ラフティング大会≪長良川WWF≫とは?! 2016.04.14 ラフティング 郡上・ひるがの高原
岐阜県郡上市を流れる日本三大清流のひとつ長良川は、ラフティングスポットとして大人気。長良川ラフティングの特徴は、激流と穏やかな流れどちらも楽しめることです。
そんな長良川で毎年10月に開催されているレースラフティング大会「長良川ホワイトウォーターフェスティバル(長良川WWF)」をご存知でしょうか?今回は長良川で行われる熱きバトル‟長良川WWF”についてご紹介します。
長良川WWFとは?
Posted by 長良川ホワイトウオーターフェスティバル on 2014年10月13日
長良川WWFは、1993年世界選手権に招待された長良川のチームによってスタートした歴史あるレースラフティング大会。日本のラフティング競技の発展・普及を目指すため、世界選手権と同じ競技種目で行われています。
開催当初は、わずか6チーム40人の参加者で始まったこの大会も今では毎年、300人以上が参加する大きなイベントへと発展しています。
ラフティング上級者から初級者まで幅広い層が参加できるのも長良川WWFならではであり、より一層ラフティング競技人口を増やすことに貢献している大会といえます。
長良川WWF競技種目
知ってる方も多いと思いますがナポリとして報告します!
長良川wwf結果
スプリント1位
h2h 1位
スラローム 1位
ダウンリバー 1位
総合 1位
ナポリはこの大会で解散となります。最後にこの様な成績を残せたことを嬉しく思います! pic.twitter.com/O33q5eaI1H— まーばら (@capuru0) 2014年10月14日
まず、レースラフティングとは、6人乗り部門と4人乗り部門があり、ラフトボートで激流を下る際の「スピード」「正確さ」をタイムで競います。激流での選手一人一人の操艇技術と体力はもちろん、チームワークと川を読む力も重要です。
競技種目は、「スプリント(100点)」「H2H(200点)」「スラローム(300点)」「ダウンリバー(400点)」の4種目で、各種目ごとにポイントが振り分けられています。この4種目の合計ポイントで総合順位が決められます。
スプリント
スプリントとは、500メートル以内の短距離(約1~2分に相当する距離)レース。くじ引きで決められた順番で1チームごとに下り、そのタイムを競います。スプリントは大会の最初に行う種目であり、そこでのタイムがその後のレース展開に有利に働きます。
H2H
H2Hとは‟Head to Head”の略で、500m以内の距離を2艇同時スタートで戦うトーナメント方式の競技です。スタート直後には、お互いのボートやパドルを激しくぶつけ合う直接対決ならではの緊迫感溢れる場面が見られます。
スラローム
スラロームとは、設置してあるゲートを通過するタイムを競う種目で、ゲート不通過や接触は減点になります。そのチームの操艇技術が試される種目といえるでしょう。
ダウンリバー
ダウンリバーは、5㎞以上の長距離コースを下るタイムを競います。長距離を下るフィジカルの強さ、そして、4種目の中で最もポイントが高く付与される重要な競技という点でメンタルの強さも試されます。
長良川WWFのスケジュール
改めてですが長良川wwfに出場してきました!
RJ1入りならず悔しい結果でしたが、レース本番ならではの良い経験ができました。
来年はリベンジします! pic.twitter.com/10PHRffgXu— 上智大学探検部 (@sophiatanken) 2015年10月13日
長良川WWFは3日間に渡って行われる、参加人数・規模共に大きなラフティングの大会。参加者にとっては、1日目の競技タイムが非常に重要になってきます。
なぜならダッキーを除く全ての競技では、初日のタイム上位のチームを”RJ1”、それ以下のチームを”RJ2”とグループ分けを行い、2日目以降はそのグループ内のみで争うことになるからです。
つまり、初日の成績で大まかな順位が決まってしまい、RJ2の1位になったとしてもRJ1の1位の下位ということが決定してしまうのです。
そのため、初日から参加者たちは全力を尽くして競技に臨まなければならず、1日目から白熱した迫力のラフティングレースが繰り広げられます。
長良川wwf一日目はみごと20位で滑り込みでRJ1に進めました!\(^o^)/
あしたはスラロームがんばりますぜ(`・ω・´) pic.twitter.com/facl00ZO— ぽんつよ (@pontsuyo2445) 2012年10月6日
参加者たちは…
昨年の長良川WWFダウンリバー終了後、集合写真。
前列中央がLの女性。 pic.twitter.com/cyvwzvrHBC— 早稲田大学ワンゲル部2014新歓情報 (@wangelshinkan14) 2013年3月22日
大会参加者は学生から社会人までチームはさまざま。大会が終了すると、レースの成績を反省する人、勝利を喜ぶ人など悲喜こもごものドラマがあります。
3連休を使って参加してきた川でのレース、無事優勝できた!うれしい! RT @yyyoko :[報告]第18回長良川WWFダッキー部門総合優勝しました!
