カヌーで行ける河口湖の無人島”鵜の島”ってどんなところ? 2016.01.22 カヌー・カヤック 河口湖・本栖湖
河口湖は富士山のすぐそばに位置する”富士五湖”の1つ。湖岸線は富士五湖の中でも最も長く、面積は2番目の大きさを誇ります。
富士山が世界遺産に指定される際に、構成資産の一部として河口湖も世界文化遺産に登録され、ますますたくさんの観光客が訪れる観光名所となりました。
そんな河口湖には富士五湖内で唯一の無人島”鵜の島”があります。
今回は鵜の島の歴史と魅力を詳しくご紹介!これを読めば、河口湖に行ってみたくなりますよ!
鵜の島の歴史
鵜の島の歴史は長く、土中からは縄文時代初期から弥生時代の土器や石器類が出土しており、大変重要な遺跡としても認められています。
歴史の中でも度々登場し、合戦から逃れた武士が避難場所として逃げ込んだり、天文23年には武田信玄の伊那群侵攻の際に捕らえられた、神峰城主の知久頼元親子が鵜の島に幽閉されたという記録も。
そんな歴史的にも貴重な鵜の島は、現在では町の重要文化財に指定されています。
鵜の島には何があるの?
鵜の島。
いつだか歩いて渡れた事があったんだよな。 pic.twitter.com/usnPQnedbW— はたじ (@hatajimize) January 1, 2015
鵜の島は豊かな緑が生い茂り、島内には”鸕鷀嶋神社(うのしまじんじゃ)”があり、島の弁天と呼ばれている弁財天が祀られている神聖な場所。
毎年4月25日には鸕鷀嶋神社例大祭が行われ、山梨県指定の無形文化財”稚児の舞”が奉納されます。
稚児の舞は河口湖そばにある世界文化遺産に登録された”河口浅間神社”の例大祭でも奉納される舞。
富士山の噴火や地震などの災害を鎮めるため、神様に和み穏やかになって欲しいと祈願する舞と言われています。
鵜の島へのアクセス方法
河口湖大石公園~鵜の島越しの富士山。 pic.twitter.com/38El6QM4IG
— nori (@nori21136940) October 28, 2015
鵜の島は湖岸から500メートル程の距離にあり、島に繋がる橋などはありません。
4月25日の例大祭の日のみ大石地区から船が往来しますが、通常は島に渡るにはボートやカヌーなどで自ら漕いで行くことになります。
鵜の島に行ってみたい!そんな方は…
こんな神秘的で魅力いっぱいの鵜の島に一度は降り立ってみたいもの!
そんなあなたには”カントリーレイクシステムズ”の河口湖カヌーツアーをおすすめします。
使用するのはカナディアンカヌー。安定感があり、比較的安全なボートなのでカヌー未経験の方でも大丈夫!富士山のある美しい景色を悠々と楽しめる人気のツアーです。
そして、天候など条件が良ければ鵜の島へ上陸することが可能!興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい!
■ 基本情報
・名称:カントリーレイクシステムズ
・住所:〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖大石2954-1 ウィルダネスパークロッヂ
・アクセス:河口湖駅→バス「北浜荘前」下車→徒歩5分程度/河口湖ICよりR139を本栖湖方面へ、東恋路交差点を右折し河口湖大橋を渡り北岸の河口湖湖畔道路へ ※河口湖駅より送迎あり(要予約)
・営業時間:8:00~20:00
いかがでしたでしょうか?!観光名所で有名な河口湖ですが、鵜の島へ上陸出来るのはカヌーならではのレアな体験。
アクティビティの予約が出来るサイト「そとあそび」ではカントリーレイクシステムズのカヌーツアーをご紹介していますので、興味が沸いたら早速チャレンジしに行きましょう!
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
最新記事
ピックアップ
マンスリーチョイス
その他の記事
人気の記事