高山観光ならホテルはここに決まり!温泉を楽しむ3つの宿屋 2016.02.29 高山・飛騨
「飛騨(ひだ)の小京都」とも称され、かつて城下町として発展した岐阜県の高山は、江戸時代の城下町の姿をそのままに残す三町(さんまち)周辺の古い町並みや、世界文化遺産にも登録された白川郷など、歴史ある建造物や自然に恵まれた人気の観光都市。
中心市街地にあるJR高山本線・高山駅付近に温泉宿が集中する飛騨高山温泉郷も、国内外の観光客が大勢訪れる話題のスポットです。
平成になって以降、湧き出た飛騨高山温泉は、北アルプスに積もった豪雪が雪解け水となり、長い年月をかけて地中深くしみ込んで湧出したもので、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性の他、肌がつるつるになる美肌の効能などもあるそうです。
この飛騨高山温泉を堪能できる、おすすめの宿泊施設を3つご紹介します!
1.本陣 平野屋 花兆庵(かちょうあん)
高山名物の古い町並みや高山陣屋(たかやまじんや)などにもアクセスの良い、中心市街地にある高山随一の日本旅館の老舗が、「本陣 平野屋 花兆庵(かちょうあん)」です。
女将と本陣太鼓が出迎える旅館内には、開放感のある大きなガラス窓から風流な坪庭が見える広々とした内風呂「石橋の湯(しゃっきょうのゆ)」や、高山の名誉市民で明治-昭和に行きた政治家・牧野良三の生家を改装して造られた女性限定のリラクゼーション施設「りらっくす蔵」といった評判の温泉施設があります。
異なる棟の別館の最上階7階には、夜は満点の星空と夜景を独り占めできる男性のための露天風呂「月あかりの湯」なども。
「りらっくす蔵」には、古民家にあった蔵をそのまま浴槽に仕立てたお風呂や、粋な和の意匠が女性の心をくすぐる休憩所、アロマオイルのマッサージやエステといったサービスも充実しています。
客室は全28室で半露天風呂やヒノキ風呂がある部屋もあり、飛騨牛や寒ブリといった飛騨名物や、この地ならではの旬の野菜をふんだんに使った会席料理も大好評。ゆったりとくつろげる個室料亭も備えていて、「百のおもてなし」と謳う細部まで行き届いた心づくしに、身も心も満たされます。
■基本情報
名称:本陣 平野屋 花兆庵
住所:岐阜県高山市本町1-34
アクセス:JR高山本線・高山駅より徒歩約7分、車で約3分、中部縦貫自動車道・高山西ICより国道158号約20分
2.飛騨 高山温泉 旅館 宝生閣(ほうしょうかく)
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陣屋朝市や古い町並みまで徒歩約3分、城山公園入口の、市街地が見下ろせる眺望の良い高台に建つ「宝生閣(ほうしょうかく)」。
自慢の温泉は、女性の「天女の湯」、男性の「仙人の湯」にそれぞれ2つの露天風呂と大浴場があり、前者にはジャグジーの露天酒樽気泡風呂、後者には寝そべって入るヒノキの露天寝湯風呂や、飛騨高山温泉露天石風呂も。
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最上階5階には、市街のパノラマの絶景が見渡せる2つの展望露天風呂、2010年春にリニューアルした女性専用の露天風呂もあるリラクゼーション・スペース「織姫」、高山市内で他の宿泊施設に先駆けて作られた露天風呂付客室などがあり、美しい古都の景色を眺めながら、心ゆくまで旅の疲れを癒やすことができます。
高山城址の四季折々が楽しめる客室は、全61室。和室から和洋室、洋室まで様々なタイプから選べます。飛騨牛、飛騨フレッシュポーク、恵那鶏といった飛騨を代表する食材を素材の持ち味を生かして調理した会席料理は、3つもあるお食事処でじっくり味わえます。
至れり尽くせりでありながら、さり気なく素朴なおもてなしは、旅行新聞新社が主催する「プロが選ぶホテル・旅館100選」に10年連続で入選したと聞いて十分うなずけます。
■基本情報
名称:飛騨 高山温泉 旅館 宝生閣
住所:岐阜県高山市馬場町1-88
アクセス:高山駅より徒歩約15分、車で約5分
3.飛騨高山温泉旅館 飛騨亭花扇(ひだていはなおうぎ)
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「飛騨亭花扇(ひだていはなおうぎ)」は、高山駅から車で約7分というアクセスに便利な立地ながら、市街地の喧騒とは無縁の、静かにくつろげる純和風温泉宿です。
神代檜(じんだいひのき)や神代杉、吉野杉などをロビーから客室まで全てにあしらい、天然木のぬくもりが暖かい館内は、いかにも飛騨高山らしい重厚な雰囲気を漂わせています。
飛騨高山の温泉旅館の中でも数少ない自家源泉の天然温泉「神代の湯(じんだいのゆ)」は、地下およそ1200mから湧き出ているという名湯で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。しっとりなめらかでとろみのある美容液のような手触りがたまりません。
お雛様見にきた٩(๑❛ᴗ❛๑)۶で足湯もどうぞって言われて♡ᵕ̈*⑅୨୧ありがたく入っております。 @ 飛騨亭 花扇なう http://t.co/qzqAO3164c pic.twitter.com/eGWehqxuov
— ゆみtora (@yumitigers) March 12, 2014
男女1つずつの内風呂、季節季節に風情溢れる空間も楽しめる貸切露天風呂の他、デッキチェアを配した開放感溢れる露天風呂付の客室もあります。モダンな和空間の湯上がりサロンや、1階のオープンスペースの足湯でもリラックスできます。
最高級の飛騨牛と、日本海から直送された新鮮な魚介類、山菜などが存分に味わえるお料理は、夕食、朝食共に客室ではなく、料亭の個室のようなプライベート空間でご堪能いただけます。アルコール類などが楽しめる、気取らない雰囲気のナイトラウンジで、飛騨の夜を悠然と過ごすこともできます。
■基本情報
名称:飛騨高山温泉旅館 飛騨亭花扇
住所:岐阜県高山市本母町411-1
アクセス:高山駅より車で約7分、高山ICより国道58号約10分
飛騨高山の醍醐味は、アウトドア体験ツアーにも参加して体感しよう
温泉はもとより、飛騨高山独特の魅力が満載の宿ばかりですね。
飛騨高山の素晴らしさをより一層感じたいなら、冬の荘川高原やひるがの高原で、言わば「雪上のボディボード」であるエアーボードを体験してみるのはいかがでしょうか?
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、中学1年生から参加可能の「トリッパー 荘川・ひるがのエアーボードツアー」(※12月下旬~3月下旬開催)など、飛騨高山のアウトドア・アクティビティの初心者向け体験ツアーの情報を掲載しています。ぜひご一読下さい。
(※なお、この記事でご紹介した宿泊施設の温泉施設は、2016年2月22日現在、いずれもご宿泊のお客様のみ利用可能、日帰り入浴サービスは行っておりません)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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