ただいま人気急上昇中!長野県・安曇野のおすすめ観光スポットまとめ 2019.07.31 安曇野・大町(青木湖)
長野県内でも有数の観光地であり、国内に留まらず海外からも多くの人が訪れる安曇野。
都会から自然を求めて遊びに来る人はもちろん、近年ではスローライフを求めて移住する人の動きも見られる、住むのにも注目のエリアです。
今回はそんな人気急上昇中の安曇野のおすすめスポットと自然を堪能できるレジャーを紹介します!
【目次】
- 1.穗髙神社
- 2.長峰山
- 3.安曇野わさび田湧水群公園
- 4.安曇野アートライン
【安曇野の自然を堪能できるおすすめレジャー】
- 安曇野の美しい清流で川下り
- 山々の絶景を空から眺めるパラグライダー
【column】「安曇野」の由来
<<安曇野周辺で体験できるアクティビティツアーの一覧はこちら>>
1.北アルプスの総鎮守と崇められる古社「穗髙神社」
「穗髙神社」は穗髙見命(ほたかのみこと)を祀る神社で、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)には名神大社と掲示される由緒ある古社。
穂高にある本宮をはじめ、松本市の上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮(みねみや)があることから、“日本アルプスの総鎮守”とも呼ばれています。
穗髙神社のご利益は、福徳開運・交通安全・縁結びなど。境内の神楽殿横にある樹齢500年以上といわれるスギの大木「孝養杉」は、近年ではパワーツリーとしても知られています。
年間を通して多くの神事が執り行われていますが、中でも毎年9月26、27日に行われる本宮の例祭「御船祭」が有名。県の無形民俗文化財にも指定されています。
- 本宮:長野県安曇野市穂高6079
- 0263-82-2003
2.川端康成や東山魁夷も感嘆した風景を一望できる「長峰山(長峰山休憩展望台)」
北アルプス登山の拠点として、安曇野には毎年多くの登山者が訪れます。山の景色や緑を楽しむトレッキングから、3,000mを超えるような本格的な登山まで、体力や好みに合わせて山歩きを楽しめます。
安曇野東部に位置するのが、標高933mの「長峰山」。山頂付近には「長峰山休憩展望台」があり、犀川(さいがわ)、高瀬川、穂高川の3つが合流するのを眼下に眺められる上に、安曇野の田園風景と北アルプスを一望できる絶好の場所として親しまれています。
昭和45年5月に作家の川端康成と井上靖、日本画家の東山魁夷(ひがしやまかいい)が訪れ、長峰山からの眺めを「残したい 静けさ 美しさ」と感嘆したというエピソードも残っています。日本が誇る芸術家も認めた風景を、ぜひあなたも眺めてみませんか。
- 長野県安曇野市明科中川手
3.格好の涼みスポット!北アルプスの雪解け水が湧く「安曇野わさび田湧水群公園」
環境省による「名水百選」、国土交通省による「水の郷百選」に認定されている「安曇野わさび田湧水群公園」。
公園一帯には北アルプスの雪解け水が1日に約70万tも湧き出ており、ワサビの栽培やニジマスの養殖が行われています。
水温は真夏でも15℃を超えることはなく、暑い時期には涼むのにぴったりのスポット!