— Harutter (@kharutter) 2011年10月10日
トレ終了。長良川WWFが終わり、悔しさからモチベが上がってるなう。
— tyoko (@yyyoko) 2010年10月14日
結果に関係なく、全力で大会に挑戦した選手の皆さんの様子は晴れ晴れとしており、達成感に満ち溢れています。
長良川WWF終了。
試合は完敗でした…自分の力不足を痛いほど感じました。
明日からまた大きな目標に向けて頑張ります!— Takuma Katori (@TakumaKatori) 2012年10月8日
もうすでに来年のWWFを見据えている、熱い選手たちばかりです。
ラフティングに挑戦してみたい!と思ったら…
ここまで、長良川のラフティング大会‟長良川WWF”について紹介してきました。「大会とまではいかないけど、自分もラフティングに挑戦してみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。
大会の舞台である長良川には、初めての方でも楽しめるラフティングツアーが盛り沢山。今回はアウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」からおすすめツアーを紹介します。
ODSS 長良川ラフティングツアー
お客様の好みや目的に合った様々なコースを用意する「ODSS」。1日思いっきり長良川を満喫するなら、中学生から参加できる「1日コース(ランチ付き)」がおすすめ。
長良川最大の瀬「ケムシの瀬」では、ボートがフリップする(ひっくり返ること)程の白く波立つ激流が待ち受けています。一方穏やかな流れでは、岩場からのジャンプやウィリーなど全身で長良川を満喫できます。
また、夏にはシュノーケリングが体験できちゃいます!特別天然記念物のオオサンショウウオやアユなど清流にのみ息づく生物の暮らしが見られます。こんな貴重な体験ができるのもODSSならではです。
【そとあそび申し込み特典】
ウェルカムドリンクのプレゼント!
アースシップ 長良川ラフティングツアー
「全てのお客様に満足を届けることは当たり前」をモットーに愉快なスタッフが案内する「アースシップ」の長良川ラフティングツアー。「半日コース(写真&温泉付)」では、長良川の中でも水質・水量抜群の美並地域を半日かけて下ります。
約200mの激流ゾーン通称「三段の瀬」では、全身びしょ濡れのド迫力ラフティングでエキサイト。穏やかな流れでは、思い思いの川遊びを満喫できます。また、ラフトボートを使ったハラハラドキドキのサーフィンも楽しめます。
ツアー中にドリンクサービスもあり、”アースカフェ”より手作りクッキーとドリンクが差し入れされます。河原で美しい自然を眺めながら、みんなでゆっくりと楽しい時間を過ごしましょう。
そして、ラフティングを楽しんだ後は、近くの温泉でゆっくりと疲れた体を癒せる特典も付いています。
【そとあそび申し込み特典】
通常料金より平日¥500割引(お盆期間除く)となっています。※特典は、本サイトより申込をされた場合のみ適用となります。
トリッパー 長良川ラフティングツアー
ラフティングだけでなく、すべてを開放して長良川の自然を楽しみたいなら「トリッパー」のラフティングツアーに参加してみましょう。トリッパーで人気のツアーはダッキーやキャニオニングなど他のアクティビティと一緒に楽しめる半日コンボです。
中でも「ラフティング&ケイビング半日コンボツアー」はほかのツアー会社では味わえない経験がいっぱいの楽しい内容になっています。
ケイビングの舞台となるのは郡上温泉そばの洞窟。洞窟は鍾乳洞になっており、内部は美しい鍾乳石に覆われています。明かりが無いため、頼れるのは装着しているヘッドライトの光のみ。
洞窟内はほふく前進でないと進めないほど狭い場所もあり、まさに探検をしている気分です。天井にはコウモリがいることもあり、かなり近い距離で観察することができます。
ケイビングが終わるころには、体中泥だらけ。早速着替えて、ラフティングに挑戦です。さっきとは打って変わって、スピード感ある迫力の川下りで気分爽快。冒険とスリルがたっぷり詰まった約5時間のツアーです。
【そとあそび申し込み特典】
メモリーカード持参の方には、ツアー中にガイドが写した写真データをその場でコピー致します。(※ツアー写真データを収めたCDは、申込代表者に1組1枚郵送します)
スピリット 長良川ラフティングツアー
「スピリット」のラフティングツアーでは、ボート貸し切りプランがあり、最大8名まででしたら一艇のボートを貸し切って仲間内だけでワイワイ楽しむことができます。
中でもおすすめが「【ボート貸し切りプラン】1DAYまんきつコース」。周りに気兼ねせず、気心の知れた人たちだけで思いっきり楽しめるうえに、ランチや温泉入浴サービスまで込み込みの嬉しいポイントがいっぱいのツアーです。
ツアーの合間にはドリンクサービスもあり、ボートの上でのんびりティータイム。おやつまで付いている至れり尽くせりの内容に、参加者は思わず素敵な笑顔に。
ゴール地点の隣に温泉があるので、終わった後は着替えずにそのまま温泉へ直行できます。サウナや露天風呂も備えており、アフターフォローもばっちりです。
【そとあそび申し込み特典】
100円割引券をプレゼント!(1枚/1名)
※参加日当日、レンタルシューズ、販売用品、ドリンクなどにご利用いただけます。
いかがでしたか?
今回は長良川WWFについてご紹介しましたが、日本国内では他にもたくさんレースラフティング大会が開かれています。2017年には四国・吉野川で世界大会開催が決定しています。今後ますます国内のレースラフティングが盛り上がりを見せることでしょう。
そして、競技としてだけではなく、川の大自然を満喫するアクティビティとして楽しめるのもラフティングの魅力。アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、まだまだたくさん長良川ラフティングツアーを紹介していますのでぜひチェックしてみて下さいね。
【アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」で長良川ラフティングツアーをチェックする】
(編集部注*2015年12月29日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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