名護の歴史を巡る旅!押さえておきたい観光スポット 2015.10.05 名護
かつて琉球王国と呼ばれた南方の島、沖縄。名護市はその沖縄本島の北部にあります。日本で最も早咲きの桜、ヒカンザクラの名所があることでも知られています。
そんな名護の歴史を感じられる観光を…と思ったら、どこへ行くのが良いでしょう?今回はおすすめのスポットを紹介します。
名護博物館
名護博物館の入口上のブーゲンビレアがすごくきれい pic.twitter.com/R9DiQkvNlb
— m amepo n (@mamepon_2) December 17, 2016
名護博物館の展示テーマは「名護・やんばるの生活と自然」。建物の入口で、庇を覆うブーゲンビリアが出迎えてくれます。
1階はかつて名護周辺に住んでいた人々が使った古民具や衣食住、家や田畑の様子を展示。2階は主にジュゴンやクジラ、イルカなど海洋生物のはく製、昆虫の標本など名護の生物の展示です。ケースに入れずに露出展示しているので、民具やはく製などを間近で見ることができます。名護の古代から近代までの歴史を垣間見ることができますよ。
■ 基本情報
・名称:名護博物館
・住所:沖縄県東江1丁目8-11
・電話番号:0980-53-1342
・開館時間:火~日曜日 10:00~18:00 臨時休館日等あり
・入場料金:大人160円、大学生100円、小中高学生50円 団体割引あり
沖縄歴史民俗資料館
海燕1号です。海燕社の小さな映画会8月会を御支援下さった「NPO法人 沖縄県琉球創作人形協会」と「沖縄歴史民俗資料館」に感謝!座間味末子先生の作品は沖縄歴史民俗資料館(名護市中山「御菓子御殿」の向い)で観れます。琉球人形!是非! pic.twitter.com/YO7PZ7YJVK
— 海燕社 (@kaiensha) July 29, 2016
沖縄歴史民俗資料館は、赤い瓦屋根のしゃれた建物いっぱいに沖縄の歴史をぎゅっと詰め込んでいます。
鮮やかな色の陶器や職人の技が光る漆器、シーサー像などが並び、機織り機や臼など古民具、果ては世界中の貝や琉球文化を再現する人形などが展示され、貿易で栄えた琉球王国の面影を目のあたりにすることができます。
■ 基本情報
・名称:沖縄歴史民俗資料館
・住所:沖縄県名護市中山1024-1(やんばる憩いの森店向い)
・電話番号:0980-54-8515
・開館時間:10:00~18:00(夏季は~19:00)最終受付:閉館時間の30分前
・入場料金:大人(16歳以上)500円、小人(4歳以上)300円 団体/セット割引あり
名護城跡 と 名護さくら祭り
名護城(なんぐすく)は約600年前、14世紀頃に名護の按司(あじ:琉球王国時代の領主)の居城であったと言われており、現在は城跡一帯は名護中央公園となっています。
石垣などの遺構はありませんが、中央公園内に名護城の由来の石碑があり、展望台から名護湾と市内を一望できます。かつてここにあった王国を偲(しの)んで静かに佇むのも一興です。
また城跡のある名護中央公園は、毎年1月末には「名護さくら祭り」の会場になります。大正時代の初め、青年団が桜を植樹したのが名護城跡の桜の始まりで、濃いピンクに色づく緋寒桜(ひかんざくら)は日本一早い桜として大勢の人々に親しまれています。
ひんぷんガジュマル
名護市の大通りにそびえ立つ「ひんぷんガジュマル」は推定樹齢300年以上、国の天然記念物であり名護市のシンボルの一つです。その名は樹下の石碑、三府龍脈碑の別名「ヒンプンシー(屏風石)」に由来すると言われ、地元の方々からとても大事にされています。
300年前まさにここにあった琉球王国は、江戸幕府下の薩摩藩と中国大陸の清朝との間に挟まれながらも実質的な独立と独自の文化を保っていました。その頃から変わらず名護の人々の暮らしを見つめ続けるひんぷんガジュマルを見上げ、時の流れに思いを馳せてみましょう。
ヘリオス酒造
https://www.facebook.com/HeliosSyuzo/photos/a.468751596485210.127748.246959855331053/609974319029603/?type=1&theater
時を経た味のある色味の壁や赤瓦の屋根の下、ヘリオス酒造の製造工場では沖縄名産の蒸留酒「泡盛」を始め、いも焼酎やビール、ハブ酒(!)などが製造されています。沖縄の歴史と自然の恵みを活かしたおいしいお酒が長く作られており、貯蔵庫にうず高く積み上がった泡盛の樽、樽、樽…その数とどっしり構えた姿に圧倒されます。
工場見学では試飲コーナーがありショップも併設されています。おみやげに良さそうですね。
■ 基本情報
・名称:ヘリオス酒造株式会社
・住所:沖縄県名護市許田405
・アクセス:那覇空港からタクシーで約70~130分、料金約¥12,000
(レンタカーで約70~130分、高速料金¥1,000)
・電話番号:0120-41-3975
・見学時間:(1) 10:30~ (2)13:30~ (3)15:00~ (4)16:30~
(年中無休、12/30~1/3及び臨時休業時除く)見学は要予約、当日も受付
・入場料金:無料
名護市の豊年祭
地元の方々により代々継承されている沖縄の伝統行事で、自然の恵みに感謝するためのお祭りです。名護市では毎年9月頃、4つの地域で開催され、地域ごとのガイドによる紹介ツアーもあります。
各地域の公民館に舞台が設けられ、色鮮やかな民族衣装をまとった踊り手による伝統の踊りや獅子舞などの伝統芸能を楽しめます。
最後に
いかがでしょうか?あちらこちらに顔を見せる名護の往時を思いながら現在の街を見回すと、きっとどこかいとおしく感じられてくることでしょう。歴史巡りが好きなあなたもぜひ名護にお出かけください!
また名護には歴史を感じられるスポットだけではなく、自然に溢れたスポットもたくさんありますので、アウトドア体験もおすすめです。
アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」では沖縄・名護で楽しめるアクティビティを多数紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
【アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」で沖縄のレジャー・アクティビティを探してみる!】
■関連記事■
沖縄本島・名護にいくならはずせない!おすすめ観光スポットまとめ
沖縄本島・名護のお土産といえば?おすすめのお土産スポットまとめ
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事