近くの「安曇野の里」には宿泊施設やレストラン、ガラス工房などがあり、湧き水を持ち帰ることもできるので、あわせて立ち寄ってみるのがおすすめです。
- 安曇野市豊科南穂高
4.絵画から彫刻まで、さまざまなアートにふれられる「安曇野アートライン」
安曇野は北アルプスの山々をはじめとする美しい自然に加えて、アートでも有名な土地。
安曇野市から白馬村まで、北アルプスの麓に点在する美術館や博物館、公園といった19もの施設を結んだ道は「安曇野アートライン」と呼ばれています。
フランスの工芸作家エミール・ガレの作品を展示する「安曇野アートヒルズミュージアム」、彫刻家荻原守衛(碌山)作品をはじめ、日本近代彫刻にふれられる「碌山美術館」など、貴重な芸術作品に出合えるミュージアムが点在。
絵本画家いわさきちひろや世界の絵本画家の作品を展示する「安曇野ちひろ美術館」、国内外の絵本原画を鑑賞できる「絵本美術館・森のおうち」は子供連れにもおすすめです。
安曇野の自然を間近に感じながらアクティブに遊びたい人は、「国営アルプスあづみの公園」へ行ってみましょう。夏は川遊びや水上アスレチック、ニジマスのつかみ捕りなども楽しめます。
- 安曇野市~白馬村
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安曇野の自然を堪能できるおすすめレジャー
安曇野というと、登山やスノーレジャーといったハードなアウトドアレジャーのイメージが強いですが、実は初心者でも楽しめるレジャーも豊富!ここでは子供でも体験しやすい2つを紹介します。
水車小屋に立ち寄ったり、水遊びを楽しんだり!安曇野の美しい清流で川下り
北アルプスや安曇野の田園風景を眺めながら、小さな子供と安曇野の清流を堪能できるのが「安曇野清流川下り あめんぼう」が開催する“川下りツアー”。日本で最も長い川である信濃川の上流部分、約7kmを90分かけて下っていきます。
ツアーでは、安曇野の人気スポットで黒澤明が監督した映画『夢』のロケ地としても知られる「大王わさび農場」の水車小屋にも立ち寄りますよ。
水車小屋のある蓼川(たでがわ)は湧き水100%のため、透明度が非常に高く、川の青と水草の緑が清涼感たっぷり!
コース中盤では万水川(よろずいがわ)・穂高川・高瀬川が合流し、さらに犀川に流れ込むダイナミックな光景も堪能できます。
流れが穏やかな中をゆったりと下っていくため、なんと1歳から参加OK!浅瀬では川遊びも楽しめるので、子供も退屈することはありません。おじいちゃんおばあちゃんと3世代で体験するのもいいですね。
開催期間は4月下旬から10月上旬。ぜひ水と戯れるのが気持ちいい季節にチャンレジしてみませんか?
- 長野県安曇野市明科東川手13363
鳥のように山々の絶景を空から眺めるパラグライダー
美しい山並みを空の上から楽しめるパラグライダー。長野自動車道「安曇野」ICから車で約1時間10分、山岳リゾートとして知られる白馬村でも体験できます。
「スカイブルー・八方尾根パラグライダースクール」では、自分の力でパラグライダーを操縦する浮遊体験と、インストラクターの操縦で高度1,400mから飛び立つタンデムフライトの両方を体験できる“ミニ浮遊体験&タンデムフライトツアー”を開催。
自分の力で空に浮き上がる感覚を味わうのも、空から北アルプスを一望するのも、どちらも格別の体験!春は新緑、夏は山の頂を彩る残雪、秋は色とりどりの紅葉と、季節ごとに堪能できる景色も違います。
8歳以上で12kg程度の機材を持って歩ければ、参加OK。機材を持ち運ぶのが難しい人は、“タンデムフライトのみのツアー”がおすすめ。
安曇野エリアに訪れたなら、ぜひ体験したいアクティビティです。
また冬であれば、より安曇野から近い生坂村の“パラグライダーツアー”を体験できます。
- 長野県北安曇郡白馬村八方3901 白馬八方尾根スキースクール1F「スカイブルー・八方尾根パラグライダースクール」
「安曇野」の由来
「安曇野」という地名は、古代にこの地に移り住んだ海人族「安曇氏」に由来するとう説があります。
安曇氏は、もともと北九州の玄海を本拠地とする海人族の1つで、少しずつ全国に勢威を広げ、信濃の国にも定住するようになったのだとか。
先に紹介した「穗髙神社」が祀る穗髙見命も安曇氏の祖神といわれています。(写真/PIXTA)
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自然からアートまで!安曇野の魅力にふれよう
自然だけでなく、文化や芸術にも恵まれた安曇野。またソバや川魚、山菜、ワインなどおいしいものも豊富で、観光をするのにおすすめの場所です。
天高くそびえる北アルプスの山々は、春夏秋冬どの季節に眺めても胸に迫る美しさ。ぜひ1度、安曇野の景色や文化、グルメにふれてみてください。
アウトドアレジャーの専門予約サイト「SOTOASOBI(そとあそび)」では、安曇野周辺をはじめ、全国で体験できるアクティビティを紹介しています。お出かけ前にこちらもチェックしてくださいね。
(編集部注*2015年3月10日に公開された記事を再編集したものです)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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