる瓶ヶ森(かめがもり)に源を発し、最源流の高知県白猪谷(しらいだに)から徳島県まで、西から東へと流れるのが吉野川。
吉野川は利根川、筑後川と並んで「日本三大暴れ川」の一つとされ、国内でも屈指の激流が楽しめるラフティングで人気のエリアです。
四国・吉野川でラフティングツアーが行われているのは、概ね4月から10月中までですが、ラフティングが一番楽しめる時期は、いつ頃なのでしょうか? 問われることの多いこの疑問にお答えします!
一年を通して四季折々に楽しめる吉野川。目的によっておすすめの時期は様々
急流、激流が多く、豊かな自然に恵まれた吉野川では、四季を通してどの時期もラフティングを楽しむことができます。
吉野川のラフティングツアーの開催地のほとんどが、大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)という激流が多数見られる渓谷付近で、いずれも剣山国定公園(つるぎさんこくていこうえん)に含まれる景勝地です。
吉野川でラフティングをするのに最適な時期は「一年中」「四季折々」とお答えすることができますが、「吉野川でどのようにラフティングを楽しみたいか?」という目的によっては、少々異なってきます。
激流の波を最もエキサイティングに楽しめるのは梅雨、6月中旬頃まで
5月下旬以降は上流のダムの放水もあり、安定した豊富な水量が期待できる
激流の波が大きい方がいい、ラフティングをよりエキサイティングに楽しみたいという方には、5月中旬から6月中旬頃の梅雨のシーズンがイチオシです。
もとより豊富な水量を誇る吉野川ですが、5月下旬頃から9月中旬頃までは、上流にある西日本最大の早明浦ダム(さめうらダム)が放水する回数や時間を増やすため、安定したミドルハイの水量での刺激的なラフティングが期待できます。
中でも梅雨はしばらくまとまった雨が降らなくても、早明浦ダムの放水により豊かな水量で、激流ラフティングを堪能することができます。
ハイウォーターの吉野川、大歩危・小歩危は大迫力!GW〜夏休み前は穴場
吉野川のラフティングツアーも他の地域のラフティングツアーと同様、大雨などの荒天時はもちろん、水量が多すぎても少なすぎても中止となります。ですが、ツアー会社がツアー催行可能と判断した場合でも、通常では見られないようなハイウォーターのスリリングなラフティングが楽しめることが少なからずあります。
日本最大クラスの落差の「曲がり戸の瀬」など難所の多い小歩危のラフティングコースが危険水位に達しても、小歩危コースよりは穏やかな大歩危コースでツアーが開催されるケースも多数。ハイウォーターの大歩危は希少価値大、水しぶきを浴びながら次々と押し寄せる波を越えていくのは大迫力です。
また、この時期はゴールデンウィークと夏休みの間で、比較的混雑が少ない穴場でもあり、目が離せません。
ラフティングだけでなく、水遊びも満喫できるのはやっぱり夏!
暑い夏、清流で行う水遊びは最高!希望者には岩からのジャンプ、激流サーフィンも
吉野川で行われるラフティングツアーは、ラフティングだけでなく、様々な水遊びが楽しめるのも大きな魅力です。水遊びが思う存分満喫できるのは、やはり水温が高い夏。気温も暑い中、清流で行う水遊びは最高に気持ちの良いものです。
ツアー参加者の中でご希望の方には、次から次へと迫る激流をサーフィンのように乗り越えたり、岩やボートの上からジャンプも可能です。さらに清流の中を泳いだり、川面でぷかぷかと浮かんだり、ボートを使った滑り台やバランスゲームなどもお楽しみいただけます。
ライフジャケットで泳ぎの苦手な方やお子様も安心。お盆以降は混雑も一段落
ツアー参加者は水遊びの際も全員、高浮力のライフジャケットとヘルメットを必ず身に付けるので、泳ぎが苦手な方やお子様も安心です。
最も吉野川が賑わう夏は、お盆や土日はツアーが満席になってしまうこともしばしば。お盆や土日に参加をご希望の方は、お早めの予約が必要になります。
なお、お盆以降は混雑具合も多少落ち着きます。
春、秋はのんびり桜や紅葉も堪能できる
吉野川の流れが割合穏やかで美しい紅葉も見られる秋は見どころ満載
のんびり吉野川の風景と共にラフティングをゆったりと楽しみたい方には、流れが割合穏やかな春や秋の時期をおすすめします。
四国の吉野川周辺では、春は3月から4月中旬頃まで、桜が見頃となります。5月上旬までは早明浦ダムの放水が少ないため、割に平穏なラフティングが楽しめます。
一方、秋は9月下旬以降に早明浦ダムの放水が終了、台風や秋雨前線が過ぎる10月には、時折やって来る温帯低気圧による降水を除いて、吉野川の水量は一段落し、比較的落ち着いたラフティングに。
特に10月中旬から11月中までは、周囲の美しい紅葉も見られます。
混雑も少なく、スタッフとマンツーマン状態でテクニカルなラフティング
例年混雑の少ない秋こそ、スタッフと密接に関わりあいながら、ラフティングの醍醐味を味わえるシーズンです。空いている時はスタッフとマンツーマンのような状態で、ラフティングのテクニックや楽しみ方などをアドバイスしてもらえます。
そもそも吉野川で開催されるラフティングツアーは初心者歓迎のプランばかり。どのツアーでもベテランガイドがラフティングボートの乗り方やパドルの漕ぎ方、安全に関する注意事項などについて、陸地や水上で懇切丁寧にレクチャーを行います。
まだまだ暖かい吉野川の秋。激流ポイント以外にも遊べる場所が多く、水遊び全開!
秋の吉野川は水量が少々少ないものの、ゴツゴツとむき出した岩が目立つ中を進んだり、テクニカルなラフティングが要求されるケースもたびたびです。サーフィンなどは、逆に強い巻き返しを受ける場合があります。
また、グリーンシーズン終盤のツアーでは、ガイドがしまっていた引き出しを全開にして水遊びを大サービスすることも。
激流ポイント以外にも遊べる場所が多いのが、この季節の特徴です。最高気温は20度を超え、水温もまだ温かいため、ウェットジャケットや上着などを羽織れば、寒さも気になりません。
オールシーズン魅力的な吉野川のラフティングツアーは「そとあそび」で!
どの時期もそれぞれに魅力のある吉野川のラフティング。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、吉野川の様々なラフティングツアーの情報を掲載しています。
吉野川エリアのラフティングツアーは基本的に中学生以上が対象ですが、小学生が参加できるプログラムもあります。
ライフジャケットなどの専用装備一式のレンタル料、ガイド料などもツアー料金に含まれたリーズナブルなツアーばかりで、「そとあそび」から予約申込した方に限り、ツアー料金が割引になったり、ランチや写真、温泉チケットなどが付く特典も見逃せません。
ぜひ「そとあそび」の吉野川のラフティングツアーのご紹介ページをご覧ください。
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※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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