世界遺産の富士山頂から!迫力満点のパラグライダー動画まとめ 2015.07.26 パラグライダー 富士・御殿場
標高3776mで日本一の高さを誇り、2013年6月に世界文化遺産にも登録された富士山は、パラグライダー愛好者たちにとって一度は山頂からフライトしてみたいと憧れられる存在です。
眼下に雄大な富士山を見下ろしながら行うパラグライダーも、初心者から上級者まで絶大な人気を集めています。
今回は富士山の山頂からパラグライダーで飛ぶ様子や、富士山を目の前にフライトするシーンを映した迫力満点の動画をまとめてみました!
遥か下に雲海や伊豆半島、駿河湾まで!ド迫力の富士山頂からのフライト
パラグライダーインストラクターの男性が富士山の山頂から飛び立ち、遥か下に広がる雲海や周囲の山々、遠くは伊豆半島や駿河湾を見渡している光景がまさに圧巻の一言!絶景を真下に時に平泳ぎのポーズを取ったり、悠々と大空を舞う姿は羨ましい限りです。
飛行者の少し上から特殊なカメラを使って撮影していて、静岡県の朝霧高原あたりに着陸するまでの様子がダイナミックに映し出されています。
これは4分20秒のショートバージョンですが、編集なしの36分49秒バージョンではフライトの模様が余すところなくわかって、より一層リアリティのある映像になっています。
モンブランからパラグライダー飛行した史上最年少青年も富士山頂上でダイブ
高校1年生でパラグライダーを始め、高校3年次にはヨーロッパアルプスの最高峰で標高4810mのモンブランの頂上から日本人最年少でパラグライダー飛行を成功させた浅野暢来さん。彼が真夜中に富士山を登って、美しい日の出を眺めた後、頂からパラグライダーで下山する様が3分47秒でリポートされています。
さんさんと光る太陽を目の前に地平を遠く見下ろしてフライトする姿が、パラグライダーで飛ぶ浅野さんとほぼ同じ目線で撮影されていて、パラグライダーならではの景色が味わえる動画です。
ちなみに浅野さんは、パラグライダーとトレッキングでアルプス山脈を越える、世界で最も過酷なアドベンチャーレースと言われる「Xアルプス」で優勝するのが夢だそう。
時速50kmを越えるスピードで競う「JPAパラグライダーカップ」も富士山麓で
https://www.youtube.com/watch?v=NncOUpSQjUY
パラグライダーのライセンス認定などを行っている日本パラグライダー協会(JPA)が開催するパラグライダーの競技会を「JPAパラグライダーカップ」と言います。パラグライダーカップでは、競技会当日の気象条件によって設定された目標地点を決められた順番通りにできるだけ早く周ってゴールし順位を競います。
JPAパラグライダーエキスパートパイロット技能証を所持していれば、参加することが可能です。
この動画は2015年1月に富士山麓の朝霧高原で行われたパラグライダーカップを映したもの。富士山の至近距離を色とりどりのパラグライダーが飛び交います。
一般的に上位者だと滑空時は時速50km以上もの速さになると言われます。
手が届きそうなほど間近に富士山が!大自然の絶景を見ながら空中散歩
朝霧高原のパラグライダースクール「スカイ朝霧」のインストラクターの男性が、富士山を真正面に見ながら朝霧高原周辺をパラグライダーで優雅に飛び回る有様に思わず見入ってしまいます。
山梨県南部と静岡県北部にまたがる標高1330mの天子ヶ岳よりさらに2400mの上空で南下。国指定重要文化財の五重塔など古い木造建築が建ち並ぶ大石寺を俯瞰しながら、富士山に手が届きそうなほど間近をゆったりと空中散歩する疑似体験ができます。
この日は北風が優勢だったものの高度不足で、離陸したのとは違うエリアに着陸することになったとか。天候や風向き、風速などの条件で飛び方が全く変わってくるのもパラグライダーの魅力です。
動画のようにパラグライダーで単独飛行するには技能証が必要
パラグライダーの熟練者たちが富士山周辺の素晴らしい光景を目に捉えながら大空を自由に飛行する様子は、憧れてやみませんね!
ここで気になるのは、富士山などの上空を飛ぶのに許可を取る必要があるのかということ。
上の動画にもありましたが、今まで富士山頂からパラグライダーで飛行した実例がありますが、その際は高高度フライトでも富士山からあまり離れることがないため事前許可は取らなかったようです。
動画のようにパラグライダーで単独で飛行するには、国際航空連盟や国際ハング・パラグライディング連盟、JPAなどが発行する技能証が必要です。
エンジンを搭載しないパラグライダーは民間航空規約で航空機とされ、飛行禁止区域や、飛行するのに事前に国土交通大臣に届け出が必要な区域があります。場所によっては、高度の上限・下限が法律で制限されています。
大空を自由に単独飛行するための第一歩はスクールの体験から
初心者の方でも富士山の間近で気軽にパラグライダーで飛びたいなら、パラグライダースクールの体験コースがおすすめです。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、先程動画でもご紹介した「スカイ朝霧」の各種体験ツアーを掲載していますので、ぜひご覧下さい!
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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